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防ぐことが出来た重油漏れ事故!

2013年03月13日 21時20分51秒 | インポート

 春休みを利用して一時帰省していた息子が今朝帰京しました。交通機関との関係もあり、私がアッシーとなって見送ってきましたが、ちょっと寝不足で疲れています。昨夜は遅くまで勉強し午前様。そして今朝は午前6時前の起床で、7時前には(千歳)空港へ。午前10時に開会する建設常任委員会まで間に合うか心配していましたが、予想以上に道路状態が良く、(途中で美々川を視察しましたが)市役所には午前9時半前に到着し、一安心しました。

 月曜日の11日の教育費の質疑で私は植苗小中学校で起きた“重油漏れ”問題をとDsc_0036 りあげました。

 と言うのは、2年前にも同校で灯油タンクから推計200㍑が流出し、一部が近くを流れる“美々川”に流出する事故があり、質問し改善を約束していた経過があるだけに重視しました。

 その際、事故の再発防止を含め、「安全管理を含め、すべての小・中学校にあるホームタンクの設置状況の総点検をすべき」と提案しました。市教委はその提案を受け、「実態調査を行い不備な箇所も含め全施設は調査した」と安全宣言まで出しました。

 そして、今回の“重油漏れ”事故です。同校には、重油タンクは956P1010140 ㍑で2基連結し、送油管のジョイント部分(添付写真)の破損が原因とあるが、「2年前の総点検時からの教訓が生かされず、日常点検は行われているのか?」とただすと、「毎月定期点検を行い、同校では直近で1/31付けで“異常なし”と報告されていた」と事故の要因は2月に入ってから、と答弁。「現状での重油の漏れた総量は?」との質疑に、「推計2.400㍑です」との答弁には他の委員からも驚きの声が・・・。「2/22(金)に2基のホームタンクに満タンに入れたとしても1.912㍑なのに、2/25(月)に発見した時にはホームタンクが空の状態だった」との説明だけに、それ以前から重油の漏れが発生していたことになり、1/31付けの“異常なし”には疑問が残ります。いずれにしても、2年前の教訓は他校では実施されていながら、足下で起きただけに、教育長は「・・・2年前の灯油漏洩の経験を生かせず大変遺憾。管理監督責任者として大きな責任を感じる」と陳謝しました。

 私は、今後の対策として“美々川”への流出防止対策と2度と繰り返さない対策を早急にとることを指摘。収束までには数ヶ月かかるが、今週末には漏洩した容積面積の結果が判明し、道の監視室とも協議をしながら、予算措置して対応すると約束しました。これから、雪解けになることで重油が土壌に浸透し地下水や美々川に流出する可能性があるだけに、深刻な問題です。

 “やるべきことをやる”という日常点検と管理体制の強化が再発事故の防止になることを市教委だけでなく、公共施設を管理する責任者の責務です。