奈良のむし探検

奈良に引っ越しました。これまでの「廊下のむし探検」に倣って「奈良のむし探検」としましたが、動物・植物なんでも調べます。

早朝の散歩 ヒバリ、甲斐神社

2025-03-10 21:01:29 | 奈良散策
奈良散策 第1450弾


3月8日早朝の散歩は金魚池周辺から甲斐神社、アピタ大和郡山店東側、近鉄郡山駅付近にまで行きました。たぶん、5kmほど歩いたのではないかと思います。甲斐神社に行ったのは翌3月9日にお田植祭があるので、その下見です。



いつものようにため池でミコアイサを探しました。数は少なかったのですが、この日もいました。



いっぱいいたのはハシビロガモです。







ミコアイサの雄もいました。何か魚を捕まえたようです。





草原にヒバリの番がいました。すぐ近くだったのですが、草が邪魔でうまく撮れません。





と思ったら、一羽が飛んできてすぐ目の前に止まりました。雄です。ひょっとして雌を守ろうとして、注意を引くために飛んできたのかな。



金魚池ではオオバンがゆうゆうと泳いでいました。



金魚池の縁にダイサギコサギの群れが止まっていました。大きさ比較のために撮りました。



金魚池越しに見た朝陽です。雲が多いですね。



そして、甲斐神社に着きました。これは道に面している一の鳥居です。



そして、こちらが二の鳥居。



境内は案外広くて奥に拝殿が見えました。



由緒が書かれていました。読むと意外に古い神社のようです。この神社は田中町にあるのですが、「日本三代実録」という平安時代に編纂された歴史書にも載っているようです。以前、「古事記」や「日本書紀」を調べていた時に、国立国会図書館ディジタルコレクションの「日本三代実録」も見たことがあったので、その文章を調べてみました。巻十の貞観七年四月の記事に「廿五日乙亥授大和国无位田中神従五位下」という由緒書に書かれている文は確かに載っていました。大和国にある無位の田中神に従五位下を授けるという内容です。田中神というのが甲斐神社で祀られている神のことなのでしょう。貞観7年というのは865年のことです。



狛犬も撮ってみました。狛犬の左側にごろごろと円筒形の石があるのは、以前、ここに赤い鳥居があったので、その土台のようです。





石灯篭の下に鹿の彫り物がありました。



先ほどの「日本三代実録」の記事と玉葉集に載っている歌の碑です。



右側が毘沙門天堂、左側が田中町公民館でした。



甲斐神社を離れて別のため池に行ってみました。カモがほんの少しいただけでした。最初、マガモの雌かなと思ったのですが、たぶん、オカヨシガモの雌ではないかと思います。



これはオウバイ







最後はウメの花に来ていたメジロでした。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿