こんにちは日本共産党の渡辺みつるです

日々の活動を書き込みしています。
ご意見や要望などをお寄せください!
お待ちしています。

痛みの分かち合いでは解決出来ません!

2011年11月07日 21時22分36秒 | インポート

 今朝の事です。母の部屋を掃除し、不用な荷物などを●●清掃業社さんにお願いしたのですが、事前に玄関先に荷物運びをしていると、腰に激痛が走りました。以前のような“ギックリ腰”までには至りませんでしたが、腰痛ベルトを着用して様子を見ていますが、簡単には治りそうもありません。明後日から被災地を含め特別委員会の視察(911)があるので(長距離のバス移動のため)不安です。業者さんにお願いしていたので無理することはなかったのですが、ちょっとの油断でした。

 議会が近づくと色々な方から情報(要望も含め)が入ります。今回は、一般質問をする予定だけに、しっかり内容を確認、検証しなければなりません。今夜も腰の痛みを我慢して、●●団体の方々と懇談をしてきました。

 メールボックスに日新団地内にある銭湯が廃業する?ので、風呂が設置されていない入居者の方から「・・・何とかならないですか?」と言う声が届きました。以前に旧明徳団地(風呂なし)で近くの銭湯が廃業することになり、入居者の方々がご不便をきたしたことを思い出しました。市は対応策として、もっとも近くの銭湯(今回の廃業する銭湯)に送迎バスを運行して不便解消策を取りましたが、今回の場合は同町に大型浴槽があるので難しいと思います。しかし、これから厳寒時を迎えることから、車などない方々が歩いて通うのは大変なことです。ましてや、病気や怪我、高齢者の方々はもっと大変です。

 銭湯の有無によっては地域別に見ると「銭湯難民」が存在します。私も幼少の頃、自宅に風呂がなく銭湯に通いました。歩いて30分はかかったと記憶しています。冬期間は、遊びながら濡れたタオルを垂らして歩くとバリバリに固まって楽しんだものです。

 「買い物・通院・介護・医療・年金難民」と「●●難民」という言葉が増えています。まさに、市場経済の破綻がつくり出したこと。大阪では、「独裁が政治を動かす」などと叫び、教育崩壊、格差社会の拡大をつくり出そうとしています。ギリシャ経済の問題と世界各地での災害等の影響が世界経済に大きな影響を与えています。輸出頼みの各企業は大変な経営実態です。

 こんな時に“消費税増税”とか“TPP”参加とか国民に苦痛を与える政治はゴメンですネ。内需拡大で個人消費を増やす政策こそ経済打開の道筋ではないでしょうか?


津々浦々に広がるTPP反対

2011年11月05日 18時32分22秒 | インポート

 昨日は生活相談があり、苫小牧港・西港漁業区(東側)に新設された“第3船だまり”の完Cimg0175 成記念式典に参加出来ませんでした。どんな状況になっているのか?と別の用件もあって、久々に“船だまり”を見学してきました。潮風の香りは清々しさを感じますネ。(添付写真)

 昨日は、「TPP(環太平洋連携協定)交渉参加問題を考える道民集会」がありましたが、残念ながら参加出来ませんでした。しかし、TV等の報道を見ると高橋はるみ知事、近藤龍夫道経連会会長が先頭に「オール北海道で阻む」などTPP参加反対の立場を表明していました。消費税が導入されるか否か情勢と同じように全国津々浦々に“TPP反対の声”が日増しに強まっています。日本共産党を代表して紙智子参院議員も挨拶しました。しかし、そうした声とは裏腹に、野田首相は「最終結論は(私の)政治判断で・・・」とあくまでも参加を前提にした発言を示唆し、国民の声を無視しています。

 TPPに参加すれば、北海道の農畜水産業の壊滅的打撃は大きく、地域経済に大きな影響を受け、それは全国にも共通した状況をつくり出します。当然、食の安全・安心が損なわれ、国民のいのちとくらしに悪影響を及ぼすことになります。

 TV等の報道では、一部の大規模農場を経営する人から、「TPPに参加して海外にも“日本のコメ”を輸出したい・・・」など賛成の声を紹介していますが、当然TPP参加によって利益を得るものがいるからです。ある報道番組のなかで、秋田県のある米生産地が紹介されていました。兼職農家のご主人が、「米づくりしか出来ない。でも、後継者がいない。息子たちは同じ町の輸出向けの工場に勤務している。(子どもたちのことを考えると)明確にTPP反対を口に出来ない・・・」と言う苦痛な思いを語っていました。

 過日の国会質問で日本共産党の志位委員長は「自給率向上と関税の撤廃は両立出来ないのでは・・・」と野田首相に迫った質問には国民の訴え・心を捉えたもので、きっと万雷の拍手があったと思います。そして、野田首相の答弁を聞いて、大きな落胆を。ある民主党支持者から「反対は当然の立場です。野田政権になってから、極端に右傾化していると思う。政権交代した意味はあったのか?もう期待していない。だからと言って、自民党には政権を渡したくない・・・」と心境を語っていました。

 いま何をなすべきか?復旧・復興に全力を!原発をなくすエネルギー政策の転換が先だと私は思います。


気持ちの切り換え!

2011年11月03日 17時05分47秒 | インポート

 “文化の日”ということで久々の休暇でしたので、映画館に行って宮崎駿企画・脚本、宮崎吾朗監督(2作目)の“コクリコ坂から”を鑑賞して来ました。

 私は、宮崎駿アニメーション作品の大ファンのひとり。これまで、全作品を見てきました。特に、“となりのトトロ”が印象的で、“トトロ”ネクタイを6本?は買ったものです。「何故、トトロなの」と聞かれたことがありますが、丁度体型が似ていたからかも知れません!

 宮崎駿監督の作品では、“風の谷のナウシカ”、“天空の城ラピュタ”はアニメ作品としてはスケールの大きさには感動しました。

 疲れたときなど映画を鑑賞すると(精神的に)気持ちが良くなりますネ。

 明日から、気持ちを切り換えて12月議会(12/19予定)に向けて準備をしょうと考えています。12月議会では、一般質問の項目は既に準備していますが、まだまだ調査・研究しなければならない項目もたくさんありますので大変です。

 9日から3.11大震災での被災地の岩手県宮古市の田老地区と宮古市議会、翌日は大槌町と釜石市を視察(バス移動)してきます。岩手県での視察中は地元紙の記者が随行取材で参加します。

私たち(安全・安心のまちづくりに関する特別委員会)は、その足で阪神・淡路大震災から復興した神戸市の“人と防災未来センター”を視察するという、ちょっとハードなスケジュールです。市の防災担当部局も同行します。

 難題となっている”災害廃棄物”の処理問題を含め、安全・安心なまちづくりを進める上でも、現地視察はしっかり見て、聞いて勉強し、苫小牧市のまちづくりに生かしていきたいと思います。


高齢者からの切実な声!

2011年11月01日 21時03分43秒 | インポート

 今日から11月がスタートしました。一昨日の白老町議選(投票日)で頑張ったのですが、現有3議席のうち1議席失いました。定数削減と新人議員への期待の大きさなどが勝敗に大きな影響を与えたようです。残念です。

早いもので、明日(11/2)は母の“初命日”(ひはじめ)なんですネ。知人が夕方に訪ねて来て、「明日は近親者が来ると思うのでお参りさせて・・・」と言うので気づきました。私は信仰心が薄いので、初命日は1ヶ月後と認識していたのですが、お寺さんから頂いたメモ書きを良く見ると確かに記載されていました。我が家には仏壇がないので母の小さな遺影に花を添えてお参りします。

 最近、高齢者(年金受給者)の方々からの相談が増えています。「気が付くといつの間にか年金額が減らされ、負担(保険料など)が増えている。確かに、被災地復興への支援の気持ちはあるが、だからと言って消費税を10%にされれば、一番影響するのは少ない年金生活者なんです。絶対にそんなことはさせないで・・・」とか、「年金を貰っても(冠婚葬祭の)付き合いは疎かに出来ない。まだまだ働く意欲があっても60歳を過ぎると働く場が少ないので何とかしてほしい・・・」など話は深刻です。

 ある高齢者からは、「息子がリストラされ住宅ローンの返済が出来なくなって私に頼ってきてもどうにも出来ない。そうした場合はどうしたら・・・朝・夜なら(私が)いると思い電話をしました」との電話相談に45分間。私は、「電話代がかかるので自宅に行きますから・・・」と何度も言うのですが、「考えていると眠れないので何とか方向性だけでも・・・」と必死です。

 65歳以上人口は2484万人、総人口の5人に1人というのが全国平均値です。市内でも、町別に見ると40%を超えているところがあります。高齢者が安心して過ごせる“長寿”の街づくりが必要ですネ。買い物や通院などでご不便(「買い物・通院難民」)をきたしている高齢者のために、コミュティバスなどもひとつの検討課題だと思います。