天然酵母パンドカンパーニュ
材料 小麦、外麦か内麦か、産地、銘柄、
小麦粉 淡白量、灰分量、
こんなところから、どんなパン作りに向いているか判断し、作りたいパンを思い浮かべながら、配合を作り、ミキシング、醗酵、分割、ベンチタイム、ホイロ、焼成と進めて行きます。
パンにも商品設計があって、形、焼き色、追求する風味、食感、日持ち、大きさ、価格、売り場の何処へ陳列するか、お客様にどう見ていただくか、等など。
ミキシング、特に風味、形、焼き色などを左右します。ミキシングを長く掛ければボリュームは出ます。しかしパンの命の香は悪くなります。これは醗酵とも関連し、ミキシングは短時間で、醗酵で生地を作ることも出来ます。醗酵で生地を作ることで風味が損なわれず、美味しいパンになります。また、パンチの有無でも風味は変わります。勿論パンチをしたほうが風味ガ良い事は言うまでもありません。
醗酵時間はイースト量、天然酵母量、モルト量、生地温度、その他材料も関係し、また作るパンによっても異なり、パンチ時期、その強さも変わります。また、季節、工場・厨房の環境、醗酵室・ドゥーコンの設定などにより変えなくてはなりません。
その為、配合及びマニュアルは店店により異なります。勿論ミキサーの種類でも異なります。縦型、スラント、スパイラル等、そもそも生地作りの目的が異なります。