Pains パリの味

パン屋、ベーカリー作りを応援します。

ベーカーテクノサービス

個人ベーカリーの作り方

2015-05-22 19:15:40 | Weblog

レジ台とサンドイッチショーケース(幅900mm)

 
900mmパン用棚 2台

売り場2坪、サンドイッチ製造スペース及び接客スペースが約1坪、これだけのスペースに90種類の商品が並びます。

2坪の売り場に什器が並び、4席のイートインコーナーが稼動。5~6人入店すると身動きが出来ない広さですが、売り上げは個人ベーカリーの平均売上を上回ります。営業時間は9:00~15:30、この短い営業時間で、驚きのベーカリーです。

100%スクラッチ、冷凍生地に依存せず、自ら全ての生地を仕込み、シーター作業を行い、更に障害を持った方々への就労支援も行う。

この特別な環境のベーカリーに提供した配合は、他店へは提供していない特別な物ばかりですが、その製法もまた特別で、イースト量、天然酵母量、発酵時間、発酵法など、特別な温度設定を施したリターダーと冷蔵庫を駆使し可能にしています。

焼きたては美味しくて当たり前。特に食パンは購入3日後、4日後でもトーストすることで焼きたての美味しさが蘇る、そこを追求した食パンです。

フランスパンも天然酵母(レーズン種ルバン)を使用し、翌日も美味しさを味わえる。
デニッシュ、クロワッサンはバターを使用する。配合、製法も妥協せず、長時間発酵の後ロールインを行い、口溶けの良さと口の中に広がる香りを重視。

ドイツパンは、サワー種を使用。日持ち、美味しさの良さは格別。


これもドイツパンのミッシュブロート生地に、生地の倍量のフルーツを練りこんだ「フルヒテ ブロート」



キッシュ、このアパレイユも驚きの配合です。

特別な美味しさを味わえるパンと焼き菓子、サンドイッチなど、これらに良いサービスがプラスされればお客様は集まります。

恵まれないパン屋を助ける会

2015-05-02 18:07:48 | Weblog
 
羽田空港の夜景、地方での仕事帰り、高速バス待ちの時間を利用して、

活動内容
開店はしたものの、売上が伸びない、漸減状態である。このようなベーカリーを助ける活動です。

売上を伸ばすには、品質が良いことが条件として挙げられます。
パンの品質
サービスの質

売上が伸びないベーカリーでは以上の2点が好ましくない、

その他には
商品構成が歪、商品が出店した土地柄に合っていない、
焼き上がり時刻が遅い、開店時に商品が無い、需要と供給にずれが在る、
朝、昼、夕方はそれぞれ売れ筋商品が異なるが、その把握が出来ていない、

以上のような問題を見極め、商品構成再構築、配合・製法の適正化し必要な時に必要な商品を供給できる体制作りを支援します。


 
離陸風景

この時、設備、特に冷蔵設備(冷蔵庫、冷凍庫、リターダー、ドゥーコン)をフルに活用した、生産性の良い工程を提案します。同時に、労働時間短縮と焼き上がり時刻の適正化、美味しさ、風味、食感の改善と、老化の遅いパンの製造法を提案・指導します。

パンだけでは客単価が低く、売上が伸びない要因でもあります。

そこで、焼き菓子の提案を行います。
クッキー、パウンドケーキ、タルト、シュークリームなど、これらの充実でギフト用アイテムを強化します。

その他、季節商品
シュトーレン、クグロフ、ギャレットデロアなど