fernhaven rd.

狭いベランダで育てているバラのこと、趣味のこと、トールペイントのことなどなんてことない毎日を書いていきます。

いまどきマンガ塾に山岸凉子さんの「日出処の天子」が載っていました。

2017-07-30 20:30:18 | 読書
つい先日、もうマンガを読まなくなってしまったね、と夫と話していたのですが

7月28日付けの夕刊に山岸凉子さん作「日出処の天子」の記事が載っていたので懐かしくなって

思わず、本棚から取り出してきて読み始めてしまいました。


今まで生きてきた中で一番衝撃を受けたマンガは?と聞かれたら、迷わずこれを上げるでしょう。

厩戸王子、すなわちのちの聖徳太子を主人公にしたこのマンガは、史実に基づいて厩戸王子が少年時代を経て摂政になるまでが描かれているのですが

主人公である厩戸王子が、妖艶な美少年であり天才で超能力者、そして同性愛者であると言う設定が、歴史漫画という枠を超えて

人間が根源的に持っている魂の孤独感や愛、そして愛すると言う事に付随する喜びや苦しみを描いていて、深く心に迫ってくる作品となっています。


この漫画を初めて読んだのは、30数年前の事でしたでしょうか、あまりの衝撃にその後しばらくは他の漫画を読むことが出来なくなったほどでした。

歴史マンガとしてももちろん面白いのですが、何といっても心を奪われるのは厩戸王子と蘇我毛子との許されざる恋。


あまりにも天才である上に超能力を持って生まれてきてしまった王子は、実の母親から疎まれ憎まれると言う心に深い傷を負っています。

母親が、我が子をどうしても受け入れることが出来ない、そういう事は現代でもよく取り上げられている問題ですね。


そんな王子の存在自体を心から受け入れ常にやさしく気遣う毛子を王子は次第に狂おしいほどに愛してしまうのですが、、、。

この世を自分の思い通りに動かすために、手段を選ばない王子を恐れ批判的になりながらも、

王子の身体からにじみ出るような孤独感に気づいてしまい、思わず王子の側に付き従い守ってしまう毛子。

一体、自分は男である王子を愛してしまったのか?揺れ動く毛子の心、どうしても毛子の心を手に入れたいともがき苦しむ王子。


大きな歴史のうねりと共に描かれる情念の世界、何度読んでも素晴らしい作品だと思いますが

読み終えた後の虚無感と言うか虚脱感と言うか、しばらくは作品に囚われてしまう覚悟がいるので

エネルギーあふれる元気な時に読まないといけないかもしれません。

Amazonの中のnyaさんのレビューが心に残ったのでリンクしておきます→こちら


昔から山岸涼子さんの作品をたくさん読んできましたが

母親から理解されない認めてもらえない、あるいは同性愛などと心に傷を持った主人公が多いのが特徴です。

それについてご本人が書いていらっしゃる記事も見つけたのでこれもリンクしておきます。→こちら











魑魅魍魎が蠢く苦界奥底の流れの中から二人で脱出する、印象的な場面



PS.京都国際マンガミュージアムで「山岸凉子展『光ーてらすー』メタモルフォーゼの世界」が9月3日まで開かれているそうです。






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5時になったらビール解禁!

2017-07-28 20:47:24 | Music
ビールが美味しい季節です。

夏の夕暮れ、本当は浜辺で海風に吹かれながら飲みたいけれど、気怠いサマーソングでも聴きながら飲んだら家でも十分その気になれる。

ある日、ビールはひと口めが何といっても美味しい、と気づいてからは飲むのは135mlと決めた。

それで、ほろ酔いになって夏の夕暮れに海風に吹かれている気分に浸れるんだから安上がりにできてるなぁ。


まぁほんのひとときそんな気分になった後には、夕飯づくりと言う楽しい時もあるけれど面倒な時もある家事が待っているんですがね。

メイン料理は別にして、近頃は暑いし副菜は、切っただけの冷奴、焼いた万願寺唐辛子、茄子も焼く、枝豆は茹でる、トマトも旬の野菜なんだから切っただけで美味しいよ、と

味付けしなくていいものばっかり。


ほろ酔いのまま料理して、食べる際にまた135mlのビールを飲んでほろ酔いで食べる、平和やなぁ。




夏にはやっぱりこの曲でしょ。


気怠くないけれど、名曲なので。
始まりはさみし気なのに、いつの間にか明るいメロディになって、そしてまたいつの間にかさみし気なメロディが来る、とっても不思議で魅力的な曲。
最後のヒュ~ヒュ~という音はテルミンと言う楽器の音。Wikipedia




ビールと言っても発泡酒。
135mlを日に3本くらい飲んでたら、かえって高くつくけどね

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そこはやせ我慢で行こう!*ミニアイスバーグの画像

2017-07-27 20:46:47 | アイスバーグ
先日、少し年上の知人から暑中見舞いのハガキが届きました。

突然の手紙や葉書をいただくとうれしいものです。

ワクワクしながら早速読んで見ると


「先日、暑いのに友達と〇〇に行ってきました。

夏休みで込んでいて人が多くてびっくり。

暫くは来ないようにしようと思いました。

疲れてしまい何も楽しくなかったです。

年ですね。

時節柄くれぐれもご自愛ください。」

う~ん、何なんだろうこの内容、、、

これを読んで楽しい気持ちになる人っているのかなぁ。

少なくとも私は楽しくならなかったぞ。

彼女、何故、暑中見舞いを出す気になったのだろうか?


やっぱり、もらって読んで楽しい気持ちになる葉書を出した方がいいんじゃないの?と思う。

例え、本当に上記のような気持になったとしても

「お元気ですか?

先日、暑かったけれど友達と〇〇に行ってきました。

夏休みに入っていたので親子連れが多く、賑やかでみんな楽しそうで私達もウキウキしましたよ。

バーゲンだったので新しいお洋服を一着買っちゃいました。

今度また、一緒に行きましょうね。

時節柄、くれぐれもご自愛ください。」

と、そこはやせ我慢でこれくらいは書いて欲しい。


年齢が行けば行くほど、若い人に「あんな風に年を重ねたい」と思ってもらえるように努めたい、と思っているんですけどね。


元気のない日だってたくさんあるけれど、そこは空元気、やせ我慢、するしかない、、、よね?








今年は、アイスバーグがたくさん咲いたし、いろんな方に挿し木してみたら?とお花を差し上げました。

注目を浴びてうれしかったのか、5月から今もまだずーっと咲いています。

花は小さいですが、そこがまた可愛いので写真を撮りました。




 

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浴室クリーニングをしてみた。*りんちゃん画像

2017-07-26 19:51:20 | 日記
夫婦二人になり、家族5人で住んでいたころに比べると金銭的余裕が出たような、そうでもないような、、

今後のことを考えれば、貯蓄も大事なのかもしれないが

夫が呪文のように「今使わないでいつ使うの?動けなくなったら(そうなるにはまだ早い)使いたくても使えないようになるねんよ。」

と、耳元でささやくので

ついつい財布のひもが緩くなる。

まぁまぁ結構なお値段と分かってはいたけれど、

ご近所さんで「年に一回浴槽のクリーニングをしてるのでいつまでも綺麗なのよ」と、常々おっしゃっている方がいるので

思いきって、業者さんに浴室クリーニングをお願いすることにしました。


自分ではちゃんと洗っているつもりなのに、洗い場のスミや排水溝の蓋とアミ(?)の部分が黒ずんでいるのが気になっていました。

「特にそこをよろしくお願いします」と頼んでみました。

業者さんは、「こうなったらきれいにはなりにくいです」と、おっしゃいましたが

完璧ではないけれど随分綺麗にしてくださいました。

もちろん、鏡も浴槽の蓋もいろいろ気になっていたところがピカピカに!やったー!


さて、料金ですが息子が勤めている会社と言う事もあって10パーセントオフにしていただいて15552円。

そして、「浴槽のエプロン部分とファンの部分は、本当はオプションで別料金ですが、今日はサービスでさせていただきました。」と言う事でした。

エーッ、じゃあ浴槽のエプロン部分とファンの部分の料金も入れたら、かなりの金額ですよ。

もう二度としないかも


なるべく汚さないようにするしかないですね。


そして、綺麗好きな生徒さんが、「お風呂に入り終わったら壁も洗い場もどこもかしこもすべて水気が残らないように拭く」とおっしゃっていたのを思い出して

私はそこまではできないけれど、せめて浴槽の蓋と洗い場と排水溝くらいは拭いて、蓋と排水溝の部分はベランダに干しておこうか、と思っています、が

いつまで続くか、、、

今は、夏だからいいけど、寒くなったら無理かもですが、まぁね、続くところまでやってみましょう。


どの道も険しいですが、掃除の道も中々険しいです、、。


PS,自分では気を利かせたつもりで、風呂桶やシャンプーリンス等すべて取り除いておいたのですが、本当はそれも全部綺麗にしていただけるとのこと。

もし、クリーニングをなさろうとしている方がいたら、普段のままでお願いしてくださいね。


                  *****************************



夏のベッドで就寝中


ん?せっかく寝てるのにうるさいわね。


写真撮るのはやめて!


その後、廊下へ移動してしまったりんちゃんでした。


ZZZZZZ

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バラの花の鉢カバーの続き*ゴシップ好き?

2017-07-25 20:43:48 | トールペイント*ステンシル*ハンドメイド
私の長年の望みは、一人でずっとペイントしていても楽しい(ストレスがたまらない&孤独感を感じない)状態が続くこと。

ここの所、友達に会って食事したりどこかにお出かけする意欲が減退しているので、上記の望みがいよいよ叶う時が来たのかも?と思っています。

何も予定のない日の過ごし方は、午前中は好きなように家事をして、午後からペイント、そして夕飯の買い物を兼ねて散歩、となっています。


バラの花の鉢カバーも少し進みました。




まだ出来上がっていません、リボンの上にブルーベリーを描き足すつもりなので、ブルーのペンで下絵が描いてあります。
小さな葉や茎や、まだまだこれから描き足すつもりです。

鉢カバーなので4面あって、ここからまたデザインを考えるのが楽しいようなつらいような、、。

生徒さんが「素敵!」と言ってくださることを夢見てがんばろう!


               **********************************


今年4月から習いに来てくださっているTさんは、某女子高で教鞭をとっていらした知的な美人。
(家庭の事情で教師はおやめになったので昼間が空き、習いに来られています)

割と騒がしくおしゃべりしながらのうちの教室で、いつも一人黙々と懸命に描いてくださっています。

先日のお稽古中の事、私が「W.ケンさんが、謝罪会見されたんだってね、見損ねちゃった。」と、皆さんに言いましたら

Tさんが「W.ケンさん、何かされたんですか?」と、お聞きになりました。

「えっ!Tさんご存じないんですか?今流行りと言うか不○○しはったんです。」と、お答えすると

「へぇ、ぜんぜん知りませんでした。M.和代さんのことも知らなかったし、、芸能界の事何も知らないわ」と、おっしゃったので

「M.和代さんのことは、どこで知ったんですか?」と、お聞きしたら

「ここの教室です。」とTさん。

「、、、、、、、、、。」私、絶句。

いや~、うちってトールペイント教えてる教室じゃなかったっけ?ゴシップ教えてる教室だった?みたいな

ホント、お恥ずかしい事でございます。


言い訳じゃないけど、政治からアート、音楽、健康、ガーデニングそしてゴシップと幅広く話題を提供しているつもりです、ゴシップだけではありませんから、

と取り敢えず書いておきます











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映画 ダンサー、セルゲイ.ポルーニン世界一優雅な野獣

2017-07-23 14:14:17 | 映画
映画を観てからもう1週間も経ってしまいました。

拙い表現力で感動を伝えられるかどうか?取り敢えず書いてみることにします。


バレエに詳しいわけではないのでセルゲイ.ポルーニンのことは全く知らなかったのですが

ヌレエフの再来と謳われ類まれなる才能と人を惹きつけずにはいられないそのカリスマ性は、彼のダンスシーンを一目見ただけで誰しもが納得する事でしょう。

ずば抜けた身体能力、優雅でありながら荒々しく激しい豊かな表現力、主役であるべき女性のソリストをも凌駕してしまうくらいの魅力があるのでは、と思うほどです。


1989年、セルゲイ.ポルーニンは、ウクライナの貧しい家に生まれます。

母親は、彼の才能を信じ、自分のすべてを彼に費やしイヤ家族をも巻き込んで彼を一流のダンサーにするためにのみ生きていく決意をします。

高額のバレエ学校への費用、さらにイギリスのロイヤルバレエ団へ留学させるための費用を工面するために

自分はもちろん、父親はポーランドへ出稼ぎに行かせ、自分の母親も他国へヘルパーとして働きに行かせます。

ロシアでは母親の厳しい監視下の元、イギリスに留学してからはロイヤルバレエ団でのつらく厳しい鍛錬にも耐えて、ひたすら最高のダンサーになる事を目指すセルゲイ。


才能があったとはいえ、何故彼はそこまで頑張れたのか、それはただ一つ、バラバラになった家族を一つにするため。

愛する父親愛する祖母を呼び戻しまた暖かい家庭を取り戻すため。

それなのに、両親は彼が16歳の時にあっけなく離婚してしまうのです。


目的を失った彼は、心が崩壊しどうして踊らなければならないのかどうやってこの厳しい日々に耐えて行けばよいのか分からなくなり、生活は荒れていきます。

しかし、16歳の少年には踊ること以外なすすべもなく、有り余る才能は花開き19歳で最年少のプリンシパルとして華々しくデビューします。

バレエダンサーなら誰もがうらやむ地位を手に入れても、満たされない空虚な心

映画の中で「両親が離婚したときに心を閉ざしたんだ、もう二度と愛するものを持たないと心に堅く誓ったんだ。」と言っています。


プリンシパルとなって、人気はうなぎのぼり、誰もが熱狂するのですが

荒れ果てた心を持て余し、薬に手を出し、体中に刺青を入れ反抗的な態度を繰り返すセルゲイ。


自分で選び取った人生ではなく、母親に言われるがままに生き方を決めてしまったからなのか、踊る理由が見つからずに彼は22歳にしてプリンシパルの地位を捨てロイヤルバレエ団を退団してしまいます。

「もう、バレエはやめる。」

幾度となく彼の口から出るこの言葉。

映画を観ながら、マイケルジャクソンを思い出してしまいました。

物心つかないうちから、父親の命令でジャクソン5として音楽活動を始め、学校にも行かず友達と遊ぶこともない子供時代を送ったマイケルは

〈自分には子供時代と言うものが存在しなかった、与えてくれなかった父を憎んでいる〉

また、コンサートに関しても何度も何度も〈これでおしまい二度とコンサートはしない〉と発言しています。(それでも、結局は音楽に戻っていくのですが)

セルゲイ.ポルーニンにも、厳しかった母親を憎んでいる部分がありました、その証拠にロイヤルバレエ団にいる間、一度も母親を招待しなかったのです。


一時ふらふらとしていたセルゲイは、意を決してロシアに戻ります。

そこで、人生の師であるイーゴリ.ゼレンスキーと出会い再び踊る意義を見出し、しばらくは踊りに没頭するのですが

2年も過ぎるとまた空虚感が頭をもたげ、同じことの繰り返しの毎日が苦痛になってくるのです。


「やはりもう踊ることはきっぱりと終わりにする、そして新たな道を求めて、演技者になろう。」

そう決心したセルゲイは、ロイヤルバレエ団にいた頃の友人に「最後に思いを込めて踊りたい曲があるんだ〈Take me to Church〉、いい曲だよ。振付してくれないか。」と頼みます。

1日9時間かけて5日間で撮影したそのダンスは、YouTubeにあげられ2000万回以上再生され、セルゲイを知らなかった人たちをも熱狂の渦に巻き込み

その踊りを真似する子供たちの動画もいくつもあげられるほどの反響があったのです。


セルゲイはインタビューでこの〈Take me to Church〉を踊った時のことをこう語っています。

ーこれで何もかも終わりなんだと言う気持ち、臨終の感覚のようななかで踊っていると、自分の中のもやもやとした霧の中のようなものが少しづつ晴れていくような気がした。

空っぽになって、感情の赴くまま踊りました。

すると、僕が捨て去ろうとしているものの事ばかりが頭に浮かんで、とても悲しかった。

それで思ったんです。僕は何かを見失っているのかもしれない、と。

踊りを続けながら業界を変えていくことも出来るんじゃないか?と思いました。-


改めて、踊ることを愛している自分に気づきYouTubeの反響で、自分の踊りが人々に何か与えることが出来るんじゃないかと感じたセルゲイ。


苦しむことあがくことにより、また、一度死(踊りを辞めると言う)を体験し、一歩高みに上ることが出来たセルゲイ。


現在は、過酷なダンサーたちの環境を変えるためにダンサーにも発言権を与えられるようにするためにダンサーを支援する〈プロジェクト.ポルーニン〉を立ち上げ

ダンスに俳優にと自分らしい自在な活動を目指し邁進しているようです。

映画の最後のバレエ公演では、父親、母親、祖母を招待し自分の成長を見てもらい、今の自分は家族のお蔭で存在している、と感謝の言葉を述べていました。

家族が皆笑顔で彼を祝福し、やっと彼の心は満たされたのではないでしょうか。

おばあちゃんが彼に「素晴らしかったわ、セルゲイ、本当にごめんなさい。」と言っていた言葉が印象的でした。


彼は、成長過程で母親を恨みこんな自分にした事を母親に謝ってもらいたい、と語っていました。

おばあちゃんは、何となく厳しい道を歩ませてしまったセルゲイを可哀想に思っていたのかもしれませんね。

そんなおばあちゃんに、
「どうして謝るの?」と、穏やかに微笑みながら答えるセルゲイの姿も素敵でした。


バレエをしていない人にも、人として成長すると言う事がどういう事かと言う事が明確にわかる素晴らしい映画ですので、沢山の方に観に行ってもらえたら、と思いました。



PS,ロイヤルバレエ団にいた頃の事ですが、バレエ界は規律が厳しく、旅行はダメ(ウクライナにも一度も帰れなかった)、TV出演もダメ、週六日一日のほとんどをバレエに費やしても
 
自分の部屋さえ借りることが出来ないほどの給料だったそうです。

あの華やかな世界の裏側は、過酷な状況が、、

バレエ界を変えたくなる気持ちがよく分かりますね。





体中に刺青が


舞台に出る前には、心臓の薬、活力が出る薬、痛み止めを飲んでから出るそうです。


子供の頃を映したホームビデオもふんだんに使われていました。





Take me to Church


クラシックバレエのドン・キホーテを踊るセルゲイ、 美し過ぎる。






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バラの花の鉢カバー(バックはシルクスクリーンを使って)、今週土日で描いたのはたったこれだけ、、

2017-07-17 20:21:17 | トールペイント*ステンシル*ハンドメイド
暫く筆を持たなかったので、集中力が続かない。

ちょっと描いては、スマホを触ったり、アイスクリームを食べたり、ため息をついたり、「んんんシンドイ」とうなったり、昼寝したり

土曜日は結局2時間、日曜日はやっとこさ3時間描いただけ。


昨日の日曜美術館で放映されていた川端龍子は、毎日毎日朝9時から夜9時までアトリエにこもっていたそうです。

宮尾登美子さんが書かれた『序の舞』でも上村松園(がモデルだった)は、画室にこもって絵を描いていたと言う描写がしょっちゅう出てきます。


何故、ここでこのような大天才大画家が出てくるのか?

そこまで好きやったらええなぁうらやましいなぁ、と言う根性のない私のしょうもないつぶやきのためです


夫の趣味はゴルフ、私は音楽や映画と全く趣味が合いませんが、何故か『日曜美術館』だけは一緒に見ます。

川端龍子の絵は、どれもすごい迫力、芸術性も高く、感心しながら見ました。

時間があったら、TV画面を写してその絵の素晴らしさをご紹介したいと思いますが、、、(?)


土日、取り敢えず筆を持ったので、今日はご褒美に映画を観に行ってきました!(あくまでも自分に甘い)

『ダンサー、セルゲイ.ポルーニン、世界一優雅な野獣』(バレエダンサーのドキュメンタリー)

久々にパンフレットが買いたくなるくらいいい映画でした。

また明日か明後日にでも感想を書きたいと思います。



描いた部分のみアップさせてください、バックは川島詠子先生のシルクスクリーンを使用しています。



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日曜日の楽しみ、新聞の読書のページを読む

2017-07-16 11:30:02 | 読書
日曜日の朝の楽しみの一つに、新聞の読書のページを読む事、があります。

朝食を終えて、慌ただしく席を立って家事を始めることもなく、ゆっくりと新聞を読む、だって休日ですからね。

いつも注目している記事『悩んで読むか、読んで悩むか』、本日の回答者は精神科医の斎藤環さん。

相談内容をかいつまんで書くと

「若いころは、何とかなるさ、で気楽に前向きにがんばることが出来ていたけれど、もうすぐ50歳。

仕事、親の介護、子供の将来、と先の見えない不安で押しつぶされそう。

周囲の人たちは元気そうに見えますが、、、どうすれば前向きに生きられますか、いい本をご紹介ください。」


斉藤環さんお薦めの本は

ジョン.ウィリアムズと言うアメリカの作家の小説『ストーナー』。

この本は、かなり地味なお話で読んだ後にもりもり元気が湧いてくる本ではないと言う事です。

「でもまぁ、そんなエナジードリンクみたいな本は、その辺にいっぱいあるじゃないですか」と斉藤さんはおっしゃっています。


そうそう、そこですそこ。

みんながみんな、読んだ後さわやかに元気になれる本で心が癒されたり前向きになれるってわけじゃない、と言うところが大事だと思うんです。

読書ではなく音楽ですが、私がここの所ずっと聴いている『ゆらゆら帝国』(現在は解散しています)は、虚無的後ろ向きそしてよく分からない世界へいざなってくれると言った類の音楽ですが

聴いているととっても癒されるんです。

そして、作詞作曲を担当している坂本慎太郎さんはインタビューの中でこうおっしゃっています。

「どの作品においても、楽しくなったりやる気になったりする音楽を作ろうと思ってはいるんですけど、

〈テンション上げて行こうっていう曲〉とか〈つきぬけたさわやかな曲〉を聴いても、みんながみんな元気になるわけじゃないと言うか

自分の場合、100%ポジティブなメッセージを投げかけられても、むしろ気が滅入るだけなので、そんな自分にとっての楽しい表現はこれが最大限っていうことなのかもしれませんね」
(THE VICECHANNELSからの引用です)


話は逸れてしまいましたが、この齋藤さんお薦めの地味なお話は、実に味わい深い奥行きがある本だと言う事です。

本書が教えてくれるのは「人生の辛さや苦しさにもさまざまなきめや風合いがあり、そこに複雑な味わいがある」という真理です、と書かれています。


この本を読んでそこまで読み取れるかどうかは、読み手の才能も必要かと思いますが、読んでみたい気持ちにさせられますね。


齋藤さんは、最後「どんな人生も〈不幸〉や〈不安〉といった貧しい目盛りで切り捨てるには、いささか豊かすぎるのです。」と結んでいらっしゃいます。

自分が不幸不安と感じている渦中にいるときに、そんな風に人生を俯瞰して見ることが出来るかどうかまったく自信がありませんが、心に留めておきたいと思います。

(相談者と斉藤環さんの言葉は、すべてAsahi新聞からの抜粋です)



                 *******************************


『池上冬樹が薦める文庫この新刊!』では、多くのフロストファンが翻訳を待ち望んでいた(いや、待ち望みながらも恐れていた、何故ならこの本が最終作だから)

〈フロスト始末〉R.D.ウィングフィールド作(海外ミステリー)の紹介が載っていました。

これでもう愛すべきワーカーホリックで下品でエネルギッシュで温かい心の持ち主フロスト警部ともお別れかと思うと、さみしい気持ちでいっぱいになりますが

これはもう絶対に読まないといけませんね。

上下2冊(それも一冊が分厚い)、読み出したらやめられない面白さなので、暑くて何もしたくない真夏にクーラーの中で布団に寝転がって読みふけりたいと思います。

                              『冬のフロスト』について書いているページがあります、興味があれば読んでみてください。





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急にやっちゃいけないヨガのポーズ*ツタヤまで散歩

2017-07-15 20:33:37 | 日記(ユーモラス系)
水曜日の生徒さんたちは、ほとんどの方がヨガを習っていらっしゃいます。

お稽古の後のお茶の時間に

「このポーズが、やっと出来るようになったのよ。」(正座してから右も左も足を横にずらし、そのままの状態でだんだんに背中を床につける、つまり寝る)

「私、それは最初からできたわ。」

「Mさんは、体が柔らかいもんね。」

と、皆さん、ヨガ話で盛り上がっていました。


皆さんが帰られた後、昔取った杵柄(かなり前ですが3年間習っていた事がある)で、私も出来るかも、と思ってやってみました。

出来たことはできたけれど、痛い!痛かった、太ももが壊れるかと思うくらい痛かったのでした。


次の日、朝からなんだか歩くときに歩行困難みたいな、太ももや膝に違和感が、、

「おかしい、、どうしたんだろう、急に足に老化が来たのか?」

うーんよくよく考えてみたら、前の日の急にやってみたヨガのポーズが悪かったんでした。


それから二日間くらい歩くときに太ももと膝が痛かったです。


本日土曜日には回復し、トールペイントした後、ツタヤまで散歩。



散歩に行く前、リンちゃんが可愛い格好で座っていたので


生き生きとした夏草が美しかったので


西宮市役所のビルの屋上に立っているアンテナが不思議な形をしていたので


道端に咲いていた小さなひまわりが可愛かったので



最近、写真を撮ることにはまっています、写真を撮りながら歩いています、スマホでですけどね。
本日の歩数5526歩、でした。


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うちのブログ、いったい何人くらいの方が読んでくださっているんだろう?*空の写真

2017-07-13 20:42:16 | 日記
アクセスランキングをチェックしたら、日に80人から150人くらいの方が訪れてくださっている振り幅の大きいうちのブログ。

昨日、急に閃いて空の写真を撮ることも好きなので、インスタグラムで空の写真の部(?)も作ってみようかと思い立って

自分のブログの中の、空の写真を貼っている記事を検索してピンタレストにピンしていたら

本日の記事の人気ランキングのほとんどが、空の写真の記事ばかりに!


あれ~?どういう事かしらん、私が検索した記事ばっかり、、、

自分としては割にたくさんの方が読みに来てくださっていると思っていたのに

実は、読者になってくださっている数人の方(リアルタイムアクセス解析でお見掛けする)と友達3人(にのみ教えている)くらいにしか読んでもらっていないのかもよ。

と、思ってしまいました。


アクセスランキングもリアルタイムアクセス解析も、信じてよいのか当てにならないのか??ですね。


こうやって発表している限りは、たくさんの方に読んでいただきたいとは思いますが、好きなことを書き散らしている一貫性のないブログだし

高望みは禁物。

数人でも読んでくださる方いてくださるのなら有難い、と謙虚に思わなあかん、と、気を取り直しました。


PS.最近はブログの写真をコピペ出来ないようにしてあるので、先ず必要な写真をピンタレストにピンして、それから保存して、それをインスタグラムに貼るというややこしいことしないといけません。


                **********************************


この前、心斎橋に映画を観に行ったとき、空の写真を撮りました。

広い空も好きですが、ビルの合間から見える切り取られたような空も好きです。















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