久々の休みを利用して、午前中のうちに旧スタットレスタイヤ(ホイール)を積んで新品との交換をお願いしに行ってきました。(11月上旬には履き替えます!)時計を見ると午前9時半前だったのですが、(双葉)バイパス通りの西側方面(1車線)には、“市民マラソン”のための警備員が配置されていました。
新聞の映画欄を見ると、お昼頃から“少年H”の上映が判ったので、午前10時半頃に家を出て、見山町から双葉バイパス通りの東側方面を走行していると、すでに“緑が丘公園”に向かって走っている市民ランナーがいました。“勢い”のある走行に(車中から)「頑張って!」と思わず叫んでいました。∈^0^∋
参加された皆さん、結果はどうでしたか?私の場合、ウォーキングなら自信はありますが、今ならランニングは1㎞走行も無理ですネ!でも、スホーツ観戦はサッカーの次にマラソンが大好きです。・・・直向きに走行する姿に、いつも感動と勇気をもらっています。M(__)m アリガトォ
さて、映画館に着くと、戦中、戦後に生まれた世代(60歳から70歳)の知人の何人かとお会いしました。交わす会話は、「・・・今日は」と尋ねると、「家族で“少年H”を・・・」との返事でした。午後からの上映には(話題作だけに)多くの方が見に来ていました。 映画を見るのは、今月だけでも○本目ですが、良い映画はたくさん見たいです(時間と○に余裕があれば、の話しですが)d(^-^)ネ!
約340万部を突破している“瀬尾河童さん”の自伝的小説と言えば、340万部を突破したベストセラー。市立図書館などの予約は一杯だと推測出来ます。
神戸には何度も行ったことがありましたが、映画を見ながら56年前に他界した父の仕事を想像していました。2年前に亡くなった母から父の本業を何度も聞いていただけに、少年Hの父(水谷豊さん)の仕事ぶりを見ながら感じるところがありました。戦前・戦中に樺太で洋服店を開業していた父でしたが、戦後(北海道に)引き揚げてからも、その洋裁技術の腕を見込まれたようです。
でも、人生には転機があるように、いつしか公務員を選択し、私が4歳の時に病死しました。戦後生まれの私ですが、父の過去の仕事と映画が重なりました。
映画は軍事統制下が強まるなかで、主人公(H)は、新聞報道と現実の違いに疑問を持ち始め、学校での軍事教練や近所の優しいお兄ちゃんの特高警察に逮捕される場面に遭遇するなど、誰もが口をつぐむなかで、「この戦争はどこか間違っている?」と考え始めます。・・・私が日本共産党に入党する決意をしたのは20歳。「あの(暗黒)時代に戦争反対(口にしただけでも非国民)を貫いた政党が日本共産党だけ」と知って入党し40年が経ちました。時代は前に進んでいますが、“きな臭い”政治の方向が強まっています。この映画を見て、「憲法9条の重み、そして戦争をしない政治へ」と考える機会になれば良いのに・・・。