次男に薦められて火曜日に『ボヘミアンラプソディー』を観てきました。
QEENの音楽が好きというわけではなかったのですが、聴けばすぐに彼らの音楽だ、と分かるほどよく耳にするし、フレディ.マーキュリーの声は本当に素晴らしい。
結果、とても感動しました、もう一回観たいくらい素晴らしい映画でした。
(あらすじ)
1970年のロンドン。
ルックスや複雑な出自に劣等感を抱くフレディ・マーキュリー(ラミ・マレック)はボーカルが脱退したというブライアン・メイ(グウィリム・リー)とロジャー・テイラー(ベン・ハーディ)のバンドに自分を売り込む。
類いまれな歌声に心を奪われた二人は彼をバンドに迎え、さらにジョン・ディーコン(ジョー・マッゼロ)も加わってクイーンとして活動する。
やがて「キラー・クイーン」のヒットによってスターダムにのし上がるが、フレディはスキャンダル報道やメンバーとの衝突に苦しむ。(シネマトゥデイから)
ボーカルであるフレディ.マーキュリーの本名は、ファルーク・バルサラ。
タンザニアにあるザンジバル島のストーン・タウンで生まれ、両親はインドの生まれでパールシー(インドに住むゾロアスター教の信者)。
父親は特に信仰と共に生きていたのでしょう、映画の中で「良き思い、良き言葉、良き行い。」と、フレディに言い聞かせている場面が何度か出てきました。
そんな父親の思いとは裏腹に、バンドを組んで音楽活動をし隠しているけれども実はゲイ、受け入れてもらえないフレディはきっと苦しい思いを抱えていたと思います。
しかし、その突出した才能とエネルギーがそんな思いをうち砕いてさらに高みを目指したいと上昇していくのは、誰にも止められない真実なのでした。
そんなフレディを演じるラミ.マレックが本当に素晴らしくて、特に自分をそしてQEENを確立してからの演技は、神がかっていると言うか
フレディが憑依していると言うか、
製作者をして「私はこの仕事に就いて以来、レオナルドディカプリオやダニエルデイルイスなど、幸運にも偉大な役者たちとコラボレーションしてきた。
だが、フレディを演じたラミ.マレックの演技は、これまで私が観たことのないようなレベルに達している。」と言わしめています。
さて、私はファンではなかったので詳しい知識があったわけではないのですが、彼がゲイであり最後はエイズによる肺炎で亡くなったことくらいは知っていました。
それなのに映画の冒頭にメアリー.オースティン(ルーシー.ボイントン)と言う女性と恋に落ち、婚約まですると言う場面が出てきてびっくり。
もちろん結婚はしなかったのですが、彼女は生涯に渡って彼を支えた魂の友と言える存在であったことが映画を観て分かりました。
常に新しい音楽を模索し作り出していく、そしてバンド内では注目を一身に浴びるリードボーカル、現代においても難しい問題である男性同性愛者、エイズの発症
このように書き出してみても彼の孤独感がどのような物であったのかが想像できます。
ましてや、本人は、、、
常に人を愛を求めていた彼にとって、メアリー無くして生きていく事は無理だったのではないかと思われます。
有名になり莫大な金銭が流れ込んでくる、となった時には必ずや現れるしがみつきその様々を搾りとろうとする悪いやつ。
ドラッグやお酒にまみれバンドからも離れ、その悪い奴ポール.プレンターに何もかもを搾り取られそうになった時に彼を救ったのも映画ではメアリーでした。
「この世においてもっとも信頼出来る人」とフレディは語っていたそうです。
映画には様々なミュージックシーン、(ライブシーンはもちろん音楽を製作するシーンなど)が出てきてとてもエキサイトするし興味深いわけですが
何といっても素晴らしいのはラストの「1億人の飢餓を救う」というスローガンの下、「アフリカ難民救済」を目的として、1985年7月13日に行われた、20世紀最大のチャリティーコンサート〈ライブエイド〉のシーン。
まるで本当にその場にいるかのような臨場感に涙が後から後から流れてきて止めることが出来ませんでした。
パンフレットの中に書いてあったのですが、舞台は何から何まですべてが忠実に再現されていたとのこと。
そして、ラミ.マレック(フレディ役)の鳥肌もののパフォーマンス。
凄かったです。
家に帰り、YouTubeで実際のシーンを見たのですが、あの大画面、大音量でのラミ.マレックがあまりにも強烈だったので「そうか、、」と言う感想を持ってしまったくらいです。
ブライアン.メイ、ロジャー.テイラー、ジョン.ディーコンとバンドのメンバーを演じた役者さん達もまるで実際のメンバーであるかのような存在感があり
全ての力が結集した映画だ!と思いました。
パンフレットに完成に8年という歳月を費やした、と書いてありました、そ、そ、そんなに!
それを読んでこの映画に賭ける製作者たちの熱く強い思いを感じました。
魂を引き合うようなメアリー―との出会い
素晴らしいパフォーマンス
あの名曲でこの映画のタイトルにもなった〈ボヘミアンラプソディー〉の収録シーン
この世を牽引するものには必ず訪れる深い孤独
ライブエイドの胸打つパフォーマンス
(追記)音は聴いていても歌詞は良く知らなかったのですが、歌詞がまたいいです。
その時その時のフレディの気持ちがよく著されていました。
QEENの音楽が好きというわけではなかったのですが、聴けばすぐに彼らの音楽だ、と分かるほどよく耳にするし、フレディ.マーキュリーの声は本当に素晴らしい。
結果、とても感動しました、もう一回観たいくらい素晴らしい映画でした。
(あらすじ)
1970年のロンドン。
ルックスや複雑な出自に劣等感を抱くフレディ・マーキュリー(ラミ・マレック)はボーカルが脱退したというブライアン・メイ(グウィリム・リー)とロジャー・テイラー(ベン・ハーディ)のバンドに自分を売り込む。
類いまれな歌声に心を奪われた二人は彼をバンドに迎え、さらにジョン・ディーコン(ジョー・マッゼロ)も加わってクイーンとして活動する。
やがて「キラー・クイーン」のヒットによってスターダムにのし上がるが、フレディはスキャンダル報道やメンバーとの衝突に苦しむ。(シネマトゥデイから)
ボーカルであるフレディ.マーキュリーの本名は、ファルーク・バルサラ。
タンザニアにあるザンジバル島のストーン・タウンで生まれ、両親はインドの生まれでパールシー(インドに住むゾロアスター教の信者)。
父親は特に信仰と共に生きていたのでしょう、映画の中で「良き思い、良き言葉、良き行い。」と、フレディに言い聞かせている場面が何度か出てきました。
そんな父親の思いとは裏腹に、バンドを組んで音楽活動をし隠しているけれども実はゲイ、受け入れてもらえないフレディはきっと苦しい思いを抱えていたと思います。
しかし、その突出した才能とエネルギーがそんな思いをうち砕いてさらに高みを目指したいと上昇していくのは、誰にも止められない真実なのでした。
そんなフレディを演じるラミ.マレックが本当に素晴らしくて、特に自分をそしてQEENを確立してからの演技は、神がかっていると言うか
フレディが憑依していると言うか、
製作者をして「私はこの仕事に就いて以来、レオナルドディカプリオやダニエルデイルイスなど、幸運にも偉大な役者たちとコラボレーションしてきた。
だが、フレディを演じたラミ.マレックの演技は、これまで私が観たことのないようなレベルに達している。」と言わしめています。
さて、私はファンではなかったので詳しい知識があったわけではないのですが、彼がゲイであり最後はエイズによる肺炎で亡くなったことくらいは知っていました。
それなのに映画の冒頭にメアリー.オースティン(ルーシー.ボイントン)と言う女性と恋に落ち、婚約まですると言う場面が出てきてびっくり。
もちろん結婚はしなかったのですが、彼女は生涯に渡って彼を支えた魂の友と言える存在であったことが映画を観て分かりました。
常に新しい音楽を模索し作り出していく、そしてバンド内では注目を一身に浴びるリードボーカル、現代においても難しい問題である男性同性愛者、エイズの発症
このように書き出してみても彼の孤独感がどのような物であったのかが想像できます。
ましてや、本人は、、、
常に人を愛を求めていた彼にとって、メアリー無くして生きていく事は無理だったのではないかと思われます。
有名になり莫大な金銭が流れ込んでくる、となった時には必ずや現れるしがみつきその様々を搾りとろうとする悪いやつ。
ドラッグやお酒にまみれバンドからも離れ、その悪い奴ポール.プレンターに何もかもを搾り取られそうになった時に彼を救ったのも映画ではメアリーでした。
「この世においてもっとも信頼出来る人」とフレディは語っていたそうです。
映画には様々なミュージックシーン、(ライブシーンはもちろん音楽を製作するシーンなど)が出てきてとてもエキサイトするし興味深いわけですが
何といっても素晴らしいのはラストの「1億人の飢餓を救う」というスローガンの下、「アフリカ難民救済」を目的として、1985年7月13日に行われた、20世紀最大のチャリティーコンサート〈ライブエイド〉のシーン。
まるで本当にその場にいるかのような臨場感に涙が後から後から流れてきて止めることが出来ませんでした。
パンフレットの中に書いてあったのですが、舞台は何から何まですべてが忠実に再現されていたとのこと。
そして、ラミ.マレック(フレディ役)の鳥肌もののパフォーマンス。
凄かったです。
家に帰り、YouTubeで実際のシーンを見たのですが、あの大画面、大音量でのラミ.マレックがあまりにも強烈だったので「そうか、、」と言う感想を持ってしまったくらいです。
ブライアン.メイ、ロジャー.テイラー、ジョン.ディーコンとバンドのメンバーを演じた役者さん達もまるで実際のメンバーであるかのような存在感があり
全ての力が結集した映画だ!と思いました。
パンフレットに完成に8年という歳月を費やした、と書いてありました、そ、そ、そんなに!
それを読んでこの映画に賭ける製作者たちの熱く強い思いを感じました。
魂を引き合うようなメアリー―との出会い
素晴らしいパフォーマンス
あの名曲でこの映画のタイトルにもなった〈ボヘミアンラプソディー〉の収録シーン
この世を牽引するものには必ず訪れる深い孤独
ライブエイドの胸打つパフォーマンス
(追記)音は聴いていても歌詞は良く知らなかったのですが、歌詞がまたいいです。
その時その時のフレディの気持ちがよく著されていました。