うぃるは4回の発作を経験しました。
発作に関しては、私はほぼ未経験でした。
知らない中で、
波留ママさまからアドバイスいただいた事で、
波留ママさまは、愛犬の発作の経験者です。
随分と対応、対策が出来ました。
また、獣医師によっては、発作への指導も十分でない場合もあります。
その様な事から、
これから経験なさる方も居るかもしれません。
何かの参考になればと記します。
*
ななみ が抗がん剤の副作用での発作に至った経験は
2回程ありますが、その際の発作は、
うぃるの1、2回目の発作と酷似していました。
◆意識が無く、手足のバタバタ(もしくは手足の痙攣)から
※この間、30秒~1分程
ハヒハヒ…と、呼吸が荒くなり、
軽く泡を吹き…時間をかけて収束へ向かうというものです。
※10分~30分程で我に返る。
何も知らなかった私は、口元の泡を拭いたり、
呼びかけをしたりしてしまいました。
しかし、これは誤った対応だと後に知りました。
また、上記の様な発作は、比較的軽度な場合が多く、
激しい発作の場合には、下記に記すような状態に陥ります。
(うぃるの3、4回目の発作は正にコレそのものでした。↓)
「指一本軽く持っていかれるので触らないこと」
…の意味を、改めて知ったのでした。
◆穏やかに寝ているのに、急にスイッチが入り、
(勿論、意識はありません。)
口を獅子舞のように激しくカチカチさせながら、
身体全体で、釣り上げられた活きのいい大型の魚の様に
バタバタと身を振るい
近くに有るクッションなどを鬼の形相で噛みまくる。
※この間、30秒~1分ほど。
後、呼吸がハヒハヒ…と変わり、時間をかけて収束に向かう。
※10分~30分程で我に返る。
…というものです。
起きてしまった発作は、基本、止める術は一般家庭ではありません。
発作が起きてしまったら、
1.冷静に見守りつつ、時間の経過と状態の変化を確認しておくこと。
2.発作の始めは、軽く呼びかけ、
意識があるかないかの確認をしておくこと。
3.激しい発作の場合、上記の様な状態で噛まれると、
手加減がないために大けがに至る事が有るので、
手を出さずに、経過観察をすること。
4.大きな呼びかけや、揺さぶりは、次の発作を誘発する恐れがあるので、
行わずに、静かに…発作の収束を待つこと。
…以上です。
また、多頭飼育の場合には、何気なく、
日常と同じ感覚で兄弟(姉妹)犬が近づいた事で、
発作時に大けがに繋がる危険があります。
※発作を起こしている側は意識がなく身体が勝手に動いている為です。
可能な限り、別の場所で寝させるなど、
隔離出来るようにすることをお薦めします。
*
座薬について。
座薬は、起きる前の発作を抑え込む事に、
また、一度発作が起きてしまった後、
次の発作に繋がらない様に使います。
挿入してから、約10~20分程して効いてきて、
血中濃度で安定するのが1時間ほど、との事。
この特性を理解して、発作に繋がる神経症状が見え隠れしたら、
先を読んで使っていきます。
※そのコの置かれている状況によっても異なりますので、
基本、獣医師の指示に従ってください。
座薬を用いても、発作が止まらず、
次の発作、次の発作…へと繋がる場合には、
可能であれば救急病院へ向かって、処置を受けてください。
発作の重積は、身体への大きなダメージとなります。
*追記*(2019.8.21)
稀に、発作時にひきつけや、舌を誤って噛ませない為に、
割りばしなどを口に挟む飼い主さんも居られるとか。
ただ、犬の口の構造は、人とは異なるので これは必要ない そうです。
逆に誤って噛まれた場合など、大けがに繋がります。
発作時はくれぐれも手を出さないでくださいと、
獣医師からの指導がありました。
*
初めて発作の全貌を知った時には、
正に、エクソシスト、オーメン、ゾンビ…
そんな感じと捉えました。
無意識下で、そのコの身体を…何者かに支配されていく。
そんなイメージです。
発作は、生まれながらに癲癇体質のコも居れば、
うぃるの様に、加齢の先に、何らかの不具合により
起きてくる場合も有る様です。
1/100頭に起こると言われているのが発作です。
決して他人ごとではありません。
知っておくことは、とても重要です。
参考にしていただけたら、幸いです。
*
うぃる…
この時も、呆れてました…
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