厳しかった闘いの中で、
もう一つ、知って頂きたいのが、
尿意(便意)と神経症状関係です。
通常の健康な状態での、尿意(便意)は、
「あ、トイレに行かなきゃ」
と感じる程度で、
そこには、トイレへ向かう行動を起こさせる以外に、
特別に大きな不快はないと思います。
(行きたくて、行けない時は別ですが…)
しかしながら、
神経症状が起きている(脳内の電気指令が暴走を始めている)状態での、
尿意(便意)は、命がけの使命になる訳です。
脳内の電気信号のお話は、先日記しました。
※文字をクリック頂くとそのお話へ飛びます!
脳は、聴覚、視覚や嗅覚、行動等に伴うこれらの電気信号を、
常に処理しています。
この中に、尿意(便意)といった事柄も含まれるわけです。
正常に電気指令が正しく伝わらなくなり、
また、正しく抑制されなくなった脳内では、
発作に近い状態にまで陥ってしまいます。
普通なら、「さて、トイレに行かきゃ」の筈が、
脳内の電気信号が暴走してしまっているので、
「おしっこをしたい」
この事だけで、神経症状に繋がってしまいます。
1つの脳内の電気信号刺激で興奮はMAX状態です。
命がけの排尿になる訳です。
尿を出す…
それだけの為に、心拍数は上がり呼吸も上がり…
身体は後遺症から不自由になっているので、
気合いを入れて立て直し、
形は崩れていても、その姿勢にならなければいけません。
うぃるは節度を持ったしっかりしたコでしたから、
そんな状態でも「トイレシート」を目指して、
這いずり回って苦しんでいました。
もういっか…と、
その寝姿勢のまま、出してくれても良かったのに…と、
何度も、何度も思いましたが、
うぃるはそれが出来なかった様です。
約2週間の寝たきりの日々の中で、
ゆったりとした寝姿勢のまま、排尿が出来たのは
後にも先にも…整体の施術の時だけ でした。
旅立ちの前夜の排尿時には、
20時位から尿意がスタートし、出せず…
脳内の電気信号暴走に疲弊し、
眠り出し…そして尿意で起きだし…を約20分置きに繰り返し、
うぅーうぅー…と、出せない、出せないと苦しみ…
(※夜間救急へ走ろうと、連絡もしていた程。)
やっと出せたのが23時頃。
1日の中に、何度も有る「トイレ」という行動一つにも、
こんなにも苦しめられた日々でした。
いつからかは…、
設置されていた(これまで使っていた)トイレは無理と悟り、
近くに用意していたトイレシートを、
命がけで目指していた、うぃるでした。
その気合を前に、
ただ、サポートする事しか出来ない、
情けないカイヌシでした。
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