奈良散策 第40弾
25日に新しいカメラが届いたので、早速、試し撮りに出かけました。夕方の16時頃だったので、陽が傾きやや暗くなりかかっていたのですが、テストするにはちょうど良いかなと思って出かけました。新しく届いたカメラはキャノンのSX70 HSです。これまで、PanasonicのDMC-FX150を愛用していましたが、購入してから10年近くになり、ズームの望遠側の焦点距離が大きくありません。この間からオオジュリン、ベニマシコやクイナを撮影するときにもう少し何とかならないかと思っていたのですが、引っ越しのついでだから買い替えようと思い、ついに注文しました。以前のカメラと性能を比較してみると、以下のようになります。
Panasonic DMC-FX150
1/2.3 MOS、1,210万画素、f=4.5~108mm(35mm換算で25~600mm)、F2.8(W)/5.2(T)~F8.0、AF: 0.3m(W)/2m(T)~∞、15s~1/2000s、ISO 100~3200、ファインダー 20.2万ドット
Canon SX70 HS
1/2.3 MOS、2,030万画素、f=3,8~247mm(35mm換算で21~1,350mm)、F3.4(W)/6.5(T)~F8.0、AF: 0(W)/1.8m(T)~∞、15s~1/2000s、ISO 100~3200、ファインダー 236万ドット
望遠側の焦点距離が2倍以上、画素数も2倍近く、ファインダーは実に10倍近くドット数が増えています。たぶん、手振れ補正も格段に向上していると思うので、ちょっと期待できます。

そう思って、撮影に行きました。最初にいたのはタヒバリです。

次はムクドリ。


それにツグミ。ファインダーで見ると、以前とは比較にならないくらい鮮明に見えています。思わず、立ったままシャッターを切って、うまく撮れているつもりでした。帰ってから見てみると、みんなぶれていました。やはりカメラを固定して撮らないといけなかったのです。ファインダーに騙されてはいけない!


レンゲが咲いていました。これは近かったので、まあまあ撮れました。


佐保川に行くとモズがいました。モズはどうやってもうまく撮れるようです。


モンシロチョウも撮ってみました。これも立ったまま撮ったので、シャープさがありません。

川の中のミシシッピアカミミガメです。


今頃はこのクサフジがいっぱいです。小葉の数が14枚程度なので、たぶん、

モンキチョウもいました。

ツグミを撮ってみました。夕方でだんだん暗くなるので、しゃがんでカメラをできるだけ固定して撮るようにしました。それがよかったのか、写真が少しマシになりました。


それにヒドリガモ。

スズメです。

河原に菜の花がいっぱい咲いていました。

対岸にいたオオバンです。さすがに大きく撮れます。

だいぶ暗くなった川にクサシギがいました。以前のカメラではまずうまく撮れない状況ですが、まあまあ撮れます。


夕陽でレンゲの花が綺麗だったので撮りました。

最後は電線に止まっていたハクセキレイです。背景が明るいので露出補正をしたのですが、まだ足りなかったようです。
感想)重さは今までのカメラと変わりないので、チョッキのポケットに入れて歩けました。ズーム倍率が65倍というのはやはりすごいです。何にしろびっくりしたのはファインダーが見やすいこと。ついそれに騙されてうまく撮れたと喜んでいたら、みんなぶれていました。手振れ補正をそれほど信じないで、撮影はやはり今まで通りにカメラをいかに固定して撮るかということにかかっているようです。
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