今宵から しおりが来てます
明日は犬達整体なので、それを終えた後、
シャンプーをして手術の日までこちらで備えます。
耐性菌が身体中に溢れる しおり。
(保護される前の劣悪環境が及ぼした弊害…それを抱え続けています)
これまで「この日」の為に使わずに来た「抗生物質」を、
オペ日に照準を合わせて、使い始めています。
せがるんの天敵はしおり
*
さて…脾臓の疾患のお話です!
※一般的に脾臓疾患は高齢犬で発生頻度が高い※
「疾患」
脾臓に起こる疾患は大きく分けて二つ。
「腫瘍性疾患」と「非腫瘍性疾患」に分かれます。
腫瘍性疾患が占める割合は50~60%(犬)
犬に頻発する血管肉腫は、犬の脾臓腫瘍の80%を占めています。
※血管肉腫は血行性の為、他臓器(右心房、肝臓、脳…等)に転移しやすく、
診断時には既に転移をしている可能性があります。
非腫瘍性疾患においては「血腫」「結節性過形成」等、
併せて脾臓疾患の20~41%、
他、「脾臓捻転」や「外傷」などがあります。
ざっと…調べただけでも「脾臓の何か」は、
安心して抱え込むにはリスクが高い事が分かります。
「非腫瘍性」であっても、腫大して腹腔内臓器を圧迫したり、
破裂し腹腔内出血を起こすことも多い様です。
血の貯蔵臓器ですから破裂の場合、失血による突然死等も起こり得ます。
「診断」
難しいのが診断であり、エコーやレントゲンでは、
「何かある」ことは分かっても、その性質までは確定が出来ません。
※現医療のエコーでは発見2mmが限界値とされているようです。
画像によって「何か」の位置や形状、大きさによっては、
経過観察で様子を見ながら動きを探り、
動きを確認してからの全摘出という段取りです。
「確定」には病理学的検査が必要になります。
術前の「細胞診(針で一部組織を取り出す)」診断できる場合もありますが、
脆い臓器の為、止血が上手くいかずそのまま開腹手術に至る場合や、
この「何か」が腫瘍であった場合に、
針を引き抜くルートに細胞を散らしてしまう恐れもある等、リスクを伴います。
術前の疾患の診断確定は難しい…と言えます。
*次は治療のお話です*
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ヒトもそうですが、如何に持つ体の難問とよりよく付き合って行くかが問題になってきますよね。
時にはそのことで頭が一杯になって気もそぞろに...
やはり生活の基盤は健康だなと強く感じる時があります。でも例え困難があろうとも上手く付き合いその時その時をより良い方向に持っていければいいですね。
...で、ここでお詫びを一つ。
私の日記内容に関することですが、ハナムグリ系もコガネムシ系もどちらも幼虫、成虫共に土中に潜って行くんですよ。ちょっと目を離したすきにどちらともに土中に姿を消してしまって💦
今回はハナムグリ編でしたが次回はコガネムシ編です。コガネムシを激しく土中に潜って行きます💦
幼虫時代を土中で育つ幼虫は土中に居るほうが休まるのでしょうかね?( ´∀` )
コメントありがとうございます^^
やはり土中は故郷…なのでしょうか!
私達が懐かしい…と感じるよりももっと直感的な部分で育った環境に守られている。
…と感じているのかも知れませんね!
コガネムシ編、楽しみです♪
himesijimi さまがおっしゃるように、健康が一番ですよね!
でも、最近思うようになりました。
それぞれの、許される中のベストを目標にしていくしかないな~って^^
だって、どんな個体もこの地球上の生命の致死率は100%
そんな事を聞くと、与えられた中で凌いでいくしかないのですもの。
水分しっかり摂って…暑さを乗り越えましょうね!