永遠の恋
私はあなたを愛した
あなたも私を愛した
私たちは相思相愛だったのだ
それでも私たちは
世間から引き裂かれた
私たちの愛は
引き離されれば引き離される程
重力のように引き合うのだった
たとえこの恋が現実に成就しなくとも
私たちの愛は永遠に留まるだろう
私はあなたを愛した
あなたも私を愛した
私たちは相思相愛だったのだ
それでも私たちは
世間から引き裂かれた
私たちの愛は
引き離されれば引き離される程
重力のように引き合うのだった
たとえこの恋が現実に成就しなくとも
私たちの愛は永遠に留まるだろう
ピエロの終幕
これにて今日のサーカスは終幕でございます
楽しんでいただけましたでしょうか
当サーカス団の演目は全て終了し
次の興行の観客はあなたを招待致します
一回限りの興行です
そのあとピエロがあなたの前に
姿を現すことはありません
これにて今日のサーカスは終幕でございます
楽しんでいただけましたでしょうか
当サーカス団の演目は全て終了し
次の興行の観客はあなたを招待致します
一回限りの興行です
そのあとピエロがあなたの前に
姿を現すことはありません
JAZZ
誰かがJAZZでいこうと言い出した
別に音楽をやるわけでもなく
ただなんとはなしに生きている
酔っぱらいの戯れ言だった
それが何故だが皆の共感を得て
口々にJAZZでいこうと賛同者が増えた
僕も訳が分からないまま
JAZZでいこう、それいいよね
なんて言っていた
なんでもいいからJAZZにしておきたかったのだ
ROCKでもFUNCでもPOPでもなくてね
まあこの年齢だとJAZZがしっくりくるのだろう
誰かがJAZZでいこうと言い出した
別に音楽をやるわけでもなく
ただなんとはなしに生きている
酔っぱらいの戯れ言だった
それが何故だが皆の共感を得て
口々にJAZZでいこうと賛同者が増えた
僕も訳が分からないまま
JAZZでいこう、それいいよね
なんて言っていた
なんでもいいからJAZZにしておきたかったのだ
ROCKでもFUNCでもPOPでもなくてね
まあこの年齢だとJAZZがしっくりくるのだろう
夜の七時
ショウウィンドウに飾られた
セルロイドの人形たちは
夜の七時に眠っていた目を覚ます
時を放ったように一斉に動き出す
セルロイドの人形たちは
つかの間の自由を手に入れる
所有されるものにも
自由の権利はあるのだと
楽しく動きおしゃべりを重ねて
夜が明けたころには
人形に戻っているのだけど
ショウウィンドウに飾られた
セルロイドの人形たちは
夜の七時に眠っていた目を覚ます
時を放ったように一斉に動き出す
セルロイドの人形たちは
つかの間の自由を手に入れる
所有されるものにも
自由の権利はあるのだと
楽しく動きおしゃべりを重ねて
夜が明けたころには
人形に戻っているのだけど
夜坊主
今日も黒子の夜坊主が
夜の戸張を下している
輝かしい夕日を演出しながら
夜坊主は忙しく働く
毎夜毎夜のことだけど
その輝かしい舞台は圧巻である
目には見えない
黒子の夜坊主のおかげなのだ
今日も黒子の夜坊主が
夜の戸張を下している
輝かしい夕日を演出しながら
夜坊主は忙しく働く
毎夜毎夜のことだけど
その輝かしい舞台は圧巻である
目には見えない
黒子の夜坊主のおかげなのだ
月
いにしえのときから
餅に絵を書いたような
きいろい月が
たくさんの星が散りばめられた
夜空の舞台に輝いていた
いにしえのときから
人を魅了してきた月は
今日もその姿を
当たり前のような顔をして
僕たちを見下ろしている
いにしえのときから
餅に絵を書いたような
きいろい月が
たくさんの星が散りばめられた
夜空の舞台に輝いていた
いにしえのときから
人を魅了してきた月は
今日もその姿を
当たり前のような顔をして
僕たちを見下ろしている
山の頂
目指せ山の頂
そこに何があるかなんて
行ってみなければ分からない
山の頂の見たものは
さらに高い山の頂を目指すだろう
そのうち山の頂は心の内に
存在することを知る
さらに高みを目指すには
心眼を開いて思考を
高めるしかないのだと悟る
そして自由自在、千里の高みを
一機に昇華することができるようになる
さあ、さらなる山の頂を目指そう
目指せ山の頂
そこに何があるかなんて
行ってみなければ分からない
山の頂の見たものは
さらに高い山の頂を目指すだろう
そのうち山の頂は心の内に
存在することを知る
さらに高みを目指すには
心眼を開いて思考を
高めるしかないのだと悟る
そして自由自在、千里の高みを
一機に昇華することができるようになる
さあ、さらなる山の頂を目指そう
粉雪
春が始まりだしたと思ったそのとき
冬が別れを告げに来たように
季節外れの粉雪が舞う
僕は襟を立ててコートを着て外出した
粉雪はアスファルトの上で消えていく
きっとそのうちみぞれになって
最後は冷たい雨に変わるんだ
こんな日は君を思い出してしまう
もうとっくに別れたはずなのに
まるでこの粉雪のように思いは
記憶の底で消えいていく
春が始まりだしたと思ったそのとき
冬が別れを告げに来たように
季節外れの粉雪が舞う
僕は襟を立ててコートを着て外出した
粉雪はアスファルトの上で消えていく
きっとそのうちみぞれになって
最後は冷たい雨に変わるんだ
こんな日は君を思い出してしまう
もうとっくに別れたはずなのに
まるでこの粉雪のように思いは
記憶の底で消えいていく