レトロの小部屋

紙物を中心に古物を集めています。

絵具

2017年05月01日 07時01分01秒 | 文具

ブリキの缶に中身は残っていません。仕切りもありませんが、水彩絵の具が入っていたようです。

昭和七年と、裏にらくがきがあります。

テンペラ絵具で中身はありません。

京都 小松屋繪具製造所。
短いアルミチューブが入っています。

同じ会社の製品です。

二社の製品が混じっています。文具店でバラ売りされていて、一色づつ買い足したのでしょう。

ガラス瓶に入ったものもあったのですね。

サクラクレパスの製品です。
筆を濡らして固形絵の具を撫でて使ったのでしょうか。

同じ使い方をする色鉛筆です。
昭和40年頃の物です。
淡い色が描けて好きでしたが、雨に濡れると溶ける欠点があります。

 アルミのチューブが劣化しています。

昭和の末期、閉店した文具店にありました。
30色のギターペイントの製品です。
黄色い薄いスポンジがかけ新品で新品で、チューブにさわっていないので光っています。


クレパス

2017年04月30日 08時24分38秒 | 文具

サクラクレパスです。
木製の箱です。

紙箱です。

空箱です。中学校用とはどういう意味でしょう

上の三品は戦前の物です。

サクラ以外にもたくさんのメーカーがあります。


化粧品の資生堂もクレパスを作っていました。

 こちらのほうが後発です。


パステルに近いと言う意味でしょうか?

ぺんてるから101匹わんちゃん、手提げ袋つきです。巻紙にディズニーの動物の絵があります。

この子はたった一本です。

クレパスにも短くなったらのキャップがあったのですね。
どちにも裏表に2種類の同じ切込みがあることを示した物です。

コンテのようです。

コンテです。

 


クレヨン

2017年04月29日 13時15分33秒 | 文具

クレヨンはクレイヨンとかクレオンとか様々な表示がされていました。

王様クレヨンです。この2点は王様の雰囲気が違います。



中の旗の絵も違います。新旧でしょうか?

暑い場所にあったのか溶けています。
王様の冠も変化があります。

花王絵具のグリムクレヨンは、花王石鹸の長瀬商会(長瀬は創業者名)が昭和16年から発売したそうです。

色を混ぜる。クレヨンでできるの? できるらしいです。


阪急クレオンですって。デパートの自社ブランド?



大丸も高島屋もそうだったの?では三越などもあるかもしれません。

木の箱です。

サクラ商会は、クレヨンとパステル双方の長所を合わせてクレパスとして特許を取ってからもクレヨンは製造していました。
クレヨンにはクレヨンの味があります。
ジスマークは昭和24年にスタートして、平成16年からマークが変更されています。

 


モルトケース  

2017年04月28日 07時42分52秒 | 文具

指を濡らして紙をめくるために造られた容器をモルトケースと言います。

ガラスに空気の粒が入っていて古さを感じます。

文具店に残っていたのでしょうか箱付きです。

上の物とよく似ていますが、比較すると何となく違う気がします。

周りに楕円形の凹みが並んでいます。

着色されたガラスです。

蓋があったのかもしれない口の溝です。

アラレ模様です。

浜辺に打ち上げられた海綿が入っています。

使っていくうちに表面が傷んでくるスポンジで、職員室の先生の机にもありました。

こちらは陶器です。

ウランガラスのモルトケースです。


印鑑

2017年04月27日 10時00分02秒 | 文具

朱肉入れと、手作りのハンコです。

角で作られたため虫に食われています。印鑑と朱肉のセットです。

木製です。


印鑑を押してみました。太田関太郎と読むのでしょうか?

虫食いの2㎝×4㎝の小箱です。

印鑑も入っています。携帯用でしょうか。

バネで自動的に回転してハンコに朱肉が付き、連続押印可能な印鑑です。

キャップを外すと飛び出します。
この時点で、中の印鑑の文字に朱肉がかぶさっています。



押すと文字にかぶさっていた小皿(朱肉)が回転して外れ、

捺印します。

放すと瞬時にバネで元に戻り、ギシャギシャと音を立てつつ、次々押印していきました。
どなたの発明かよく考えた物だと思いました。


カーボン紙

2017年04月24日 09時23分31秒 | 文具

同時に2通を作れて1通を保持し、もう1通は相手方に渡す。
複写の為に造られたカーボン紙です。

3枚複写の場合、一枚目、二枚目の下にもそれぞれカーボン紙を挟みました。
筆圧をかけて書く必要性から万年筆に変わってボールペンが台頭してきました。

メーカーによって少し色が違います。

赤もありました。

両面にインクが付いているために紙の裏面を汚します。
小さい方は上の紙の裏面に色が付かないように、片面のみにインクが塗られています。
当然濃紺も黒もそのようになりました。

その後見た目は白だが、紙本体に薬品を施し何枚でも同時に複写可能となると、カーボン紙を見ることは無くなりました。
平行して感光紙とコピー機が同時に生まれました。。


矢立

2017年04月11日 10時55分05秒 | 文具

文具なのに矢立とは?

戦国時代、矢を立てていた武具に硯や筆などを納めて携帯していました。
後の世に、携帯用の筆記用具がそのまま矢立の名として残っていると説明されています。
墨ツボを吊り下げる形の物に限定して、3点所有しています。

木と竹で作られています。紐が傷んでいたので取り替えました。

印籠の形の墨ツボです。

ひさごをデザインしてあります。

 


ガラスペン

2017年04月09日 10時34分51秒 | 文具

筆のようにたっぷりとインクを蓄えて、インクボトルにペン先を入れる回数減で生まれたと勝手に想像しました。

メーカーによって様々な形のガラスペンです。

先が交換可能な形となり、ペン軸の形態により差し込み式、ねじ式と工夫されています。

両面用です。

長いのと比較、携帯用です。

キャップを外して後ろに被せてつないで使います。

全部ガラス製の品も生まれました。
こちらは現在も作られているそうです。


ペン先

2017年04月07日 11時12分25秒 | 文具

漫画家が黒インクで書く。
学校では、赤インクをペンにつけて採点されて、テストが返って来る。
万年筆も、ボールペンに席を譲って、ペン先は失業した。

夏休み明けに全国高等学校一斉にテストがある。業者テストだそうです。
大学生だった娘が、その業者の国語(古文漢文現代文)の採点バイトに採用された。
不得意学科は採用試験に落ちるから、受験しないですって。
その時、やはり赤インクに赤ペンだったと話してくれました。

へ~平成の世にもまだ生きてるのかと思いました。
夫の抽斗に眠るペン。

文具の一端として私が集めたものです。
形や素材に違いがあります。

「人を指さすんじゃありません」と叱られた人も、指さしペンで書いています。


筆箱(鉛筆箱)

2017年04月06日 08時24分52秒 | 文具

鉛筆を持って学校へ行くようになってからも、筆箱と呼ばれました。

木製です。

アルミです。

ブリキで開閉式です。

セルロイドになっても開閉式です。

私の小学校時代はセルロイドで、蓋と底が外れる形でした。

セルロイドの生産が終了して樹脂製になりどんどん変化していき、筆箱の呼び名は似合わないが、鉛筆箱の方が言いにくい。
現在はペンケース? なんと呼ばれているのでしょうか。