gooブログはじめました!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

来たボールだけを打つ人

2024-06-28 07:28:00 | 日記
じっとしていてきたボールを打つ人がいる、ボールが相手陣地に打ち込まれて、ゲームの流れでそこから展開されるゲームを予想して打ち返されるボールを待つのが楽しみなのだが、その人は自分のところ、打てるボールしか対処しない、バックに来た横を通るボールには見向きもしない。

じっとして待ち受けて打つのだから少しは強いボールがうてる。

でも打ち返されたボールの対処はしない。

サイコロ賭博のように出た目で終わり、その続きは無い。

テニスは身体能力を発揮するために筋肉を鍛え、戦略を考える脳を鍛え、知恵を使って相手が予想して準備出来ない技を発揮して楽しむゲームだと思う。

予想していなかった技も既知のものとして対処することが楽しい。
確かに割り切りは大切で、そこはテニスゲームのカウントの面白いところで、「連続しての失点」をしない限り勝ちはしないが負けもしない。

アジャストする機会が与えられているのだ。

テニスが面白いのはそこの仕組みだと思う。

絶対的に強い人が勝つゲームでもあるが、一度の失敗で勝敗が決まらないところが面白い。