奈良散策 第1326弾
10月13日は大和郡山市にある小泉神社で秋祭りがあるというので行ってみました。ここの秋祭りではふとん太鼓が出るというのです。ふとん太鼓を見るのは初めてです。ふとん太鼓の宮出は13時というので、その前に行われる宮入も見ようと思って、ちょっと早めの11時ごろにJR小泉駅近くの駐車場に着きました。

駅から小泉神社まで歩きました。途中の富雄川にかかる小泉橋には秋祭りの旗がいっぱい立てられていました。

民家の入り口には御神燈の提灯が吊り下げられています。

小泉神社に近づくと、祭りの格好をした人が続々やってきました。どうやらもう宮入は終わったようです。行くのが遅すぎました。


そして、小泉神社に着きました。お祭りなのにあまり人気がありません。

階段を登ると、門の向こうにふとん太鼓が並んでいるのが見えました。やはり遅かったのですね。


拝殿前には立派なふとん太鼓がいっぱいです。Wikipediaを見ると、ふとん太鼓はもともと大阪河内・泉州地方で始まったようです。寛政8年(1796年)に出された「摂津名所図会 巻之四 大坂上」を見ると、難波御堂のところにふとん太鼓の絵が出ていました(ここで見ることができます)。大変賑やかな様子です。

並んだふとん太鼓の向こうに小泉神社の拝殿が見えました。

本殿の方を写したものです。小泉神社の御祭神は素戔嗚尊と誉田別命です。

ふとん太鼓は北之町、市場、本町、市場第三、西方(にしほう)の5つの町が出していました。ふとん太鼓の写真は順不同にいろいろな方向から撮ったのですが、各町ごとにまとめてみました。これは北之町のふとん太鼓で、上にふとんが5段摘まれた大型の神輿です。横にあるのは提灯です。




これは市場のふとん太鼓でやはり5段のふとんが積まれていて、横には提灯が置かれています。



次は本町の大型のふとん太鼓です。


布団の下にはりっぱな彫り物があります。


ふとんを留める帯には月と日の金具がありました。

これは市場第三のものです。ふとんは三段の小型のものです。

上には雲をかたどったものが置かれています。

神輿の中にある太鼓も撮ってみました。この中に何人か入って太鼓をたたくのでしょうね。

最後は西方のふとん太鼓で、やはり大型のものです。宮出の13時までには時間があったので、近くで食事をすることにしました。ふとん太鼓の宮出については次回に載せます。

ついでに、小泉神社に来る前に撮った植物の写真も載せておきます。これはブラジルコミカンソウ。

それにタマスダレ。

シュウメイギク。

そして、ヒャクニチソウです。
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