本城陸上クラブは(市民ジョギングもあります)、「今より成長を目指して」が指導方針です、特に長距離は専門です。

「本城公園」拠点に小中学生から大人までのランニング活動チーム
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私の指導観点

2015-10-24 | 心と行動
《 桑田真澄のブログより・指導者論 》


日本中、何百というチームを見てきたけど、

子供たちを怒鳴り散らしている指導者ばかり。


怒鳴らないと理解してもらえないほど、

私には指導力がないんですと、

周りに言っているようなもんだよね。


そんなことも、わからないのかね?


恥ずかしいというか、あまりにもひどすぎるよね。


そりゃぁ、叱らなければいけない時もあるよ。


でも、試合中、練習中、

最初から最後まで、怒鳴ることないよね。


その情熱は、素晴らしいと思うんだけど、

方向が間違っているよね。


それだけ情熱があるのなら、

もっと勉強して知識を身につけるべきだよね。


もっと怖いのが、知識はあるけど、

その知識を間違って使っている指導者だよね。


どちらのタイプの指導者にも、

他人の大切な子供を預かるんだから、

最低限の知識を身につけ、知識があるのであれば、

正しい方向に使ってほしいよね。


このことを、声を大にして、お願いしたいし、

そろそろ「気が付いて」ほしいね。

(中略)

自分に甘くそして、優しく、

子供達に厳しい指導者は、要らないですよ。


たばこを吸いながら、

ミーティングをするのは止めて下さいよ。


練習中に、煙草すら我慢できない弱い人に、

何が指導できるんですか?


昼食に、ビールなどアルコールを飲んで、

練習するのはよくないですよ。


夜までアルコールを我慢できない、

自分に甘い人が、子供達に何を指導するんですか?


不思議ですよね?


子供達を指導する前に、誰かに指導してもらってください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「勝ち負け」だけに拘る指導者が多いと思いませんか?

どんなスポーツであれ、体罰で指導する風潮が未だに残っています。

それは、もはや指導とは言えないと思いませんか?

社会には自分に甘く、人に厳しいことをなんとも思っていない人がいます。

あなたが仕事をしているのなら、そんな上司を何人も見てきているのではないでしょうか?

自己コントロールのできない人は、どんな肩書でも部下はついてきません。

そのことに、気づけないというのはとても心の貧しい人ですね。

スポーツは、心を豊かにし精神を向上させる手段です。

よい指導者ほど、己を律することができる人ではないでしょうか。

よい指導者に巡りあえれば、それは一生の宝になると思います。

そのような指導者が、増えることを願っています。

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