遺族や労働問題に詳しい弁護士らと12年に「過労死防止基本法制定兵庫実行委員会」を結成。防止法を求める意見書の採択を県内地方議員に働きかけ、兵庫県議会が都道府県議会で初めて、神戸市議会が政令市議会で初めて可決した。何度も街頭に立ち、県内で東京に次ぐ約7万6千人の署名を集めた。全国では約55万人の署名が集まり、議員立法の大きな原動力となった
亡き息子の声聞こえた 過労死防止法案衆院通過に遺族
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厚生労働省によると、日本は雇用者1万人当たりの監督官数が0・53で、ドイツの1・89やフランスの0・74を下回る。プランでは労基署の人員を増やし、定期監督や立ち入り調査を徹底するほか、通報制度を充実させる考えだ。
また、優良企業を表彰したり、ハローワークの求人掲示に従業員の定着率や残業時間を提示したりする。国家公務員については
ブラック企業撲滅、計画策定を提案へ 産業競争力会議
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直属の「医長」は回診中に看護師や入院患者の前で説教を繰り返し「介助の要領が悪い」という理由で頭をたたいた。自殺の5日前には「君は給料の4分の1から3分の1しか働いていない。仕事ができないことを両親に電話してやろうか」と言い放った。
その上役に当たる部長は医長の言動を黙認。手術中には「大学でできたことがなぜできない」「田舎の病院と思ってナメとんのか」などと叱責したという。
男性医師の前に2人に仕えた医師らは「3カ月ほどで8キロやせた。できれば記憶から消し去りたい経験」「蹴ったりたたいたり頭突きをしたり。ストレスのはけ口にされていた」などと振り返った。
産経新聞
過労自殺判決 わずか2カ月で命を絶った医師、常軌を逸したパワハラとは
その上役に当たる部長は医長の言動を黙認。手術中には「大学でできたことがなぜできない」「田舎の病院と思ってナメとんのか」などと叱責したという。
男性医師の前に2人に仕えた医師らは「3カ月ほどで8キロやせた。できれば記憶から消し去りたい経験」「蹴ったりたたいたり頭突きをしたり。ストレスのはけ口にされていた」などと振り返った。
産経新聞
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