かとうなおひこのブログ

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シャーラーのFloydRose

2008-08-24 17:15:26 | ギター
 毎度のヤフーオークションで、シャーラー製のFloyd Rose ブリッジを手に入れておりまして、どのギターに載せようかなぁ~?と悩んでいたのですが、Charvel の CDS-90 に載せいる事に致しました。HPの方で記事にするほどの分量でもないので、ここでざっとやっちゃいますね。(^_^;)。
 

 
 フリーデイって実は、半音下げチューニングでやっているのですが、今回のライブはコピー曲が多く、個人練習の時は、ノーマルチューニングでロングスケールのギターが必要でして、このシャーベルを使っていたのですが、久々に引き込んでみると、これもまたなかなか良いギターでして・・・(^○^)。フレットはジャンボなんだけど、高フレット域で、なぜかフレットとフレットの間が広く感じるギターで、タッピングとかが凄くやりやすいんですねぇ。さらにジョイント部分下側のカッタウェイの切り方も絶妙で、ハイポジションがとても弾きやすい。おまけに、ボディーが薄くてとっても軽いのでありました。

 今まではグレコ刻印のタケウチ製の Pro タイプのフロイドローズが載っておりましたが、やっぱりいろいろなブリッジを試していると、タケウチ製のブリッジには、ちょいと不満があります。それは、アームがねじ込み式だと言う事。


 
 一応上の、サスティーンブロック裏側のネジで、アームの固定テンションの調整は出来るのですが、下のライブ映像でもお判りの通り、わたし、アームをネック側で使ったり、反対のボディーお尻側で使ったりとあちこちで使いますので、アームの固定テンションは、一定であって欲しいのですねぇ。
 タケウチ製のようなねじ込み式だと、場所によってテンションが変わって、ネック側でちょうど良いテンションにしておくと、お尻側に持っていった時にかなりきつくなったりして、使えない事は無いのですが、やっぱり本家FloydRose のキャップで固定式が、一番ぐっっっっど!なのであります。
 
 また、Pro タイプは、弦交換が楽とか、演奏中にファインチューナーに触れる危険度が少ないとかの、良い点もあるのですが、どうしてもその構造上、深いザグリがないと、アームアップの幅がノーマルタイプよりも狭くなる、というのもあって、Pro タイプは、ちょっと敬遠したいかな~、と常々思うようになっておりました。
 
 さて、今回手に入れた Schaller 製。本家と同じ Made in Germany ですが、本家とちょいと違った所があります。まず、


 
 ナイフエッジ部分が、ブリッジプレートとは別の金属が使われており、本家よりも鋭い印象。これは良さげですねぇ。そして・・・


 
 弦を固定するために使う、後ろのネジが、独特の形状で、しかも短めになっております。ここが短いと、アームアップの幅が稼げますねぇ。(^^ゞ。
 
 と、実は本家よりも Schaller の方が、ちょいと良い出来なのでは?とも思えます。たしか、George のキャパリソンについていたのも、schaller だった様な記憶が・・・・。


 
 というわけで、取り付けはあっさり終了! 弦もこいつはまだ、.009 のゲージを張っていたので、.010 に張り替えて、各部を調整し直しました。太いゲージになったので、ネックが軽~く順ぞりっぽい感じもしないでもない・・・。ま、数日置いてから、再調整致します。
 
 この子も、あんまり出番がないからねぇ。今度、どこかに連れて行ってあげませう。(^○^)。