虹の向こうに

4人の子どもの父親をしています。
リバ剣、段位は三段。
なぜか少年野球の監督してます。

後の祭り

2005年09月12日 | その他記録
臨時カテゴリー)衆院選2005
最終回 結果を見て

「自民圧勝」
でしたね。

公務員いじめの政治、弱者切り捨ての政治が始まります。
郵政改革は必要だと思うけど、下々の局員を悪者にするのは筋違い。
特定郵便局制度とか、信書事業の独占とか、不透明な郵貯の運営とか、民営化すれば改まるのかなぁ。
半端な傀儡企業(結局国の方針でしか動けない会社)をつくるぐらいなら、公設民営方式の導入とか、信書事業の本当の自由化とか、特定郵便局制度の廃止とか、もっと有効でかつ早急に取り組める改革があったんじゃないだろうか。
そんな対案を示せない野党も悪い。

結局、小泉総裁が論点を絞ってわかりやすい選挙にしたためにこんな結果になりました。
野党のアイデア、あるいはイマジネーションの敗北。
結局反小泉自民ってだけで、独自色は出せずじまいだった。

これで、説明不足やっつけ(もしかしたら不要)増税がやってきます。
障害者自殺法案が成立し、重度重複の方から駆逐されていきます。
教育は教員いじめの、子どもの役には立たない代物へと堕ちていきます。
そんな教育を受けさせられて、きちんと生きる意欲が育まれないと、少数の要領だけよい見かけ優秀な上層と、少数のとりあえずこなす型の中堅層と、多数のおちこぼれの最下層の3層に分かれ、ニートが増えます。

「国民は郵政民営化以外の案件にも白紙委任したわけではない」
と野党の党首が口をそろえる。
負け犬の遠吠え。
結局多くの国民は郵政民営化=唯一の審議対象と勘違いしてしまった。
世間知らずの集まりを、総裁はうまく操りました。
まさか、催眠術?いや、元から眠っているようなものか。

絶対安定多数ですから。
小泉総裁がやろうと思えば何とでもなる、そんなニッポンの誕生です。
おめでとうございます。