今朝は 村の鎮守 大竹神社の宮薙、ミヤナギ、でした。村の夏のけじめの一つです。朝 6時半に皆が集まって 神社の境内に蔓延った夏草を 刈り払い、薙いで、掃除をして 清めました。この境内の草を薙ぐ事から この祭りを この辺では 宮薙 と言うんだと教えてもらいました。
梅雨の中休みで この2~3日暑い酷く暑い日が続いてます、が 今日も暑かった。神社は 立派な彫刻が有って 古い装具やなんか 伝わってたようですが、手入れが行き届かず、建物だけがやっと 残って守られてきました。
僅かに残った 行事の一つが 今日の宮薙です。神社の役員になった 仲間が麦飯と 韮の冷や汁を作って 宮薙をしてくれた皆に振舞うんです。
麦飯は 麦だけを炊いてくれてます。冷や汁は 韮を 出汁を採った味噌汁に ぶち込んだ 素朴な冷や汁です。
草を刈る者、それを片付ける者、夫々この暑い中 大仕事を終えてですから、麦飯に 冷や汁をぶっ掛けたのが 結構冷たくて いけるんです。神棚にお供えする用に 頂いて帰る仲間も居たりで 和やかでした。役員の皆さん ご苦労様でした。
境内が草を払って すっきりしました。何百年も経った 椎の老木がある 境内は この暑い時期でも 日陰を作ってくれ 良い酢済み場所になります。
宮薙は 夏の始まりで、蝉が鳴き始めました。ニーニーゼミですが。
畑は夏草が物凄い勢いです。もう少し早く、奴等が値を張ってしまう前に 遣っ付けて置けばいいものを、伸びて作物を覆ってしまうようになって どうにかしようとするのが いかんのです。わかっていても そうならないと動かない、困ったもんです。茄子や枝豆が草に潜ってしまいそうです。
一寸 目を離していた隙に 遣られてしまいました。長芋が全滅。猪に掘り返されてしまいました。
順調に此処迄 来てたのに、完全に穿り返されてます。埋めていた 樋ごとめっちゃくちゃに 遣られてしまいました。
山芋だし まさか 猪公に遣られるとは、ここで気を付かされました。前に土手を散々穿られてたのは 野生の芋が狙いだったんだと。
今年はしょうがないんで、残った蔓を 埋け直して 種芋だけでもつくってもらうことにします。