発作を何度か経験して、
独りで対応する恐怖に、
すっかり夜が怖くなってしまっていた、カイヌシ。
※これまで発作は全て深夜です。
でも、発作の予兆が解る様になって、
座薬に慣れ、大事に至らずに夜を送れる様になって、
ちょっと夜が怖くなくなってきました。
抗けいれん薬を始めてからは、
座薬のいらない夜も有ったりして。
でも。
カイヌシの抗いも虚しく、
何かに吸い取られるように、
うぃるは日に日に弱っています。
この2日間は、発作の予兆があり、座薬を使用しました。
座薬はスグには効かないので、
発作の予兆を良いタイミングで測り知ることが難しいのですが、
大丈夫、それなりに察知できるようになりました。
座薬は15分から20分程で効き始め、
後、1時間~1時間半程、穏やかな眠りが訪れます。
この2日間、うぃるは不思議に甘えてきます。
薬が効き、朦朧とし、睡魔に襲われる僅かな間に、
カイヌシに寄ってきます。
普段は強気な女なだけに…カイヌシの心中は複雑です。
不自由な身体を預けてくるので、
アクロバティックな姿勢になっている為、
姿勢を修正して、枕をセッティングして…
脇の下にクールジェルをセットして、
うぃるの背中に鼻を埋めて…
添い寝する様な形で、
一緒に僅かな間、寝落ちするのです。
「今のうち、ワタシの香りを存分嗅いどくのよ。」
背中がそう言ってる気がして。
うぃるの香りに包まれて、
僅かな間に見る夢も、
これまでの変わらない日常だったりして、
凄く、すごく幸せだったりします。
…だから、もう、夜は怖くありません。
うぃる。
痩せてしまった以外は、
背中のくせ毛も何もかも…
これまでと全く変わらないのに。
あ…
おパンツは増えたけれどね
可愛いアンヨも、変わらない。
でも。
何かが、変わって行こうとする…
大きな流れに飲み込まれそうな、
そんな狭間の、私達です。
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