朝の散歩 虫や植物

奈良散策　第144弾

７月５日の朝の散歩のときに撮った写真の続きです。最近は撮影対象が何となく虫中心になってきています。





最初はアオメアブ。





これはたぶん、ママコノシリヌグイ。



それから、シマアシブトハナアブ♀。これはいつもの「ハナアブの世界」のハナアブ写真集を参考にさせていただきました。



これはミズアブだろうと思います。用水路越しに望遠で写真を撮っているので、画質がいまいちです。



それから、ツマグロヒョウモン。



それから、ウラナミシジミ。ウラナミシジミというと秋の発生を思い浮かべますが、「日本のチョウ」によると、本州南岸では越冬が可能で、７月に発生した後、発生を繰り返しながら北上するようです。



これはルリシジミ。





アカメガシワは雌雄異株です。上は雄株の花、下は雌株の若い果実です。



これはツバメシジミ。



それから、シオカラトンボ。





これはセンニチコウ。



それからケイヌビエ。





総が二股に分かれるのはキシュウスズメノヒエのほか、アメリカスズメノヒエもそうなので、採集して「日本イネ科植物図譜」で調べてみました。詳細はまた今度載せますが、これはキシュウスズメノヒエのようです。







キシュウスズメノヒエが生えていた所にはガマとヒメガマが生えている小さな池があるのですが、そこでチョウトンボを見つけました。これまで、何度か飛んでいるところは見たのですが、写真を撮ったのは奈良ではこれが初めてです。





これは民家の塀に咲いていました。たぶん、リュウキュウアサガオ。（追記2021/07/19：種名としてはノアサガオがよさそうです。これはオーシャン・ブルーという園芸品種のようです）





スベリヒユが花をいっぱい咲かせていました。





ちょっと花を拡大して撮ってみました。意外に綺麗な花です。実はこの日は午後も写真を撮りに行ったのですが、それはまた今度にします。

雑談１）これまでずっとカメラ３台（一眼レフNIKON D7100とNIKON P950、Canon SX70 HS）と双眼鏡、採集用具などをもって散歩に出ていました。一眼レフと双眼鏡はカメラバッグに入れて右肩から斜にかけ、それにP950をやはり右肩に斜にかけ、右ポケットにSX70 HSを入れていました。これだけカメラを持っていると、たいがいの場合に対応できるので重宝していました。こんな荷物を持って朝は１時間半、それに午前中か午後に２時間ほど歩いていたのですが、だいぶ前から右大胸筋が痛くなり始めました。最初、原因が分からず、湿布を貼って、スポーツジムなどでの運動を控えていたのですが、散歩は毎日のように行っていたのでなかなか治りません。それが、梅雨で最近散歩を控えていたら、だんだん痛みが治まってきました。治ってきたなと思って、昨日、また散歩に行ったら、再び痛くなり、原因がカメラの持ちすぎであることが分かりました。やはり、こんなにたくさんのカメラを持って歩いたのでは駄目なのですね。今日は肩に下げずにカメラバッグを手持ちで行ったのですが、やはり不便です。どうしたらよいでしょうね。

雑談２）昨日の夕方に家族と散歩に行ったときに、ナデシコ科かなと思った小さな花が咲いていました。いかにも外来種みたいなので、今朝、カメラ２台だけを持って写しに行きました。家に戻ってから調べてみると、ベニバナセンブリというリンドウ科の外来種でした。日本のセンブリと同様、大変苦いそうです。そのほか、地味なイネ科を採集してきて、夕方調べてみました。コスズメガヤという花柄や包頴、護頴に腺のある植物でした。顕微鏡写真を撮ったので、また今度出します。胸の筋肉が痛むので、しばらくはカメラを持っては遠出せず、近場で調べてみようかなと思っています。