昨日、うぃるの深い寝息を確認したのが午前11時前。
そっと抜け出して、病院の受付を済ませに。
巷の長期連休もあり、物凄い混雑。
うぃるが転院をした病院は、有り難い事に、
事前に受付をお願い出来(予約ではない)
順番が近づいてくると、連絡してくださる。
家から病院まで10分、2往復にはなるけれど、助かります。
実際、連絡が来たのが14時近く。
うぃるを連れずに出向き、今後を相談しに。
発作の状況、現段階の状態(嘔吐で薬が摂れない)を伝えると、
「正直、安楽死というところまで来ている。」
…そんなお話でした。
今、決断すれば、うぃるは苦しみから解放される。
けれど、発作のない昼間のうぃるは、
穏やかに良い睡眠をとれているし、
なにより、瞳にはまだ うぃるの意識が存在していて、
しっかりと、うぃるなのです。
それに、便が…、
良便が昨日まで出ていた…という事は、
胃さえ活動すれば、他はまだ機能している…という証。
「…殺してください。」※ とは、
まだ、どうしても…決断が出来ず。
※この言葉を使い、不快に思われたら…すみません。
でも「楽にする」と表現を変えたって「殺す」事なんです。
そんな厳しさを、オブラートに包みたくない。
そんなカイヌシを見て、先生は、
「最後にもう1回だけ抗ってみませんか?」
という提案をくださる。
嘔吐止め※を注射で入れ、その反応を見ましょう…と。
※セレニア → 嘔吐止め、抗がん剤の副作用の強い嘔吐などにも使用するそう。
胃に収まれば、抗けいれん薬も、コルチコイド(鉱)も、
身体に取り入れる事が出来、アジソンの乱れも、
発作も、もう少し食い止められる状況に戻れるかもしれない。
もう一度だけ、抗って見る事にする。
「試みずに諦めるより、試みてダメで…諦める方がいい」
いつも、そう思っているので。
*
もう一度、受付をし直して、
うぃるを連れ再び病院へ。
皮下補液と共に入れて頂いて帰宅。
20時頃の排泄。
ベッド隣に広げてある、トイレシートへ自ら赴き、
よろよろで形にはならなくともスタイル作り、そこで排泄。
うぃるの、意識の高さに改めて驚く…。
発作は口からの薬が切れているので、
多発する可能性が高い…と。
座薬でしのいで…との事で、
(それでも止まらなかったら夜間救急!)
10個くださったが…
幸いにも深夜の発作は弱く、座薬は1回で済み。
*
迎えた朝
自ら、ケン〇ッキーと蒸しパンを口にする。
それは僅かな量ですが、
カイヌシはそこに薬を忍ばせる…!
無理強いでなく、薬も飲めた。
ワンワンカロリーも少し。
モカねーちゃんさま、ありがとう!
それは少しだけれど、自ら、飲もうと口にする。
…といっても、コーギー最強のあの食欲が戻った訳ではなく。
ほんの一瞬の喜びかもしれない。
その後も、自ら室内をよろよろながらも、
キッチンへ足を運び、プラゴミ袋を漁る。
キッチンへ真っ先に向かう所が うぃるなんだよねぇ。
もう、見れなくなって随分と経った、
うぃるのルーティーンが見れた、そんな日です。
急須のお茶が、出き切る寸前、
一瞬、量が増えるように…
これが、最後の一瞬のエネルギーだったのだとしても。
この治療で、少しでも安定が図れて…
うぃるの時間が、穏やかさが少しでも多く続くのなら、
もう少しだけ、一緒に居たいです。
今日もこれから病院です。
*
せがは、お姉ちゃんにべったり。
(余り近く寄り過ぎると、暑いからウザがられる…ので、この距離感!)
それは…
うぃるが要らない…と「ぺっ」したものを、貰えるから。
「ずっと、お姉ちゃんの妹がいいなー」…と、
思っていそうな、せがるんなのでした…
「 生きること、死ぬこと」
沢山、たくさん考えた日でした。
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