『論語』の有名な冒頭とドイツ心理学者エビングハウスの学説テーマ:【保存版】使える!古典のことば
習ったことを、折に触れておさらいし、しっかりと身につけていく。
なんと喜ばしいことではないか。
志を同じくするともが遠路もいとわずたずねてくる。
なんと楽しいことではないか。(論語)
学びて時にこれを習う、また、説(よろこ)ばしからずや。
朋(とも)あり遠方より来たる、また楽しからずや。
人知らずして慍(うら)みず、また君子ならずや。
有名な『論語』の冒頭のことばから思い出されるのは、ドイツの心理学者エビングハウスの忘却曲線です。
エビングハウスは、そのままにしておけば、2日後には20%にまで落ちてしまう記憶も、反復学習を繰り返すことで、90%程度にまで引き上げることが可能だということを発見しました。
「習ったことを折りにふれておさらい」すれば、そうしなかったときの3~4倍も、「しっかりと身につけていく」ことができるのですから、孔子の言うとおり、とても喜ばしいことです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます