名古屋北部青年ユニオン  2012/8/13~

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空襲被災者の救済訴え続けた杉山千佐子さん101歳で逝去 お別れ会は10月9日名古屋で

2016-10-06 | その他
◆「戦時災害援護法」、成立見ぬまま

「全国戦災傷害者連絡会」(全傷連)会長として民間の空襲被災者への補償を求める運動の先頭に立ってきた杉山千佐子さんが9月18日、101歳の誕生日に老衰のため名古屋市内の高齢者施設で亡くなった。(新聞うずみ火/矢野宏)

杉山さんは1945年3月25日の名古屋大空襲で左目と鼻の上部を失った。当時29歳。戦後、杉山さんは生きるために職を転々とした。「実入りがいいから」と化粧品のセールスをしたこともある。「蔑んだ眼差しで断られたり、子どもを呼んで『言うことを聞かないと、おばちゃんみたいな顔になるよ』と言われたりもしました」。大学の寮母として落ち着いた暮らしを取り戻したのは50歳の時だった。

戦後、日本は旧軍人・軍属には恩給や年金を支給しているが、民間の空襲被災者には補償していない。杉山さんは、戦時中は民間人も援護の対象になっていたことを知り、72年に全傷連を結成。泣き寝入りしていた空襲被災者の被害を掘り起こしていく。

翌73年には、民間の空襲被災者の救済を盛り込んだ「戦時災害援護法」案が国会に上程された。

当時、戦後補償の責任者である厚生大臣と面会し、「国との雇用関係がないから補償しない」と言われた杉山さんは・・・・続きはこちら
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近鉄車掌飛び降りで浮かぶ「お客様は神様か?」問題〈週刊朝日〉

2016-10-06 | 労働ニュース
「処分もおわびも顧客に向けたもの。従業員に対し、あまりに冷たいのでは」

 産業・労働社会学を研究する吉田誠教授(立命館大学)も、こう言って眉をひそめる。

「労働契約法には労働者の安全配慮が含まれます。日本のサービス産業は顧客第一主義を貫く一方で、従業員の安全配慮に対し疑問が残る面も大きい。執拗なクレームによって精神に支障をきたせば、会社側の責任問題にも発展しかねない」

 日本の鉄道サービスは世界一とも評される一方で、天候や事故による遅延など、日々のトラブルは日常茶飯事。乗客からのクレームは後を絶たない。22日には、「近鉄職員にクレームをつけるのが楽しみだった」と話す無職の男(59)が、たび重なる無賃乗車を理由に逮捕されている。

 私鉄の労働組合幹部はこう話す。

「鉄道会社の従業員に対する、乗客など第三者からの暴力件数は、ここ数年増加傾向にある。手が出ない言葉の暴力を含めると、相当な件数があるはず。ストレスから離職に追い込まれる例も少なくなく、非常に深刻に受け止めています」

 クレーム対策は、各社マニュアルを設けてはいるが、実効力に乏しいというのが・・・・続きはこちら
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