インクびん 丸善アテナインキ

丸善のアテナインキです。

丸善を筆頭に国産インク製造所が雨後の竹の子のように乱立した明治、大正時代。
時間が経てば書いた文字が劣化するという粗悪品も混在していました。
海外でもらったレシートが数年後に文字が消えている、アレと似ていたのでしょか。

政府は公文書や、銀行には筆で書くことを義務付けていましたが、品質の向上を見て、明治４１年インクで書く事を許可したとのことです。

２色セットです。

学校の先生用でしょうか小さい赤インクボトルです。

裏には揃って丸善のＭのエンボス入りです。