広東省東莞にて

Pain aux noix,

中国の小麦粉に慣れたこともあり、大した苦労も無く焼けるようになりました。今回は直焼きパンは予定に入っておらず天然酵母を全く持参せずに行きましたが、急きょ直焼きパンをと依頼があり、促成の天然酵母を起こし、試作となりました。

今中国は添加物の規制が厳しく、イーストの使用量も対粉2.5％に制限され、モルトも無く、特に薄力粉の品質が悪いこと、この点に悩まされます。

この直焼き（天板で焼いているので直焼きではありませんが）が予想外に好評で、中国で急速に伸びそうな気配を感じました。


フーガス、

東莞にきています

広州空港から車で約１時間、東莞という大きな町に来ています。今は雨が多く、昨日は大雨でした。昨年１２月から３回目で、今回は特にドーナツの生地改良とドーナツの商品構成見直しが主な目的です。

この会社、来るたびに商品、人材ともに進歩していて驚きますが、今回は商品、パッケージの改善が進み、新メニューが増え努力の跡がはっきり見えます。ドーナツ生地も前回の時の生地ではなく、今回新しい生地を提案する必要が無いように思えました。

小麦粉をはじめとして材料に問題があり、一方で添加物の種類と使用量に厳しい縛りがあるので、ケーキドーナツ一つ作りにも時間が必要です。

春、柏市ペジーブル

柏市ペジーブルと桜

１月から忙しい日々で、やっと暇が出来ました。来週からまた中国ですが、束の間の安らぎ。

気がつくと季節は春で、桜咲く４月になっていました。３月中旬まで新潟、隠岐、出雲、隠岐、中国と出張が続き、やっと休みが取れました。

ペジーブルは順調に売上を伸ばし、今も毎日記録を更新し続けていて、スタッフの疲れが心配になってきました。機材の能力も限界を超え、商品構成と工程を早急に考えなければなりません。８月のグランドオープンから半年でここまで売上を伸ばした裏には、地道な広報活動もありました。

全くの素人が中心で、オープン当時はアンパンの包餡もまともに出来ず、色々な形のパンが並んでいましたが、今は綺麗に揃い努力の跡が見えます。

来年はカフェも開店する計画で、ベーカリーの激戦地で益々目が離せない存在になりそうです。