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* コーギーな生活へようこそ *

ななみ(血管肉腫)もりし(急性腎不全)うっちー(肺水腫)うぃる(脳腫瘍?)、せがーる・しおり コーギー姉妹の徒然日記。

最後に抗ってみています。

2019-08-12 | うぃる(コギ♀)

昨日、うぃるの深い寝息を確認したのが午前11時前。

そっと抜け出して、病院の受付を済ませに。

巷の長期連休もあり、物凄い混雑。

うぃるが転院をした病院は、有り難い事に、

事前に受付をお願い出来(予約ではない)

順番が近づいてくると、連絡してくださる。

家から病院まで10分、2往復にはなるけれど、助かります。

 

実際、連絡が来たのが14時近く。

うぃるを連れずに出向き、今後を相談しに。

 

発作の状況、現段階の状態(嘔吐で薬が摂れない)を伝えると、

「正直、安楽死というところまで来ている。」

…そんなお話でした。

 

今、決断すれば、うぃるは苦しみから解放される。

けれど、発作のない昼間のうぃるは、

穏やかに良い睡眠をとれているし、

なにより、瞳にはまだ うぃるの意識が存在していて、

しっかりと、うぃるなのです。

それに、便が…、

良便が昨日まで出ていた…という事は、

胃さえ活動すれば、他はまだ機能している…という証。

「…殺してください。」 とは、

まだ、どうしても…決断が出来ず。

※この言葉を使い、不快に思われたら…すみません。

でも「楽にする」と表現を変えたって「殺す」事なんです。

そんな厳しさを、オブラートに包みたくない。

 

そんなカイヌシを見て、先生は、

「最後にもう1回だけ抗ってみませんか?」

という提案をくださる。

嘔吐止めを注射で入れ、その反応を見ましょう…と。

※セレニア → 嘔吐止め、抗がん剤の副作用の強い嘔吐などにも使用するそう。

胃に収まれば、抗けいれん薬も、コルチコイド(鉱)も、

身体に取り入れる事が出来、アジソンの乱れも、

発作も、もう少し食い止められる状況に戻れるかもしれない。

 

もう一度だけ、抗って見る事にする。

「試みずに諦めるより、試みてダメで…諦める方がいい」

いつも、そう思っているので。

 

 

もう一度、受付をし直して、

うぃるを連れ再び病院へ。

皮下補液と共に入れて頂いて帰宅。

 

20時頃の排泄。

ベッド隣に広げてある、トイレシートへ自ら赴き、

よろよろで形にはならなくともスタイル作り、そこで排泄。

うぃるの、意識の高さに改めて驚く…。

 

発作は口からの薬が切れているので、

多発する可能性が高い…と。

座薬でしのいで…との事で、

(それでも止まらなかったら夜間救急!)

10個くださったが…

幸いにも深夜の発作は弱く、座薬は1回で済み。

 

 

迎えた朝

 

自ら、ケン〇ッキーと蒸しパンを口にする。

それは僅かな量ですが、

カイヌシはそこに薬を忍ばせる…!

無理強いでなく、薬も飲めた。

ワンワンカロリーも少し。

モカねーちゃんさま、ありがとう!

それは少しだけれど、自ら、飲もうと口にする。

…といっても、コーギー最強のあの食欲が戻った訳ではなく。

ほんの一瞬の喜びかもしれない。

 

その後も、自ら室内をよろよろながらも、

キッチンへ足を運び、プラゴミ袋を漁る。

キッチンへ真っ先に向かう所が うぃるなんだよねぇ。

もう、見れなくなって随分と経った、

うぃるのルーティーンが見れた、そんな日です。

 

急須のお茶が、出き切る寸前、

一瞬、量が増えるように…

これが、最後の一瞬のエネルギーだったのだとしても。

 

この治療で、少しでも安定が図れて…

うぃるの時間が、穏やかさが少しでも多く続くのなら、

もう少しだけ、一緒に居たいです。

 

今日もこれから病院です。

 

 

せがは、お姉ちゃんにべったり。

(余り近く寄り過ぎると、暑いからウザがられる…ので、この距離感!)

それは…

うぃるが要らない…と「ぺっ」したものを、貰えるから。

「ずっと、お姉ちゃんの妹がいいなー」…と、

思っていそうな、せがるんなのでした…

 

「 生きること、死ぬこと」

沢山、たくさん考えた日でした。

 

 

コメントありがとうございます

戻りましたら、きちんとお返事をさせてください!

沢山支えて頂き、感謝しています。

 

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薬も食事も…止めます。

2019-08-11 | うぃる(コギ♀)

昨夜は、神経症状も酷く、

座薬でしのいだ時間でした。

発作とは別に、変な恐怖感も有る様で、

瞳を見開いて(歌舞伎の様な表情、涎垂れ流し)

突然パニックの様になったりもします。

これには波も、パニックの大小も有りますが、

ほぼ毎夜…です。

やはり、完全に脳に何かあるな…と、

この数日で、その変化を感じています。

 

やっと朝を迎え、

やっとの思いで、お薬と僅かな流動食をお腹に収め…

 

たと思ったら、嘔吐。。。

 

 

昨日、良便が出ていたので、

例え強制的な食事でも栄養になってるんだ…

…という喜びもありましたが。

 

うぃるは着実に、自ら死に向かって歩いています。

 

その事を感じた今、

食事も、そしてお薬も…

もう止める事にしました。

飲ませる事も強制で、苦しみなんだと、

本犬もはっきり伝えてきます。

 

今の、うぃるが飲んでいる薬は、

発作を抑えるための抗けいれん薬と、

アジソン病のコルチコイド(鉱・糖) ※です。

どちらも、注射等での薬品はないそうで、

※グルココルチコイドは注射も可能の様ですが、

一番必要なのはミネラルコルチコイドの方。

口から入れて、胃が動き吸収できないのであれば、もう、

なす術がありません。

そして、不足すれば、即…体内バランスは崩れ、

再び病が首をもたげ出すでしょう。

 

「発作とパニックの為に生かしておくのか」

 

今、カイヌシは思いあぐねています。

 

後ほど、一人で病院へ相談に足を運ぼうと思います。

何か…策はもうないのか…と。

命…というものの前では、

カイヌシは本当に無力です。

まぁ、全てにおいて無力なんだけどさ…(涙目)

 

 

そして、この様なことを書くな、

胸の内に収めろ…と、

思っておられる方もいらっしゃることでしょう。

 

でも、命と向き合うとはそう言う事です。

SNS等の普及により、

楽しい事、綺麗な事、都合のいい事ばかりが

クローズアップされている様に感じる現代、

でも、迎えた命には必ず終わりがあり、

終わる為には、沢山の苦しみや、悩みながらの選択や

それに寄り添う側の葛藤も有り、

そして、命を迎えた責任が在るんです。

 

そう言った全てを知ったうえで、

どうか、命を迎えてください。

そう言う人間が増えれば、

きっと不幸な命も必然的に減っていくと感じます。

安易に命を手放す人間も減るでしょうし、

しおりの様な、酷い環境下でのお母さん犬(繁殖犬)も減る筈です。

 

そんな事を考えています。

重い文面で申し訳ありません。

 

 

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夜も怖くない。

2019-08-10 | 飼い主

発作を何度か経験して、

独りで対応する恐怖に、

すっかり夜が怖くなってしまっていた、カイヌシ。

※これまで発作は全て深夜です。

 

でも、発作の予兆が解る様になって、

座薬に慣れ、大事に至らずに夜を送れる様になって、

ちょっと夜が怖くなくなってきました。

 

抗けいれん薬を始めてからは、

座薬のいらない夜も有ったりして。

 

 

でも。

カイヌシの抗いも虚しく、

何かに吸い取られるように、

うぃるは日に日に弱っています。

 

 

この2日間は、発作の予兆があり、座薬を使用しました。

座薬はスグには効かないので、

発作の予兆を良いタイミングで測り知ることが難しいのですが、

大丈夫、それなりに察知できるようになりました。

 

座薬は15分から20分程で効き始め、

後、1時間~1時間半程、穏やかな眠りが訪れます。

 

この2日間、うぃるは不思議に甘えてきます。

薬が効き、朦朧とし、睡魔に襲われる僅かな間に、

カイヌシに寄ってきます。

普段は強気な女なだけに…カイヌシの心中は複雑です。

 

不自由な身体を預けてくるので、

アクロバティックな姿勢になっている為、

姿勢を修正して、枕をセッティングして…

脇の下にクールジェルをセットして、

うぃるの背中に鼻を埋めて…

添い寝する様な形で、

一緒に僅かな間、寝落ちするのです。

 

「今のうち、ワタシの香りを存分嗅いどくのよ。」

背中がそう言ってる気がして。

 

うぃるの香りに包まれて、

僅かな間に見る夢も、

これまでの変わらない日常だったりして、

凄く、すごく幸せだったりします。

 

…だから、もう、夜は怖くありません。

 

 

うぃる。

痩せてしまった以外は、

背中のくせ毛も何もかも…

これまでと全く変わらないのに。

 

 

あ…

おパンツは増えたけれどね

 

 

可愛いアンヨも、変わらない。

でも。

 

何かが、変わって行こうとする…

大きな流れに飲み込まれそうな、

そんな狭間の、私達です。

 

 

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うぃるちのズンドコ節~ドライブBOX更なる改良へ!

2019-08-09 | うぃる(コギ♀)

うぃるの麻痺を受け入れてから、

1週間以上が経ちました。

時間経過とともに、

その事に、うぃる自身も私達も慣れ、

それぞれの役割を上手にこなして、毎日を送っています。

 

記憶障害も…

どうやら現在は断片的で、

発作前と繋がった記憶も有る様です。

(見ていてそう感じます。)

トイレも、場所を忘れたわけではないけれど、

そこまで行けないので、

近場に置いてあったシートを目指す

※流動食を与える際などに汚れるので下に敷いて使っているので、

割とうぃるの寝床の側に置いてあった。

そんな感じです。

うぃるの頑張りに、感動してしまったカイヌシです

 

 

おおっと、話が逸れてしまいました。

 

麻痺が出て、困ったことがひとつ。

それは車の移動です。

昨年秋の長旅へ向けて、

ドライブBoxを広く改良したお話は以前記しました。

その後も、もっと広く使えるように…と、

更なるアレンジをして、最新版は、

こんな感じになっていました。

※2019.6月の那須旅行の際。

元気な頃はこれでも十分すぎる空間でした。

(犬的には広すぎるのも落ち着かないらしい!)

角と角を、斜めに使えば、身体を曲げずに寝れる広さです。

でも、麻痺がおきてからは、

もっとだらーんとしている事も多いので、

本音、もう少しゆとりが欲しいな、と感じていました。

 

うぃるの住む町は、とにかく山坂の多い町。

上り坂では、お尻がズン…

下り坂では頭部がダッシュボードに、ドコっ!

注意して運転しててもこのありさま。

病院まで、大した道程じゃなくても、

余りにもズンドコしちゃうので、

後部座席側の犬達の2席を取っ払って( ↓ )

助手席を後方へスライドさせ、

うぃるの席のエリアをもう少し広げました

発作でだらーん…としていても、

余裕がある、広さになりました

ゆとりが生まれました~

(もう、3匹でのおでかけもないでしょうし。)

 

変化を受け入れるという事は、

全てにおいてこういう事で…。

変化に柔軟に対応して、快適さをキープ

大事ですね

 

 

さって…と。

気の重い…

うぃるの食事のお時間です…

一気に食べられないので、

起きだしたタイミングを狙って詰め込みます

 

 

夜は、発作が起きる可能性が非常に高いので、

トラブル回避の為に、自室のサークルで寝てる、せがるん。

波留ママさまアドバイスありがとうございます♪

 

昼間は、フリーにしていますが、

気が付くとお姉ちゃんの側で寝ています。

うぃるの器が有って、初めて活きる せがーるキャラ。

せが…これからはしっかりしないとね。

お姉ちゃんはいつまでも、居ないんだよ。。。

 

 

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調子が思わしくありません。

2019-08-08 | うぃる(コギ♀)

酷い麻痺が残ってしまった4回目の発作から、

飲み始めた、抗けいれん薬。

その成果が有ったのか、どうか…ですが、

再発作には繋がらずに、何とか上手に来れた1週間でした。

 

ただ、昨夜から、また、

発作の前兆が見え隠れし始め、

座薬も2回使いました。

今日も病院で、朝から行って参りましたが、

体重も徐々に落ち始めています。

(本日9kg)

 

うぃるの様に、高齢域になってからの発作の場合、

若い頃からの癲癇発作とは異なり、

何らかの原因が「脳」に有る場合が多いのだそうです。

※判断をするためのMRIを受けていないので、

あくまで推察の範囲ですが。。。

その場合、間違いなく頻発してくる…というのが、

この病院の複数の獣医師のお見立てです。

 

少しでも、この状態を維持しながら…

十分な水分摂取と、食事(←これも課題)

発作の封印がどこまでいけるのか…ですね

 

 

手作り食なんか見向きもせず(涙)

発作の後遺症で鼻の効きも悪い様で、食べ物と認識が難しい模様。

匂いのキツイ、療法食(缶)も少々は口にしますが、

すぐに飽きてしまって。

 

市販の流動食を主流に、

後は、アドバイスをいただいたので、

ichiyoさまありがとうございます♪

カリカリを粉砕して流動食にしたり。

病院からもお試しであれこれ買ってみたり、と試すも。

でも。

うぃる的には、もう…「嫌」なのだそうです。

でも、騙し騙し、お口に押し込む。

うぃるからは、反抗的視線がバシバシきます…涙。

 

で…、こんな状態なのに、試しに…と、

鼻先に近づけた、カイヌシのパウンドケーキは平らげた

 

もー…ここまできたら、今は興味の示すもの、

美味しい、この世にまだ残りたい

…と思ってもらえるような品々で勝負です

 

もう、身体に良い物からのチョイスではなく、

兎に角エネルギー充填に重きをおく。

ここまで…

ここまで、来てしまいました。

 

* 

 

夜はせがるんとお散歩です。

せがるん、鼻汁出てますよ。

あぁ、ついこの間まで、

うぃるは一緒で、

当たり前に、オヤツをねだっていて。

 

しっかり、この足で歩いて。

そんな小さな事に気が付くたびに、

潰れそうになってます。

 

もう、頑張らせたくないです。

でも、諦めずに、うぃるの全てを認めて、

受け入れながら。

厳しい現実を受け入れながら。

 

うぃるぅ、正直ウザイかも知れないけれど、

まだまだ、カイヌシサポートは続くんだからねっ

 

 

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ワンコの整体~うぃる編・これが犬生最後の整体かな!?

2019-08-07 | 前十字靭帯断裂* うぃる

4回目の発作から、1週間が経ちました。

抗けいれん薬を始めてから、

徐々に発作の前兆は影を潜め、

発作を事前に抑えるための座薬も、

ここ数日は使わずに来れています。

 

昨日から、また、少しづつ

口からの水分摂取量も増え、

停滞気味だった胃腸も戻りつつあり。

食事は流動食ですが、少しづつ摂れるようになっています。

 

発作を抑え込めたことで、

うぃる自身のダメージが少し、回復してきている様にも見えます。

 

 

昨日は、以前から予約していた、ワンコの整体の日でした。

 

うぃるの前十字靭帯断裂が解ってから、

kikimamaさまから教えて頂き、

K先生へお願いするようになりました。

 

時は過ぎ、

今、うぃるは前十字靭帯断裂どころでは、

なくなってしまいましたが、

それでも、大きな不具合をこれまで抱えずに来れた事は、

K先生のお力添えあってのこと。

 

これまでの施術の成果などからなのでしょう。

うぃるは、K先生をとても信頼していたので、

今回、お願いしてみることにしました。

例え、施術が難しくても・・・

最後に逢ってやっていただきたい、と。

 

K先生ご快諾くださり、

暑い中、わざわざ来てくださいました。

 

初めのうぃるとの軽い挨拶で、

うぃるは先生へ何かを伝えていました。

K先生は状態を悟った様子。

 

そっと、スタート。

受け入れる、うぃる。

そして、毎度の。

邪魔する、せがるーん…

アンタは…ブレないよね…

 

発作で筋肉は固まり、

普段、使わない部位もかなりこわばっていたとのこと。

それがほぐれ、麻痺はとれずとも、

身体がとても楽になったのだと思います。

この表情です

 

そして…終わるころには…

うぃる、お顔、お顔

(ナイショですが、うぃる、オチッコ漏らしちゃってました…)

沈ちーん…!

 

*

 

4回目の発作の後、

大きな麻痺が残ってしまったうぃるですが、

それでも、排泄の際は、

起き上がろうとする姿勢を必ず見せていました。

(成功するかしないかは別にして…)

なのに、今回の施術中は…

K先生に身を委ねながらの、お漏らし。

凄く、気持ち良かったのだと思います

 

良かった。

次が…有るのでしょうか。

 

そのことは、まだ、

今の私達には解らないのだけれど。

K先生、本当にありがとうございました。

 

 

残された時間を…

うぃるの、一番の幸いのために。

 

でも。

うぃるの一番の幸いって…何なのだろう。

本当に、そんな毎日です

 

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老婆時間!

2019-08-05 | うぃる(コギ♀)

昨日は、朝イチ、8時には犬ばあちゃん参上!


犬ばあちゃんが、うぃるに逢いに…

電車とバスで来てくれました。

 

本来は送迎したい猛暑。

でも、それも叶わずで。

 

 

大まかな記憶を失っているであろう、うぃるは、

犬ばあちゃんの手の香りを、

身体がひっくり返ってしまう程伸び上がって…

執拗に確認した後、どうやら解った様子。

水曜日の発作以降、少しずつは記憶が戻っている部分もありそうです。

うぃると会話していないので、確かな事は解りませんが。

 

不自由な身を寄せて、

僅かな間、甘えていました。

…すっかり、老婆同士になっちゃったよね。

 

2010年11月撮影、フォトbyロビパパさま

うぃる「えー…前からばあちゃんは、ばあちゃんだったよ

アタシは若くて可愛くて美人だったけど。

 

 

これがこの世の別れとしても。

ベタベタしないのが、うぃるで。

一通り甘えたら、あとは…冷めたもの…(^^ゞ

 

 

「しおりが待ってるから帰るよ。」

うぃる「しつこいわねー。」

 

巷は日曜日。

コギ父が少し遅い出勤でまだいたので、

犬ばあちゃんを送ってもらえて、助かりました。

 

 

明日は、うぃるが信頼した、

整体のK先生との日です。

もう、整体を受けるのは難しいですが、

「うぃるに最後に逢ってやっていただけませんか?」

事前にご相談した所、ご快諾いただいて。

 

うぃる、最後のミッションだよ。

 

 

貧血は幸いまだ、そこまで酷くはありません。

それでも呼吸が上がる時は、

酸素吸入をしてみています。

タオルで土手を作って、風の流れを誘導すると、

マスクとしてしっかりハメなくとも、

それなりの濃度での吸入が出来るとの説明がありました。

 

 

あれだけ毎日飲めてたお水も、

ほとんど飲まなくなりました。

食欲も、この2日間で急激に落ちて殆ど食べれて居ません。

体重も9.15Kg…落ちています。

でも、幸いなことに発作は起きておらず、

影を潜めています。

そして、4日の深夜は、オムツに血のゼリー状塊を数個発見。

膀胱炎を疑い、翌5日、朝イチで病院へ。

 

補液入れて頂き、抗生物質も。

 

お薬は、アジソンのステロイドに、

腎臓のフォルテコール、

発作対策の抗けいれん薬、

薬漬けですよ。

 

食欲が落ち、自然な摂取が難しくなってから、

お薬以外の、サプリ系は全て止めてしまいました。

勿論、口に放り込む事は出来ますが、

そこまでして…との思いもあります。

 

もう、頑張らなくていいよ、といいながら、

それでも、穏やかな時間の為にと病院へ通う。

自問自答しながら、

最近は何が何だか解らなくなってきている、カイヌシです。

 

 

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それでもカイヌシは歯を磨く!

2019-08-03 | うぃる(コギ♀)

火、水曜日(7/30~31)にかけての夜2回の、

立て続けの発作で、

それ以降、どんどん身体が不自由になった、うぃる。

 

 

その水曜日(31日)には、抗けいれん薬の使用を始めました。

(イーケプラ250mg)

その翌日(1日)には、もうひとつの抗けいれん薬も被せ合う形で

使用が決まりました。

(エクセグラン100mg)

↑ こちらの薬、効きが(血中濃度)安定するまで数日要する様で、

その間の発作を食い止めるのが座薬です。

(ダイアップ10mg/ジアゼパム)

具体的な予兆を察知したら入れます。

 

確かに、1日の深夜(2日の未明)にかけては、

座薬が切れてくると発作の予兆が頻発し、

座薬、いただいていた分残り1コ…で慌てて、

夜間救急へ走り、追加でいただいたほどです。

幸いにも、それ以上使わずに済んだけど。

 

ですが、2日の日中や、3日の未明は明らかに安定感が違い、

am2時半には1回座薬使用しましたが、

えぇ、えぇ、う〇こ反撃くらいましたぜ(笑)

発作の予兆で起こされる事は有りませんでした

他の件では起こされますが…(笑)

 

この安定は一時的なものになると思いますが、

抗けいれん薬はとても研究されている分野の様で、

多様性があるので、その子に合う合わないや、

症状によって組み合わせたりして使えるそうで、

悲観しなくていいとは、おっしゃっていただきました。

 

目下の闘いは、腎臓病でもなくアジソン病でもなく。

対、発作の闘いです。

「…さァ…最終局面だ。」

by志々雄真(るろうに剣心実写~伝説の最後編より)

↑ まだやってる。

…ってか、ポンポンセリフが出てきちゃうんですって!

 

うぃるの穏やかな日常を、

少しでも多く維持できるように。

これが最終課題です

 

 

こんなになっても、カイヌシはうぃるの歯を磨きます。

これまでと同等のケアは出来なくとも、

少なくとも口内環境の悪化は避けたい。

うぃるの負担にならない様に、短時間でサクっとね

もりしも、うっちーも…

旅立つ2日前まで、歯ケアしていたんですよ…

守ってあげられること、

カイヌシが出来る事はこんな事だけだけど。

 

 

 

これは、去年の夏。

つい、先日の月曜日(29日)まで、こんな感じで、

アイスねだってました…

 

発作の後、完全に壊れてしまいました。

そんな危うさの上に在るのが、命なのなのかも知れませんね。

 

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発作の度に、随分と衰弱しています。

2019-08-02 | うぃる(コギ♀)

発作の度に不自由さが増し、

今は寝たきりです。

歩く事は出来ません。

 

自分が、うぃるで有る事も、

私がカイヌシで有る事も、

コギ父がコギ父なことも…

せがーるが妹な事も、

もう、何も解っていない様です。

元気な時、うぃるはコギ父を鼻にもかけなかったのですが、

(食べ物持ってる時しか近づかない、呼ばれてもシカト…笑)

自ら近づき、シツコイ程に匂いを確認し、

お鼻スタンプいっぱい

何気に、相手にされて喜んでたコギ父。本音、これまで寂しかったのね(笑)

 

鼻も効きにくくなっています。

トイレも忘れてしまいました。

食事も、今宵からは流動食です。

首すら自力で上げる事が出来ません。

 

4回の大きな発作以降は、

抗けいれん薬と、座薬を使う事で、

大きな発作は防げていますが、

座薬を使える合い間に、何度か小さな発作は夜通しあります。

今後、もっと頻発していくと推測できそうです。

 

 

うぃるの急激な変化に戸惑うとともに、

急激に、必要な品があれこれと…。

 

コギ父は、普段朝6時半ごろ~22時過ぎまで、

もっと言ってしまうと、日曜日さえ仕事の場合も多し。

この状態のうぃるを家に残せず、困っていました。


 

昨日、あらとらさまが突然にも、

ご自身のお時間の合い間に立ち寄って下さいました。

発作の出難い時間帯だったこともあり、

でも、念のため、発作が出たら触らなくていいと告げ。

うぃるを見ていてくださっていて、

犬用おむつと、以下食材ささーっと買い出しに行けました。

身体の状態がこうなってくると、

手作り食は難しいですね。

まずは食べにくいことと、カリカリに比べ量が増えがち。

そうすると食べてる途中で疲れちゃう。

また、カリカリの様な強烈な香りが弱いので、

食べ物と認識が難しい様で、米粒なんてポイっ!です(笑)

こうなってみて、初めて知ったことでした。


ネットも便利ですが、時間がかかる事がネック。

事前に解っていたら、準備出来たものを…。

余りの急展開に戸惑うばかりです。

ついこの間までお散歩行ってたんですよ

そして寝不足だから思考がかなーり停滞しとる。

大きなシリンジは、エレナ母さまがくださいました。

小さいのしか持ってなくて慌てました!

犬用オムツは、以前、さくらママさまと、Jさまがくださった分で

急をしのげました

(しおりパンツだと量が多くて漏れちゃうの…)

 

クールマットはごんちゃんママさまや、波留ママさまから。。。

うぃる、支えていただいてます

 

優しさが沁みます…

 

 

4回目の発作の後、病院で鎮静をかけて頂いた後のうぃる。

夜通し寝られなかったので、

鎮静も良く効き、眠くて眠くて…といった所。

 

お水、上手に飲んでいたので、

ちょっと目を離したら、

飲み終えたまま、寝こけちゃってました…

今までの、うぃるでは考えられなかったから。

凄く、キュンキュンします。

 

トイレが解らなくなった初めは、

リビングのど真ん中や、

キッチン、廊下のど真ん中で大量チッ〇をして、

めちゃ笑顔でカイヌシを凝視して来たときは、

あ…コヤツ悪女やった…とも思いました…

でも、梅雨明けの太陽はギラギラ

洗えば、1日でタイルカーペット乾かしてくれちゃうもんねー

 

オムツでのおトイレも、凄く抵抗が有る様でしたが、

(基本、キッチリした性格のコなので)

おぉ、上手上手~

褒め倒したら、最近は抵抗感、ちと減ったようです。

(身体の不自由さが増して諦めの境地に至ったのもあるかも?)

 

座薬を使うと、時々ウ〇コで反撃されたりして、

やるな……とニヤニヤしてしまいます。


こんなやりとりも、貴重なんですよね

 

 

最後に。

うぃるが私達との繋がりを忘れてしまった事は、

本音、凄く淋しいのです。

でも、もしかしたら、潔く別れ行くための、

大切な事なのかも知れない、と思うようになりました。

「 別れ(離れ)がたい… 」

そんな気持ちが沢山残っていたら、

辛くたって苦しくたって頑張っちゃうじゃないですか

 

どうかどうか、うぃるの旅立ちが、

穏やかなものでありますように。

 

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何だかんだと…穴は何処!?

2019-08-01 | 飼い主

うぃるが救急でお世話になっている病院は、

獣医の先生は複数いらっしゃるのです。

 

もう、何度かお世話になった中で、

同じ先生に当たった事はないのですが、

皆、同じ反応をするので、余談ですが…。

 

 

座薬をお世話になる様になったこの所。

これまで未経験ゾーンだった訳で、勉強になりました

 

座薬レクチャーをしようと…

おケツ、まさぐる先生。

(または、体温測ろうとまさぐる場合も)

ですが、まさぐった挙句、100発100中、

辿り着くのは陰部…

 

「…あれ

…という表情なさるので、ちょっと面白い。

…で、

「あぁ、ここでしたかー

というオチ…

 

流石、ボボケツ毛の、おちょんがー

獣医師をも惑わす、おケツなのであーる

 

 

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