今日は、久しぶりに実家へ行ってきた。
最近時々同居している弟が「お父さんも弱ってきたからな。」と言う。
今まで父に腹を立てることが多かったのに、その言葉を聞くと動揺する。
理不尽な理由で、いきなり怒り出す父だったのに、怒るエネルギーもなくなったのだろうか、、。
11時半に家を出て13時に実家へ着いた。
ヘルパーさんにいつも美味しい食事を作ってもらっているので、顔の色つやはいいけれど
足腰がだんだん弱ってきている。
2時間半くらい色々としゃべって
最後に「お父さん、よかったら金光教のお祈りを替わりにしてくるよ。」と言って帰った。
父は、子供の頃から金光教の信者で元気なころは難波の教会に通っていた。
あまりにも訳の分からないことを言う父の姿を見ていたので、家族は誰も信仰しようとしなかったけれど
いつも、私たちのためにお祈りしてくれている。
急に親孝行な振りで申し訳ないけれど、
これから今までの不義理を反省してなるべく父に会いに実家に行こう。
枚方から京阪に乗って梅田に16時着。
行き帰りの車中、やっと生徒さんにお借りした宮部みゆきの『ソロモンの偽証』を読み始めた。
『ホンマでっかTV』でどなたかが読書はすごくストレス解消になるとおっしゃっていた、でも読み始めたら止まらないから
読み始めるのに時間がかかる。
大阪サンセイで、トールペイントの材料を仕入れて16時半くらいに阪神電車に乗った。
朝から、夕飯は何を作ろうか、とずっと考えていて
急に自分のためにちょっと面倒なあのミラノ風チキンカツレツ作る、と言う言葉が頭に浮かんだ。
その思いにとらわれて、今日の夕飯は、ミラノ風チキンカツレツとカボチャの煮物(だって材料が残っている)とお豆腐(これまた残っている)のお味噌汁に決まり!
連日、カボチャとお豆腐を食べていますが。
17時半から作り始めて18時10分には出来上がった、早!、一人分だとやっぱり早くできるのか。
そしてやっぱり美味しいミラノ風チキンカツレツ
焼いた後、オレガノと粉チーズと塩を振るのが美味しさの秘訣だと思った。
食べ終わったら、まだ18時35分だった。
それからおもむろに夕刊を読んだ。
三谷幸喜さんのエッセイ『ありふれた生活』にスマップのことが書いてあった。
スマップ5人が揃うすごさ、5人揃う事が素晴らしいし奇跡的、と書いてあった。
確かにね~、歌もダンスのそんなにうまくないのにやっぱりスマップはすごい、それも5人揃うと本当にすごい。
5人それぞれの逸話が書かれてあったけれど
特に木村拓哉さんの話がとても良かった、ジーンときた。
―「ザ.マジックアワー」の撮影現場にひょっこり顔を出した木村拓哉さん
スタジオいっぱいに作られた架空の街を案内した。
彼はセットの出来栄えを絶賛し、それを作り上げたスタッフをほめたたえた。
何度か撮影現場の彼を見たことがあるが、木村さんにとって役者は「俳優部」であり
それは「撮影部」「照明部」と言った数あるセクションの一つ。
映画は(そしてテレビも)あくまでもみんなで作り上げるもの
決して役者だけで作り上げるものじゃない、と言う意識が非常に強い。
だからこそ、彼はスタッフに愛されるのだろう。―
なんて、いい話なんだろう、すごく感動した。
ファンじゃないけれど、これから番組に出る木村さんを見たらきっとこの話を思い出す。
ホントいい話でした。
今日のブログのタイトルの話にたどり着くまで長かったなぁ。
最後に今日はミラノ風チキンカツレツの写真を頑張って撮ったので貼っときます。
レシピは
こちら