汚れたマリア

汚れたマリア

森の奥の
堆肥した土の下に
一体の女性の死体が
眠っている
腐乱している容姿が
まるでマリアのように
神々しく光る
その美しい姿を想像して
僕は殺人の誘惑から
逃れられなくなった
僕のマリアは眠っている

細胞

細胞

くるくるとうごめく
雑種多様な微生物たち
それらが共生する中で
化学的変化が起き始める
リズムを取り同期し始めたのだ
それらは激しさを増し
過激な衝動となって発散する
そして大量の光が宿り始め出来上がる
神の結晶のような細胞が
組織され増殖する
遺伝子という再生のフィルムから
様々な奇怪な器官が生まれる
多様化する万華鏡の世界
一気に上昇する
神の領域へ

太陽

太陽

羽虫が飛び交う
それは群れをなして
頭上を飛び交い
一気に脳髄に入り込む
それは脊髄を通って
腹の底へ落ち
腹の底から熱い塊が生まれ
それは同心円状に広がり
太陽になる

川辺のほとり

川辺のほとり

あなたと腕を組んで歩く
川べりの道を歩く
日差しが暖かく
のどかな一日
このままいつまでも
一緒に歩く

春の予感

春の予感

６時半起床。のんびり朝食。

今日はWebの勉強するぞっ！と８時半頃、アジトへ行くも、今一つやる気が沸かず、結局何もせず、だらだら。おつかいをして帰り際、まだ風があって寒いけど、日差しの力に勢いがあり、ああ、そろそろ春が来るんだなと思いながら帰宅。帰宅して窓を開け、空気の入れ替えをしながら、ボーっと過ごす。ほとんど廃人状態。でもソファに座って、窓から入ってくる風を肌に感じながら、窓越しに陽光を見てにんまり。このまま眠るようにあの世に行ってもいい、みたいな。。。カカ。。。

後、もう少し頑張れば、ボンビーな暮らしから少し脱却できるかも。。。クク。。。普通に働いても普通に暮らせないのはつらいなあ。懐にも早く春が来てほしい。