本城陸上クラブは(市民ジョギングもあります)、「今より成長を目指して」が指導方針です、特に長距離は専門です。

「本城公園」拠点に小中学生から大人までのランニング活動チーム
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800mと長距離

2018-07-04 | トレーニング
話変わって、過去に小学生や幼稚園児にフルマラソンを走らせて問題になった園長先生がいた。

極端ではあるが、フルマラソンを走るということが、身体にどのような変化をもたらし、ダメージを与え、その後の成長に影響があるかなどを考えると低年齢にマラソンは向いていないかもしれない。

何をもって、問題なのかを考えてみたところ

「過激に、たくさんの量を、高い質を求めてやる」ことに。

楽しく走る分には、ゆっくり走る分には気を付けてやる分には


故障したり、怪我したり、痛みを抱えて出たり、出来ていない距離を走ったりしなければ

出来ることではないかとも考えられる


これは子供のみならず、大人でも一緒の事で継続的に、故障せず走ると結果に結びつく

現に、ロードレースでは小学生でも10kmのレースなどに出れる場合もある

最終的には、自己責任の下、保護者の責任の下ということであろう。

そのための保護者が誓約書を書いたり、規約を定めている場合もある

日本陸連や組織がからむと責任の問題が発生したり、二者選択した場合問題のないほうに流れるのは仕方のないことかもしれない

そんなこんながあるかは知らないが、


小学生の800mでは制約がかかる距離なのかというところに戻る


そもそも、800mは長距離ではないし中距離として取り扱われている。

最近では、高校生以上の大会では400m系の選手対長距離系選手の戦いで、ここ最近は短距離系の選手に分がある。

先日の女子800mで日本記録にあと0.何秒まで迫った子、高校時代に400mを53秒台で走った言大学生などが活躍している。

彼女らの100mは12秒台中盤だろう

これでは長距離選手がこの種目で勝つのは至難の業

小学生においても、100mの速い子は800mも速い傾向にある

逆を言えば、小学校時代に短距離の遅い子は、目立たないということになる。

そういえば、マラソンランナーなど学生時代にたいした記録ないのにオリンピック選手になったこともある

こう考えると一概に中学生時代くらいで自分の可能性をあきらめるのはもったいない

長距離を取り組んでみないとわからないということにならないか


いま、自分は遅いと思っている子たちも、たかだか1500mくらいで結果が出なくても

高校で芽が出る可能性は充分ある

800mを短距離の速い子が取り組み速くなることはわかりやすい

短距離はしかし、中々速くならないものです

この、中々速くならないというフラストレーションを自分の距離じゃないとわからせてあげるのも大事なことかもしれない。










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