昨日、市内大石にある叶匠寿庵「寿長生の郷の梅林」を訪れました。
梅林や芽吹き始めた山野草をめぐってから、帰路売店へ行きました。
あっと驚くお雛様。
撮影許可をいただいて撮った写真です。
神道、紫宸殿の飾りつけです。
神の社殿は南面北座(北を背にして南を望む)、神の子孫の親王は向かって右に座す。
京都御所は向かって右が左京区で東です。
こちらを向いた親王様の左手が、日が昇る東にあたり、上手となります。
京飾りです。
今上天皇は東京から北を背にして南を望めば、東側は陛下の右手にあたります。
よって、京飾りとは反対になります。
現代の有職ひな人形は、今上天皇皇后の座位で飾られるのだろうと思っている私です。
右大臣。
本物のお籠、大きな御所人形が乗っています。
上の3枚の画像でこの1セットです。
人形遊びから発したひな人形。
思いがけなく、博物館の想いをいたしました。
3月4日はお休みだそうです。
3月3日にかたずけなければ、嫁入りが遅れると言われていました。
今年は今日が見納めで収納されるのでしょう。