こんにちは日本共産党の渡辺みつるです

日々の活動を書き込みしています。
ご意見や要望などをお寄せください!
お待ちしています。

幻想を抱くより現実の見極めを!

2013年03月05日 20時52分44秒 | インポート

 今日から新年度(2013年4月1日~2014年3月31日)の予算委員会の審査(質疑)がはじまりました。党議員団(4人)としては、一般会計予算委員会に私と小野寺幸恵議員が、企業会計予算委員会は冨岡隆議員(副委員長として)と谷本誠治議員が所属し、各委員会(14人構成)の審議は13日(水)までの1週間を予定しています。

 以前は、代表質問のあとに一般質問がありましたが、会期期間の効率的運用をめざすことから、本会議では会派代表質問制を導入し、一般質問を廃止して予算委員会で市政方針などを含めた幅広い質問を行うことになりました。(私の記憶では10年前?に改定したと思います!)

 今日は、総務費の質疑に入りましたが事前に11人の委員さんから質問通告があって、今日は私を含めて7人の質疑で終了しました。

 私は、①庁舎内の防犯対策について、②都市計画道路(美沢・錦岡通)について、③道の駅について-質問しました。質問内容をすべて書き込むことが出来ませんので、今日は“都市計画道路(美沢・錦岡通)”について報告します。

 今から55年前(昭和33年)のこと。高速道路と道道双葉バイパス通りとの間の山側に沿って、市街地を通過しない都市計画道路が決定しました。錦岡から美沢までの総延長13.9㎞。幅員は何と55㍍で、当時は約36.000万円の総事業費でした。まだ、完成していないので通称“幻の道路”と揶揄されています。私は「現実性のない計画だけに見直しをすべき」と何度も議会で質問しています。実は、私は議会選出(4人)の一人として都市計画審議会委員のメンバーですが、過日の委員会でこの問題を取り上げました。すると、委員長さんから「こんな計画があることすら知らなかった?」と素朴な意見が出されました。そこで、本日改めて市の考え方を質問して驚きました。「この55年間の間で、5回の改定を行っているが、検討されている総事業費と事業計画の内容は?」との問いに、「総延長21.5470億円。但し2車線で算定すると約210億円!」との答弁には各委員からも驚きの声。しかも、「この事業は“道道”として実施することを要望しているが可能性はDsc_0017 あるのか?」と質問すると、「道の財政状況等も含め“時期尚早”との回答です」と答弁されました。

確かに、防災や渋滞緩和など完成すれば有効な道路であると思いますが、幻想を抱くのか?現実性を見極めるのか?が問われていると思います。

 今日は、久々にパネルを用意して(添付写真)質問しましたが、安倍内閣が進める“デフレ脱却”の公共事業策と言えども、この都市計画は実現性が薄いと思いますが、みなさんは期待しますか?