昨日、無事、滞りなく結婚式を終えることが出来ました。
長男の結婚式は、また娘の時とは違った趣の結婚式となり、式を計画するカップルによってこんなにも違うお式になるのだなぁ、と
驚きました。
良い意味での昭和風味の結婚式、あたたかい雰囲気で良いお式となりました。
式を通じて思ったことは、個性的な長男と個性的なSさん、お互いに心の底から分かり合える伴侶を見つけることが出来たんだ、と言う事。
なかなかそんな人と巡り合うのも難しい事だと思うので、色々と辛い目に合ってきた長男ですが本当に良かった、と心底思いました。
さて、結婚式に参加するために東京の娘一家が金曜日からこっちに来ると言う事で
私の頭の中は、当日の事より娘一家を迎えることで頭がいっぱい。
掃除、布団の用意、食事の支度、と、先週一週間は、準備に明け暮れました。
式の事や自分の事はほとんど何も考えないまま、当日は朝5時起きで、6時45分にタクシーに乗って式場へと向かいました。
留め袖を着るにあたってヘアーとお化粧と着付けをしていただくために早目に式場へ。
夫がアップにしてもらった方がいいんじゃない?と言うので髪を伸ばしてそうしていただきました。
「顔が細いので横に広がったようなヘアスタイルでお願いします。」と美容師さんにお願いしたのに
出来上がってみたら上にシューっと長い場末のバァのちいママみたいな感じのヘアスタイルに。
それで着物を着たら何とも言えない変わった私の出来上がり~
子供たちや夫からは、「変やわ」光線が放たれ、自分でも「どうなん、これ」と思いましたが
もうどうしようもない。
取り敢えず自分の姿は自分では見えないので、その姿で4時間半。
式が終わり、髪を解いて着物を脱いで元の自分に戻った時にはホッとしました。
そして、家に帰り、娘や次男から送られてきた数枚の写真を見てみたら、何と驚きの老け具合!
まるで病み上がりの老婆のよう。
これは、もう金輪際目にしたくない画像の数々なのでありました。
頭の中は
「夫がアップにした方がいい、と言ったからよ」
「あの式場の美容師のせいだわ!」
「留め袖なんて、、何故ドレスにしなかったんだろうか」
「大体、お式の時間が早すぎよ。」
等々の悪態言葉の洪水。
2時間ほど落ち込みましたが、最後には自分の事はどうでもいいか、、、長男が幸せになれたんだから、、と言う考えに落ち着きました。
しかし、誰にも見せたくない写真の数々、これは封印します、せめて集合写真くらいはマシに写っている事を望みます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ase.gif)
、そしてもう忘れてしまおう、このことは。
教訓、式場の美容師は×、任せてはいけない、ヘアスタイル等は事前によく考えて自分で自分を演出すること、次男の時には失敗したくないのでありました。
常識的な花婿の母親を演じてあっちにニコニコこっちにニコニコの4時間半。
終わった後は疲れ果て、夫と義母とタクシーで帰る予定でしたが、どうにも一人で帰りたくなって
夫と義母には先に帰ってもらって、一人電車に乗って帰宅。
駅に着いて喉が渇いたので、スタバでキャラメルフラッペを買って駅構内のベンチに座ってのんびりとそれを飲んでやっと落ち着いて
元気になって歩いて家に帰りました。
夕飯は、買ってきたお寿司と焼きそばとお好み焼きを作って、まだこっちにいる娘たちと食べました。
娘たちは本日伊丹から東京へと帰って行きました。
1週間後には、関西に出張する娘がまた孫を連れて5日ほど滞在しますが、それまでは自由にのんびりと暮らせます。
もちろんたまには娘と会いたいですが、時々がいいですね。