レトロの小部屋

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土俵入りの浮世絵 (コピー)

2017年09月24日 14時56分13秒 | 浮世絵 絵草子 古本 古教科書

浮世絵を商っている業者です。
浮世絵のコピーの、小さいこの絵が気になった。
「いくら?」「あげるが」と、故郷の方言に似た返事が返ってきて貰いました。

今日は秋場所の千秋楽なのでスクラップブックから出してみました。

1952年(昭和27年)秋場所より東西南北4本の柱が取り払われて、吊り屋根となりました。
そして四隅には方角の四神、東の青龍(青)、西の白虎(白)、北の玄武(黒、紫)、南の朱雀(赤)の四色の房を下げるようになりました。

江戸時代の力士の頭に着目しました。
月代(さかやき)があるのがいる。
月代とは髷を置く頭のてっぺんをカミソリで青く剃った部分のことです。

土俵を取り仕切る力士以外の人には月代があり、行司は裃(かみしも、正式には肩衣(かたぎぬ)という)を着ています。

月代があるのは、入幕したての力士でしょうか。
でも横綱を描いた浮世絵にも月代のあるのが描かれていますから。

力士を辞めても「断髪式」は無いしね。
日本人全員が髷を結ってた時代ですから。

 


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