こんにちは日本共産党の渡辺みつるです

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医療費救済措置って!?知っていますか?

2010年10月21日 06時21分53秒 | インポート

 昔から生活の最も基礎となる条件として衣・食・住という言葉が使われている。しかし、時代の変化と言うかよりもを求めている方が増えている。ある相談者との会話で気づいたこと。「はリサイクルで十分。でも医療は保険証がなければ受けられないから・・・」と期限切れの国保証を見せられ、「食べるものを買う前にお金がない。食うなら、働けです。」とよりもを求め小銭しか入っていない財布を見せられた。「ハローワークに行っても求人募集がない。ひと前に『選ぶから』と言う奴()がいるが、『僕たちは選ぶ余裕なんかない』のが現実さ!」と訴えられたらどう対応しますか?でも、「これから寒くなるし、屋根のあるところに居たいからは大切だネ」と、これが20歳代の切実な声です。以前にも書き込みました、現実の最低限の生活条件は衣・食から医・職・に変わっていると思うのは私だけでしょうか?だからこそ、雇用対策に力が入ってしまうのです!

 「医療費も大変だけと。通院のための交通費も大変。病院で用意される保険外の病衣と食事代も」と健康保険法の改悪(改正)によって、苦労されている方が増えています。医師不足で病院に罹れない(患者になれない)方も増えています。

 過日の09年度国保会計の決算委員会で私は質問しました。「国保法Img_9603 では『災害や失業など、収入が著しい減収したことで、生活が困窮し、一時的に生活保護に準じる状況にある家庭で、一部負担金の支払が困難な場合は、申請によって減免または猶予できる』と規定しているが、09年度の件数は。一方、無料・低額診療制度とはどういう法律でどの医療機関が市内で適用されるのか」と伺いました。すると、こんなに大変なのに「国保法の申請件数は09年度1379.914円の免除(疾病により就労できず、収入減)だけ。無料定額診療制度は社会福祉法に基づく第2種社会福祉事業として実施し、市内では勤医協苫小牧病院だけです・・・」と答弁されました。ちなみに、勤医協苫小牧病院が09年度に行った無料定額診療実日数は入・外来含め90件.769.191円ですから、「凄い!」の一言です。本来、中には短期保険証の期限切れなど国保法の一部負担免除に該当するケースも含まれている?かも知れません。行政が行うべきことを民間まかせで良いのでしょうか?苫小牧には勤医協苫小牧病院があるから良いのですが、無料定額診療制度を行っていない医療機関はたくさんあるから・・・。岡山での地方自治全国研修のなかで、「公務員攻撃の代名詞的存在」の橋下知事の元で働いている職員が、「カウンターのなかからでは(地方自治の本旨である)行き届いた行政サービスは出来ない!」との発言を聞いて元気をもらいました。


急がれる雇用・景気対策!

2010年10月20日 19時19分14秒 | インポート

 「高熱で(思い通りに)身体がついていけそうもない」と判断し、昨日は事前に岩倉市長に申し入れていた緊急雇用創出事業の要望書提出には参加できなく、3人で対応して頂きました。本来、4人全員が揃っての申し入れが一番ベターですが、これからも緊急時の申し入れ等が必要と判断した時は、4人が揃わなくても要請することが増えると思います。

 今回の要望事項は、11月中に開催予定の臨時議会、そして12月の定例議会に向けての追加補正予算に①若者サポート事業の継続②母子・生活保護世帯対象に生活相談員の配置③季節労働者による除排雪作業の継続・活用④介護福祉士のように常用雇用につながる資格取得の推進など-10項目を緊急要請しました。この要請は国の緊急雇用創出事業臨時特例交付金として道を経由して苫小牧市に約1億1500万円規模が配分されることを見越し、従前から市が単独で行っている事業も含め早急にまとめてもらうことを目的にして文書で求めたものです。

 新年度予算編成作業も始まりますが、その時期のタイミングの見極めが大切です。以前にも書き込みましたが、毎年行っている予算編成に向けての要望書の提出について、「12月に提出すること事態が何も判っていない!本当に意味ある要望をするのなら財政部が固まらないうち(最低でも10月末)に提出した方が良いですヨ」とアドバイスを受けました。それ以来、新年度予算要望書は前年10月末に。そして人事院勧告などの影響(当然、賃下げor一時金削減)で臨時議会がありますので、何とか緊急雇用対策と前倒ししての景気対策の追加補正を要請することは大切です。「財源の心配より、首長の腹一つで・・・」と政策予算の決定が決まることを聞いたことがあります。今はどのような過程をふまえているのかは別としても、急激な円高から中小・零細企業の営業を守ることが大切です。特に、輸出取引に関わる業種のうち直近3ヶ月間に売上高が20%以上を占め、前年度より減少しているなどの事例で緊急円高対策融資も必要です。企業の倒産はすぐ雇用につながります。そして失業(賃下げ・ボーナスカット)は地域経済にも影響します。

 年末に向け様々な動きがありますが、何よりも安定した経済対策が強く望まれますネ。


地方自治研究全国集会に参加して!

2010年10月19日 10時55分22秒 | インポート

 研修会(岡山市)から帰宅したとたんに38.1℃の高熱に魘されました。空港に着くなり背中に悪寒が走り、いやな思いを感じたので、「風邪かな?」と思いました。確かに、 (10℃以上の) 温度差があり観光目的で同乗してきた方から「(北海道って)本当に寒いネ・・・」が共通の第一声でした。そんな訳で、昨日の午後から寝っぱなしでやっと熱が37℃に下がりました。寝っぱなしって疲れますし、腰にも悪いですネ!通常の風邪なら良いのですが、病院に行って診察してもらいます。

 さて、知恵熱の原因とも言える研修会(10/1819)ですが、本当に勉Img_12941 強になりました。全国から地方自治を研究する自治体職員・首長・議員など1.600人が岡山シンフォニーホールに集まりました。(地元紙:山陽新聞にも掲載)この研修会には谷本議員と一緒に参加。朝7時半の便で羽田経由しかなく岡山へ。開会式には時間ぎりぎりで到着。12時45分からは地元保育園児を含め老若男女の構成で劇「桃太郎」と「うらじゅ」の踊り(よさこいのような踊り)でオープニングを飾ってくれ、歓迎の気持ちが良く伝わりました。

 圧巻は「日米同盟の正体~軍事・経済への影響」と題して元外務省・国家情報局長、駐イラン大使などを歴任した孫崎 享(まごさき・うける)氏の記念講演は勉強になりました。日米安保50周年を節目に自ら「日米同盟の正体」迷走する安全保障(講談社現代新書)を執筆。特に、尖閣諸島の漁船問題ではメディアの偏った報道の在り方。国会議員でさえ、日米安保条約も含めて認識が現実とずれている、との普天間問題を事例に安全保障の情報開示が不十分であることが明らかになりました。講演を聞きながら「米軍は日本のために何をしてくれるのか?=竹島や尖閣諸島を事例に同盟国ではない」こと。日本の基地負担がNATO合計の約1.5倍という異常さが明らかになりました。講演後の休憩中に、孫崎 享先生の本を買ってきました。

 その後、基調フォーラム「輝け憲法と地方自治 連帯の力でくらし守る政治へ」が開催され、全国各地で奮闘している8人(首長も含め)が報告。通常なら午後5時に終わりますが、この研修会には3分野の「ナイター講座」(午後5時半~7時)も用意され、「地域主権改革の争点と地方自治」と題して神戸大学教授の二宮厚美先生の講演を聞きました。

 翌日は28の分科会があり、私は「地方財政の分析と民主的確立をめざして」の分科会Img_12961 (岡山大学)に参加。事前に研究されていた4人の方々の報告を受け、午後からはフリー討論。私は苫小牧市での財政分析の経過と今後の課題と題して発言してきました。分科会が終わると、「北海道の苫小牧市の議員は・・・」と5人の方々が挨拶に来てくれて名刺交換。全国との連帯を感じました。この研修会は今年で第10回目ですが、開催が2年に1回。次回は自由民権運動の歴史が生きる埼玉(9/2930)で開催される予定です。「また参加したい」という充実した研修会でした。


民生委員のなり手不足をどう解決するか?

2010年10月15日 21時49分56秒 | インポート

 朝の空模様と気温の状況を判断して、定例の朝宣をしませんでした。俗に言う“日和見主義”ですネ。でも、予測した通り午前中から雨が降り出しました。

 午後から“民生委員推薦会”(吉本俊憲委員長)があり、雨の中傘を差しながらふれあい3.3(市民活動センター)まで歩いて行きました。推薦会の委員が改選時期を迎えたため、議会選出委員枠から一緒に出ている松井雅弘議員を含め、市長名(中野副市長)で改めて“委嘱状”をもらい、第1回目の会合となりました。

今年は、民生委員・児童委員の改選期(任期3年)に当たることから、町内会から推薦された民生委員・児童委員候補者(358人)一人一人を推薦会で審査して承認しなければなりません。が、以前にも書き込みましたが、現時点でも41人の欠員がありましたが、その後32人が推薦され、あと9人が欠員状態となっています。

高齢化社会と社会・経済情勢の変化もあって、なかなか民生委員のなり手がいないようです。(どこの町内会長さんも苦労しています)今回の推薦者のなかには、新任のなかでも73歳の方がいました。

推薦会の質疑のなかで、私は民生委員の費用弁償(報酬)について質問しました。「現状のような社会情勢のなかで、旧態依然のようなボランティア(社会奉仕)的な仕事に責任を持つには、負担が大き過ぎる。こうしたことを考慮して道に報酬見直しを提案することもなり手不足解消策では?」と提案しました。

説明員から「民生委員は戦前からの奉仕精神が前提となっている。北海道は年間一人当たり58.200円、市は独自策として年間30.000円。確かに仕事量から見ると検討すべき内容・・・」と認識していました。民生委員のなかには、早朝・夜間などを問わず相談活動で対応しなければならないケースもあり、特に福祉関係では法の改正などで複雑さが加味されている実態があります。

仮に、欠員が埋まらない場合は、他地区の代行を受ける方もいるとのこと。そうした実態をもっと知ることも市民の一人として勉強になりました。

 明日から谷本誠治議員と一緒に"地方自治研究全国集会"(岡山市)に参加します。2日間の日程ですが、私は「自治体財政の分析と民主的確立をめざして」の分科会に参加して勉強してきます。月曜日までブログは更新できません。


若草団地は2013年度完成!

2010年10月14日 21時52分57秒 | インポート

 ここ数日、午前3時ごろになると目を覚ますようになりました。議会中だったとは言え、しっかり早朝ウォークは行っているので身体はしっかり使っている。となると精神的なものなのか?自己診断しながら経過観察しています。早く目覚めることを次男に言うと「それじゃ!僕のアッシーになって・・・」と話に乗じてきました。今日から明日の2日間、美術クラブの全道の集まりが岩見沢で開催されるので、午前7時まで駅北口に集合とのこと。そのために今朝は午前5時半に起こして、しっかり役割を果たしました。

 チリ鉱山の落盤から70日目に全員が生還。無事救出されて本当によかったです。世界中の人たちが"いのち"を大切を学びました。これが生かされ戦争をしないようになれば一番の教訓ですネ。

 昨日、議会のなかで公営住宅問題を書き込みました。読んだ方から、「よく取り上げてくれた!(私は)別の地域に住んでいるが、父が一人で住んでいるので不便さは十分判っています。ぜひ、早期に実現してほしい・・・」とメールを送ってくれました。

 明徳団地(錦岡)の改築が終わると、今度は日新町団地が改築されます。日新団地と言えば、私が20年前に議員になって最初に取り上げた問題です。当時から、「(市営住宅会計は)日本で唯ひとつの企業会計」と指摘し、「早期に不良債務を解消し一般会計に移行すべし。そして塩害などで腐食している日新団地の改修や建設年度の古い住宅から改築してほしい」と何度もとりあげました。当初はH18年度から着手する方向性を示していましたが、ようやく改築のスケジュールが明らかになりました。昨日の私の質問に、「まずは若草町に約100戸の住宅をH25年度末に完成させ、H26.4.1から(現在、日新町団地に入居者優先)入居を行い、その後日新団地内に新築住宅約550(13)を進める」との答弁でした。

 若草町に建設されるのですから若草団地という呼称になるのでしょう。(添付写真は予Img_12891 定地)でも、あくまでも日新団地建替え事業の一貫であり、偶然まちなか居住政策と一致した、と説明していますが、肝心なことは建設予定地の底地はあくまでも民地(王子)であること。若草団地の実施説計はH23年度から作業に入ります。土地について市は購入したのか、等価交換したのか、それすら未だ明らかにしていないのは、どのように理解して良いのか?

 もうひとつ、待機者問題、障がい者用住宅の対応など課題は山積していますが、音羽ショッパーズに部族する市営住宅の老朽化対策も深刻です。

 人口一人当たりにおける公営住宅の戸数は、確か岩内町に次いで全道2位の管理戸数だったと記憶していますが、それだけに市の担当者の苦労は理解できますが、安全・安心、そして快適さを市民は求めています。