本城陸上クラブは(市民ジョギングもあります)、「今より成長を目指して」が指導方針です、特に長距離は専門です。

「本城公園」拠点に小中学生から大人までのランニング活動チーム
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強くなること

2008-12-27 | 連絡用掲示板
中学、高校で全国大会に出ること。

考え方次第。(本人の)

1 中学で全盛期を迎えたい。高校ではその貯金を活かしてそこそこ走れたら満  足。

2 先々、社会人になっても走りたい(第一線で)、できたら日本で上位に入るよ うな選手になりたい。

この二つとも、間違いではない。(本人が満足するならよい)
ましてや、全国大会に行くことは限られた人数だし、才能のないものは相当のトレーニングを積んでなければ達成できないことの方が大きい。
子供たちが望むならその努力も可能だろう。





800m、1500mなどのスピード系は才能がないと無理だが3000mならそれ相応のトレーニングをすれば可能性はある。
それを望んでやるのならそれはそれで努力による目的達成ということが学べるので社会に出ても役に立つことである。

燃え尽き症候群ということがあるが、可能性があるとかないとか何に対してかが問題である。

 指導者の 「県大会、全国大会に行くぞ!」と気合でやらされたり駅伝のように団体の場合、同じ練習、同じ目標で進んでいく。
一つの目標を乗り越えたら次の目標と次から次へと休む間もなく目標が与えられる。
これでは子どもたちはいつまでたっても休まることもないし何のためにやっているのか分からない。(我慢強くなるかもしれないが心が病んでしまう事もある)
どれだけやっても良いというのは間違いである。
学生時代からサバイバルで一人生き残って、オリンピックに行けばよいという考え方ではないはず。
個人の才能は色々だし、努力できる内容もそれぞれである。
皆一緒ではしごきになることもある。
故障することもある。

走る才能だけでその人の走りが決まることはまずない。
それよりも他の部分に占める割合の方がよほど大きい。
努力、我慢、自己管理(健康管理、食事管理、私生活)、自立性など挙げればきりがない。

特に、ちょこっと練習して、すっと強くなった子などは途中が抜けていることが多く走る才能以外のことが付いてこない、心の成長が伴わないなどでのちのち失敗することが多い。
色々と問題はあるが私たち大人が良く考え子供たちに接することが一番大事なことだと思うこのごろです。
私の良く言うことは「自己ベストを毎年更新出来るように努力すること」。
苦しい練習は我慢し、痛みを感じたら休養を取れ。
一緒に練習しても皆が同じペースでやることが速くなることではない。
自分のぎりぎりのラインを見つけて我慢することである。

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