新幹線に乗ることになるとやっぱり本を読もうと思って本屋へ行きます。
しかし、今回東京に行く日が雨だった、これによってすべてが狂い行きはとうとう本屋に行くことが出来なかったです。
朝からじゃじゃ振りの雨、とても重い鞄を持って傘をさして阪神西宮駅まで歩いていく気にはなれず、タクシーで少し遠いJR西宮駅まで行きました。
JR西宮の駅には、新幹線の切符を買うことが出来る自販機があって、それが使ってみたくなって切符を買ってしまったため、とても急いで新幹線に乗らなければいけなくなって(自分が決めた時間が悪かった)お弁当すら買う時間が無くなってしまいました。
とても本屋さんに行く時間などは取れませんでした。
でも、自販機で切符を買うのはとても簡単で機械が事細かに聞いてくれるのできちんといい席も取れて、次回からこれで買おうとすっかり気に入ってしまいました。
行く前の予定では、新大阪の駅についてゆっくり本屋へ行って本を物色し、それからお弁当も買って、みどりの窓口で切符を買うと言う予定だったのですが、お蔭で読む本もなく食べるお弁当もなくボーっとしつつたまにスマホでいろいろ検索しながらの2時間半となってしまいました。
しょうもない前置きはさて置いて、
三島由紀夫のレター教室は、娘宅にいる間に娘の勤めている
蔦屋家電に遊びに行き、そこで見つけて娘の家でのPCのない夏の夜長に、もしくは帰りの新幹線の中で読むつもりで買ったのです。
この本は、大昔、20代の頃に読んでとても面白かった記憶があって、蔦屋家電の手紙についての本がたくさん並んでいるコーナーで見つけて懐かしくなり椅子に座って4~5ページ読み直してみたらやっぱり面白そうだったので購入しました。
蔦屋家電は、広いスペースにありとあらゆる本、雑誌、写真集、美術書、絵本などなどが置いてあって、それが手に取って読めるようにあちこちに椅子が設置してあります。
スターバックスなどもあって飲み物を飲みながらゆっくり本を読むことが出来るので、一人で来たら終日楽しめそうな気がします。
本以外にも、もちろん家電、DVD、CD、ステーショナリー、輸入玩具、ボタニカルショップ、ファミマ(コンビニがあってよかった、急に雨が降って来たので慌てて傘を買いに走った)といろいろなショップがあって大人が楽しめる知的空間となっていました。
また、コンシェルジェと呼ばれる商品の説明や相談に乗ってくれるその道のプロの方たちが常にその辺りにいらっしゃって、これは何かの時に心強いなぁと思いました。
こんなに広いと読みたい本をどうやって探せばいいんだろう?こういう時のためにリサーチするtabletのようなものも置いてあってその本のある場所を印刷することもできます。
私も読みたい本をtabletで探して、早速印刷してみたのですが、きちんと店内の地図も載っていて、素晴らしかったです。
が、しかし方向音痴の私は結局どこの書棚にあるのかが読み取れなくて最終的に店員さんに案内してもらうことになりました、本当に情けない
地図を見ながら探すのですが、同じところをぐるぐる回ってまた最初にいた所に戻ること数回、
方向音痴の人は動いているものにしか関心を示さないと聞いたことがありますが、もしかしたら店内のお客さんにばかり目が行っていたのかもしれません。
で、何を探していたのかと言うと、倉橋由美子の『
聖少女』、例の雑誌『スタイル』の今月号に面白いと紹介してあったので読んでみたかったのです。
しかし、数ページ読んで挫折、私にはもうこの類の本を読めるような感性が無くなってしまったようです。
10代か20代の頃なら面白くてのめり込んだかもしれませんが、、、。
さて、大人のおとぎの国のような蔦屋家電で出来ることならゆっくりしたかったのですが、今回は娘の家の家事をすることが目的だったので、洗濯物や夕飯が気になり2時間ほどしかいることが出来ませんでした。
またいつかゆっくり来ることを夢見て、バスに乗って娘の家に帰りました。
『レター教室』は、とても面白く読みました、また後日感想を書きたいと思います。

おしゃれなボタニカルショップ

こんなに詳しく本のある場所がプリントされて!ほんまに便利やわ~(見つけられへんかったけどね(^^;))