奈良のむし探検

奈良に引っ越しました。これまでの「廊下のむし探検」に倣って「奈良のむし探検」としましたが、動物・植物なんでも調べます。

午後の散歩 シロバナサクラタデに集まる虫たち

2021-08-30 20:34:25 | 奈良散策
奈良散策 第190弾


8月21日の午後、写真を撮りに行ったときの続きです。最近は散策なのか、虫探しなのか、自分でも区別がつかなくなってきたので、今回も虫ばかり撮ったのですが、「奈良散策」にそのまま入れておくことにしました。この日は最初、ノブドウに集まる虫を撮った後、今度はシロバナサクラタデを見に行き、帰りにまたノブドウを見てみました。その時に撮った写真です。









これはヒメカメノコテントウのせすじ型だと思われますが、クロスジチャイロテントウと同じようにシロバナサクラタデの花に潜り込んでいます。クロスジチャイロテントウは花粉を好むのではと思ったのですが、ヒメカメノコテントウもそうなのかな。





これは別のヒメカメノコテントウです。









クロスジチャイロテントウもいました。筋の薄いのとか濃いのがいます。



これはシマアシブトハナアブ



写真がぼやっとしていますが、ジュウシホシツツハムシです。





それから、コアオハナムグリ。腹部が黒いのがよく分かります。



このハマキガはだいぶ迷いました。色合いとか筋とかから、リンゴコカクモンハマキかなと思ったのですが、自信はありません。



オンブバッタ幼虫です。



それにキタキチョウ









これはコモンツチバチ。ツチバチの仲間は花の上を這うように動き回るので、写しにくいのですが、なんとか撮れました。









シロバナサクラタデの咲く休耕田を離れ、用水路に行くとシオカラトンボ♀が産卵していました。その後ろを♂がずっと見張っています。



帰りにもう一度、ノブドウが咲いている場所に行ってみました。なぜかノブドウの近くでは、シラホシトリバがあちこち飛び回っています。



ノブドウの花はこんな風に最初は花弁と雄蕊があるのですが、やがて左の花のように花弁と雄蕊が落ちてしまいます。



落ちた状態の花盤には蜜腺が多いので、蜜が出て虫が集まります。ヤブガラシもブドウ科なので、まったく同じですね。



これはムラサキシラホシカメムシ。(追記2023/02/07:斑紋の大きさが,「小盾板基部の幅の1/4」には達しないので、おそらくマルシラホシカメムシだと思われます




最後はノブドウにやってきたアゲハでした。


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