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fernhaven rd.

狭いベランダで育てているバラのこと、趣味のこと、トールペイントのことなどなんてことない毎日を書いていきます。

シネリーブル神戸で〈ウィキッド〉を観て花を買う(感想なし)

2025-04-08 10:00:00 | 映画
昨日は、10何年ぶりかで友達を誘って映画を観て来ました。

ずっと1人映画鑑賞タイプなんですが
〈ウィキッド〉なら万人向けかな、と思って昔のママ友を誘って観に行きました。

映画館が神戸にあるので
先ず元町の中華街で、町中華みたいなお店でランチ。



北京ダックランチ
安くて量がすごい👍
焼き飯や中華スープは量を減らしてもらいましたが、それでもお腹いっぱい。

それから歩いてシネリーブル神戸へ。
シネリーブル神戸は、もともとオシャレな映画館でしたが、改装してさらに素敵な空間になっていました。








椅子が座りやすかった。

映画は上映時間2時間40分
スケールが大きく楽しく、シンシア・エリヴォとアリアナ・グランデが歌が上手くて
あっという間に終わった感じでした。

これはパート1、パート2は来年の春くらいに公開になるのかな、楽しみです。


観た後は、神戸大丸のオシャレな喫茶室〈カフェラ〉でアフォガードをいただきながらおしゃべり。




アフォガードにハマっています。

そして、いつもの新鮮で安いお花屋さんで
チューリップとバラを買って帰途につきました。








お値段の事を言うのもなんですが
両方で1000円ほどでした。

いつも思うけど、近くにこのお花屋さんがあったら、しょっちゅう通うのにな。









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梅田は人でいっぱい、映画〈教皇選挙〉•夕飯も外

2025-04-06 12:29:00 | 映画
昨日は、夫が夜の飲み会だったので、私も夕方5時半からの上映を観ました。

映画館は〈梅田トーホーシネマ〉

おー!すごい👍
梅田はとにかく人人人だらけ。

いつもの事ですが、この前の嵐山よりずっと人だらけでした。

さて、〈教皇選挙〉の大まか過ぎるストーリーは、カトリック教会の最高指導者であるローマ教皇の突然の死により、新たな教皇を選出する様子をひたすら会話劇で描く、と言うもの。

以下簡単な感想です。
ネタバレありです。
フィルマークスに書いたものをコピペしました。
なので、観ていない方には少し分かりにくかもしれません。
記録として残します。

『重厚で見応えのある映画でした。

ストーリーは教皇選挙の事を描いていますが
内容はサスペンスフル。
一体誰が教皇に選ばれるのか
張り詰めた空気感に、思わず見る方も力が入る。

レイフ・ファインズが演じるローレンス枢機卿が
コンクラーベを取り仕切るのですが
難題が山積み。

ひたすら真実を求めて事を進めていく姿に胸を打たれました。
とにかくレイフ・ファインズが上手い。
芸術の域です。

教皇の座を巡って醜い争いも起こる。
宗教に戦いを持ち込もうとする者もいる。

ベニテス枢機卿(秘密裡のうちに新たに選ばれた枢機卿)の演説が素晴らしかったです。
「ここは教会ではない、醜い争いの場だ。
誰もが自分のことばかりを考えている。
戦うべきは、他人ではない、自分の心の内と戦うのだ。」

信仰とは?

それにしても、そう来るのか!
思いがけないラストに
えぇ、と声を上げそうになりました。

役者のなせる技なのか
ベニテス枢機卿が出て来た時に、一瞬女性?と言う考えが頭をよぎりました。

そうなんです、素晴らしい演説で教皇に選ばれたベニテス枢機卿は、男性として過ごして来たのですが、盲腸の手術をした際に身体に子宮と卵巣を持つインターセックスだったと言う事が判明したのです。

教皇は、男性の中から選ばれるべきだ、、
(そして、出来れば白人の中から)

信仰の世界でもこんなにも女性の地位は低い
そう言う思いも抱きました。


映像も劇伴も美しかった。
建物にしろ衣装にしろここまでのクオリティに仕上げた製作陣、映画に携わった方達の尽力に脱帽。』




ローレンス枢機卿


ローレンスも推しているベリーニ枢機卿
リベラルな考え方を持つ。


真ん中の人物
自分に票を集める為、陰でコソコソ悪事を働いていたトランブレ枢機卿

最初の選挙では圧倒的な票を集めたアディエミ枢機卿
過去に若いシスターを妊娠させた事が発覚して、急に票を失う。

保守派のテデスコ枢機卿
リベラル派は、テデスコにだけは教皇の座を渡してはいけないと思っている。


最後に教皇に選ばれるベニテス枢機卿
亡くなった前教皇は、彼がインターセックスである事を知っていても、尚且つ枢機卿に選出していた。




教皇選挙は、7割の票を獲得する枢機卿が選出されるまで何度も何日も執り行われる。

その間、枢機卿達は監禁状態、一切外には出られない。

名前が書かれた用紙は、すぐにストーブ(?)で燃やされて、その煙の色で人々に結果を知らせるようになっている。

選挙の様子が興味深かったです。


革新派が推しているベリーニは票を集められず、皆から「ローレンス、君が教皇に選ばれるべきだ。」
と、言われて、なるつもりがなかったローレンスだったが、思わず欲望に誘惑されて、投票紙に自分の名前を書くローレンス。

その瞬間に外で爆発した爆発物の余波が窓から降って来る。

印象的な場面




システィーナ礼拝堂の外観も内装もこれがセットなのか!
と、びっくりするような重厚さ、美しくきめの細やかな造りとなっていました。
下の天井画は、実際のものですが
映画でも何度も天井画が出て来て、これを描いたんだろうか、と、感心しながら観ました。

皆様もぜひ映画館でご覧になってください。

[追記]
この梅田トーホーシネマは、スクリーン9と10は、別館アネックスにあるんです。

調べていってなかった私は、スクリーン9を探してウロウロし、最後に係の方に聞きました。
「スクリーン9は、別館にあります。」
そうだった!(以前にも経験してたのに)
エレベーターで1階まで降りて別館アネックスへ。
あ〜、疲れた😮‍💨

夕飯は、某スパゲッティ屋さんで〈桜エビの釜揚げシラスのぺぺロンチーノカラスミがけ〉を食べました。
塩辛かった😵〜


コックさん、もうちょっと塩分控えめにした方がいいですよ。












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映画〈名もなき者〉を観て、膝の検診•アプリ〈フィルマークス〉•水仙

2025-03-11 09:12:00 | 映画
膝の傷がほんの5mm閉じていなくて
昨日も午後2時半から検診でした。

2時半までヒマだなー。
こんな時間が本当にキライだ。

色々と考えて午前中に映画を観に行く事にしました。
こんな時はネットが便利。
映画〈名もなき者〉は、この周辺で四つの映画館でかかっていて
丁度良い開始時刻の映画館をフィルマークスで調べて
電車の時刻も調べて、、
と言う事が簡単に出来る。

結局10時25分に上映があるハット神戸で映画を観て
急いで帰宅して、今度は渡邊病院へ。
5分ほど診ていただいて、夕飯の買い物をして帰宅。

全部歩いて歩いて、昨日の歩数は10810歩になりました。

歩いたお陰で昨夜の睡眠は深く長かった。

良い睡眠を取るためにはやっぱり動く事だな、と思いました。




歩いている時に見つけた水仙
我が家の水仙が気になっているので
よそで咲いてる水仙も気になる。
可愛いな。

帰宅後、早速、フィルマークスにて映画の感想を書きました。
他の方の感想も読み、知らなかった事を知る事が出来て、映画好きにとってはフィルマークスはホント良いアプリです。

感想はフィルマークスの自分のページをスクショして貼っておきます。

結構、歌が多めなので、ボブディランが好き或いはティモシーシャラメ が好きと言う方にはオススメです。

ティモシー・シャラメ は、この映画のために5年間ギターや多分ハーモニカも特訓したらしいです。
映画の歌と演奏シーンは、すべて本番ぶっつけ。





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我が家の水仙•アカデミー賞について

2025-03-05 10:01:00 | 映画
この前、散歩中に水仙が咲いているのを見つけました。
写真は撮らなかったんですが

「あら水仙が咲いてる。
そう、もう咲く時期だよね。
うちの水仙はなぜ咲かないんだろう、、
このまま咲かないつもりなのかな。」
と、独り言ちました。

ですが、今日、水遣りの際にしげしげと水仙をながめていたら
もしかして、これは蕾?と言う膨らみのようなものを見つけました。




どうでしょう?
考えてみたら人生で初めて水仙を育てているので、これは蕾だわ、という確証が持てません。

蕾だといいのですが。

•••••••

今朝の新聞にアカデミー賞の事が載っていました。
[米アカデミー賞、欧州受賞組が席巻]
カンヌ最高賞のパルムドールを受賞した〈アノーラ〉がアカデミー賞でも5部門を制したそうです。

欧州の国際映画祭での受賞がアカデミー賞に直結する傾向が顕著になっている、と書いてありました。

一応、アノーラはアメリカの映画ですけど
ストーリーを読んでみたら少しミニシアター系な内容です。
いかにも欧州の映画祭が選びそう。

ハリウッドは、昔のアメリカらしい骨太で逞しい魅力のある映画を制作出来なくなってしまったのか、と言う事らしいです。

主演男優賞は〈ブルータリスト〉のエイドリアン・ブロディ
この映画は良さそうですが
なんと!215分と、とても長い!
間に15分の休憩があるそうです。

私には無理😵

ブルータリストは、ベネチア映画祭の銀獅子賞を受賞しています。
これも欧州









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抜釘手術後の検診結果•韓国映画コメディ3本

2025-03-04 09:46:00 | 映画
昨日は、抜釘手術(膝蓋骨骨折の時のワイヤーを抜く)後の初めての検診でした。
結果は多分良好。
一部まだ傷が塞がっていないので、また来週行く事になりました。
(最近の手術は縫わない、その事にびっくり、なので、抜糸も必要ないです)

今回の膝蓋骨骨折は、最初の手術と抜釘手術を違うお医者さんにしていただく事になり
なんだかややこしいです。

最初の先生の手術に納得してないみたいな今回の先生
「僕ならもう少し上手く出来た(最初の手術)」とか
「いやー、ワイヤーを抜くのに苦労しましたよ、時間がかかりました。」
と、何度もおっしゃるので
ムムム、という感じでした。

私はただの患者
そんな事言われても知らんやん😮‍💨
そう言われるたびに
「申し訳ありません」とか
「スミマセン」とか
なんで、私が謝らないといけないのか!
でも、なんて言えばいいのか、分からなーい。
無言も変だし。

ま、とにかく術後は順調みたいなので良かったですかね。
カーブスも、もう行ってもいいそうです。

••••••••

曇り空や雨が続いて少々憂うつ。
こんな時は笑いたい🤭、と
言う事で
この前から韓国映画のコメディを立て続けに3本見ました。

〈エクストリームジョブ〉
ダメダメな麻薬捜査官達が、張り込みのためにチキン屋を開く。
それが何とバカ売れし、本業がどっちか分からなくなる。

派手なアクションも見もの

〈ラッキー〉
風呂屋で転んで記憶喪失になった殺し屋
売れない役者のジェソンは、出来心から
殺し屋の風呂屋の鍵と自分のを入れ替える
そこから起こるドタバタ喜劇

〈宝くじの不時着〉
(愛の不時着ならぬ宝くじの不時着
確かに不時着するけど)
偶然にも大当たりした宝くじを拾う韓国の兵士
ちょっとした隙にそれがヒラヒラと北朝鮮まで飛んでいき
そこから一波乱二波乱

韓国映画はクセが強いので好き嫌いがあると思いますが
どの映画も笑えます。






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サブスクで見た映画〈みんな元気〉〈僕らの先にある道〉簡単な感想

2025-02-28 09:55:00 | 映画
3日間連続でお教室がありました。
昨日で終わってホッとしています。

今日は、例のボブ・ディランの映画を見に行こうかと思っていましたが
やはり右足のふくらはぎが痛いので、ベタベタと湿布を貼って家でゆっくりします。

珍しく韓国ドラマにハマっていなくて
U-NEXTであれこれ映画を見ています。

今日はその中から2つ簡単な感想を。


2009年 アメリカ、イタリアの映画

〈みんな元気〉
あらすじは、『ロバート・デニーロ扮する父親のフランク。
毎年、感謝祭のシーズンには子供達が帰省するのに、母親を病で亡くした今年は、みんな忙しいと帰って来ない事に。
フランクは、みんなを驚かそうとこっそり無断で子供達を訪ねる事にしました。

訪ねてみると、自分が思い描いていた事実ではない本当の子供達の姿が見えてきたのでした。』

先ずはやっぱりロバート・デニーロが素晴らしい👍
泣かせる演技します。

親は子供達にはこうなって貰いたいと、思いがち。
子供達は、父親の理想通りの人生を歩んでいるように思わせていたけれど、実際はなかなか上手くはいかない。
母親が亡くなってようやく子供達は、父親と向き合う事が出来たのかも。
ちょっとビターなほろ苦いラストが素敵でした。



2018年 中国映画
〈僕らの先にある道〉
あらすじは、『都会で夢を追いかけていた頃、電車の中で出会った若い2人。
その後、2人は恋をする。
未来を掴み取りたいジェンチンを健気に支えるシャオシャオ(チョウ・ドンユイ)
すれ違う2人の心
別れを経験し、10年後に再び偶然出会った2人。
開発したゲームで夢を手にしたジェンチン
未だ何も持っていないシャオシャオ
そこで、2人はようやく本当の別れを告げ合うのだった』

よくある恋愛の話しですが、主役の2人がとても魅力的なので、心に沁みる映画になっています。
1人、田舎で食堂を営むジェンチンの父親
ジェンチンは、父親を気にしながらも、自分の夢は諦められないし、都会を離れられない。
父親の年齢になってしまった私です。
どっちの気持ちも分かってしまう。

チョウ・ドンユイ(シャオシャオ)相変わらず上手いです。

後、〈不思議の国の数学者〉〈マイスイートハニー〉二つとも韓国映画
を見ました。
感想は、またいつか。

家でゆっくりと言っても、図書館と本屋さんくらいは行くつもり。
明日は長男一家が遊びに来てくれるそうです。
楽しみに待ってるね♪













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次男一家来る•映画熱が復活

2025-02-24 10:58:00 | 映画
今日は昼くらいから次男一家が来てくれるそうです😊👍
可愛いRちゃんに会えるのが楽しみです。

基本的に長男の子供も次男の子供も穏やかで笑顔がいっぱい。
私は叱ってばかりでキーッ!と育てた割には長男も次男も穏やかだし
お嫁さん達も二人とも穏やかで優しいママなので、そうなるんでしょうね。

Rちゃんは最近、車🚗に興味があるみたいなので、プラレールを出しておこう!


画像はネットからお借りしました。

久しぶりにキチンと掃除しました。
今から餃子を包みます。

••••••••

一月も二月も、観たい映画がなく、寒いし何も映画を観ませんでした。

が、さてもうすぐティモシー・シャラメが演じるボブ・ディランの映画〈名もなき者〉が公開されます。
これは〜、絶対に外せない!😆
観に行くつもりです。



レビューを読んだら〈ゆきてかえらぬ〉も良さそうな予感



その後はディズニーのウィキッド二人の魔女


最近のアリアナ・グランデ、痩せ過ぎ。

ブリジット・ジョーンズの日記No.4も4月公開なので、忙しくなりそうです。







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映画〈ペルシャンレッスン〉簡単な感想、ネタバレありです。

2025-01-11 10:36:00 | 映画
韓国ドラマにも少し飽きてきて、サブスクの中で1番映画がたくさん見れると言う
U-NEXTに12月から入っています。

その中で1番印象に残っている
〈ペルシャンレッスン〉と言う映画の感想を
今日は簡単に書きたいと思います。

第二次世界大戦中、ナチス親衛隊に捕まったユダヤ人青年ジルは、自分はペルシャ人だと嘘をついて処刑を免れ、一命を取り留める。

何故助かったのか、それはナチス将校のコッホ大尉がペルシャ語を習いたいと言う要望を持っていたから。
コッホ大尉は、終戦後にテヘランで料理店を開きたいと言う夢を持っていた。
テヘランには唯一の家族である兄が住んでいた。
コッホ大尉からペルシャ語を教えるように命じられたジルは、咄嗟に出鱈目なペルシャ語の単語を二言三言教える。

それを信じたコッホ大尉からこれからずっとペルシャ語のレッスンをするようにと言われる。

口から出まかせのペルシャ語
それは次々に生み出さないといけないし、また自分もそれを覚えなければならない。
ジルの表情は常に絶望感にあふれているし
見ているこちらの緊張感も半端ない。

バレたらどうしよう。
ジルと同じ気持ちだ。
ある日、几帳面なジルの性質を見込んで、コッホ大尉は、ユダヤ人の名簿を作るようにとジルに命じる。

ジルはその名簿から出鱈目なペルシャ語を作る事を思いつく。

長い時間をジルと共に過ごすうちにコッホ大尉は、ジルに友情のようなものを感じるようになっていく。

レビューの中には、コッホ大尉に親愛の情を感じた、と書く人もいたけれど
とんでもない。
コッホ大尉は何となくナチス党員になり、ユダヤ人を容赦無く殴る男だ。
意味もなくユダヤ人を殺す党員に食べ物を用意する男だ。

勝手にジルに友情めいた気持ちを持つが
ジルは心の底から恐怖を感じているし憎悪している。
「お前達ドイツ人の命よりユダヤ人の命の方が尊い。」
ユダヤ人を殴り、殺し、酷い目に合わせるシーンがなん度も出て来る。
その反面、党員達は豪華な食事を摂り団欒し恋もする。

こう言う映画を見ると、何故ここまで一つの人種を憎み絶滅させようとまでするのか、と繰り返される歴史に人間の深くどうしようもない闇を思う。

ジルがどう思っていようと、終戦を迎えた時に、他のユダヤ人は殺されてしまうがコッホはジルを逃してやる。
「お前のことは絶対に守ってやる、と言っただろう」。

場面は変わり、身支度を整えたコッホは、テヘランの駅舎でジルから習ったペルシャ語を話し軍人にパスポートを見せる。
「こいつ、何言ってるんだ。」
「どこの国の言葉を話してるんだ。」
「怪しいヤツだ、風貌は完全にドイツ人だぞ
捕まえろ。」

架空のペルシャ語でわめいて暴れるコッホ。

そして、また場面は変わり
ユダヤ人を保護する詰所のような所で
事情を聞かれるジルの姿が。
「君がいた収容所ではどんなユダヤ人がいた?少しでも名前が分かれば教えて欲しい。」
「2300人くらいの名前なら言える。」
ジルは、架空のペルシャ語を生み出すために覚えたユダヤ人達の名前を次から次へと呟くのだった。

ラストがとんでもなく素晴らしい。
心に残るラストシーンでした。



常に絶望感に満ちた表情のジル
名演でした。



架空のペルシャ語を習うコッホ

死の恐怖から一度は逃げ出そうとするジル。
しかし「絶対に見つかるから、収容所に帰った方がいい。」と諭される。

終戦を迎えてコッホに助けられてひたすら逃げるジル。

星4.5






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振込み詐欺映画〈市民捜査官ドッキ〉簡単な感想

2024-12-28 13:14:00 | 映画
木曜日のことになりますが
心斎橋に新しく出来た映画館〈キノシネマ〉で、映画〈市民捜査官ドッキ〉を観てきました。

心斎橋のアメリカ村のビッグステップにあった映画館〈シネマート心斎橋〉がなくなってガッカリしていたのですが
なんと!12月に映画館〈キノシネマ〉が同じ場所にオープンしたらしいです😆👍

早速、映画鑑賞に行って来ました。

〈市民捜査官ドッキ〉は、
2016年に韓国で実際に起きた振込め詐欺事件をモチーフに作られた映画で
詐欺の被害に遭ったシングルマザーが、詐欺組織のメンバーからの通報で、極悪詐欺集団に立ち向かい逮捕するまでを描いたドラマです。

今、日本でも問題になっていますが
映画でも若い人が、簡単に〈かけ子〉でお金を儲けようと思って組織に入るのですが
暴力はふるわれるわ、鍵付きの牢屋に入れられるわ、朝から晩までずっと電話をかけ続けなければならないと言う恐ろしい状況に
震え上がりました。

その辛さに耐えかねたジェミンは、自分が騙した被害者、シングルマザーのドッキに、「助けてくれ」と、連絡を取ります。

最初はジェミンを信じないドッキですが
次第に真実であると分かって、捜査に乗り出してくれない警察を尻目に自ら捜査と逮捕に乗り出します。

エンターテイメントとして非常に優れた面白い映画でした。
ハラハラドキドキありぃの、笑いありぃの、韓国映画ですから暴力ありぃので
堪能しました。

詐欺集団の組織は、中国の青島にある、と言うのもリアルな感じで
ドッキと一緒に働いている仲間3人で青島に乗り込む様子も手に汗握る臨場感。

逮捕の場面も一波乱も二波乱もある。

こんなに面白い映画は、シネコンで上映して欲しいもんです。
上映館が少な過ぎ。

この映画を見ればかけ子になろうと思う若い人は減ると思いますよ。
みんなに見て欲しい映画でした。
⭐︎4.5







過酷なかけ子生活。
隙を見てジェミンはドッキに助けを求める。

ジェミンと連絡を取り合うドッキ


ドッキがいくら助けを求めても信じてくれないダメダメ警察




仕事場の仲間と青島に乗り込む


血も涙もない非情な元締め


海外に逃亡しようとする元締めを追い空港へ。


さて、久しぶりに行ったアメリカ村は、色々な国の観光客でいっぱい。
それでなくてもエキゾチックなアメリカ村周辺。
日本じゃないみたいでした。

キノシネマ↓






椅子がめちゃくちゃ座り心地が悪かった。
どうにかして欲しい。


帰りは丁度お昼時、タイ料理店で麺を食べました。
















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インド映画〈花嫁はどこへ?〉簡単な感想

2024-11-03 10:24:00 | 映画
先週火曜日に観たインド映画〈花嫁はどこへ?〉の感想を簡単に書きます。

昔の話でしょうが
花嫁はみんな赤いベールを頭から被って
電車に揺られて花婿の家へ。
この映画では、ベールで顔が隠れていることから下車する時に花嫁2人が取り違えられて起こる珍騒動が描かれています。

まだスマホなんてなくて携帯ですらほとんどの人が持っていないので、花嫁を探すのも大変。
それぞれの花嫁は、知らない土地で色々な経験をして、生き方を見つける、と言った話でした。
最後は花嫁が無事に見つかってハッピーエンド。
インド映画なので、最後は歌い踊るのを期待していましたが
それがなかったので残念でした。



インド映画は3作目

最初に観たのが〈マダムインニューヨーク〉
英語が話せないインドの奥様が、夫や他の男性から馬鹿にされて奮起して英語を学び、最後に堂々と英語でスピーチする話
主人公の女性が物凄い美人だった記憶があります。
最後、歌と踊りありでした。



次に観たのが〈パッドマン〉
インドでは生理の時に女性は別の部屋に隠れて過ごさなければならず、また汚れた布で処理しないといけないので、それから病気になって命を落とす事もあり
主人公が自分の妻や多くのインド女性のために、生理用のパッドを安く大量に生産する事に尽力する話

2つともとっても良い映画でした。
特にパッドマンは実話ですし、面白い上に感動的でした。



インド映画は、内容も面白いけど、音楽も明るく楽しくなかなか良いです。
しかし、3つとも女性の地位向上を目指す話で、インドはまだまだ女性の地位が低いのだろうか、と思いました。

火曜日は珍しく夫が飲みに行っていたので
18時45分からのこの映画を観ることが出来て良かったです。


ステーションシネマはノースゲートビルの11階にある。




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