奈良のむし探検

奈良に引っ越しました。これまでの「廊下のむし探検」に倣って「奈良のむし探検」としましたが、動物・植物なんでも調べます。

久しぶりの虫探し 収穫なし

2022-12-26 19:30:20 | 奈良散策
奈良散策 第670弾


今日の午後は久しぶりに虫探しに出かけました。田んぼの畦とか、用水路脇の草むらとか、用水路とか。でも、全然いなかったですね。ユスリカぐらいはいると思ったのですが。



用水路脇に建っている建物の壁を探していて、やっとこんな幼虫を見つけました。「原色日本蛾類幼虫図鑑」を見ると、ニカメイガの幼虫に似ている感じですが、どうだか分かりません。



草むらで虫探しをしたのですが、まったく見つかりません。落ち葉をめくってやっとアリを見つけたのですが、名前は分かりません。



仕方がないので、花でも写すことにしました。これはオオイヌノフグリ



それから、ホトケノザ



これはナヨクサフジ





背の低いタンポポです。総苞外片が反りかえっているので、セイヨウタンポポみたいです。

午前中の散歩 猫4匹とノスリ

2022-12-25 20:34:14 | 奈良散策
奈良散策 第669弾


今日は朝、曇っていたので散歩に行かなかったのですが、10時前には晴れてきたので、急遽、散歩に出かけました。手元にブログに出す写真がなくなったので。





こんな時間だとさすがにあちこちで猫がでてきます。これは「猫広場」の近くにいた黒猫。2匹いたのですが、同じ猫を2枚撮ったのか、違う猫を撮ったのか分からなくなりました。



ため池を見ると、カイツブリがいました。鳥除けの糸が邪魔なのですが、とりあえず撮っておきました。



「猫広場」の横にある金魚池の縁を別の黒猫が歩いていました。これはいつも舌を出している猫ですね。



もう1匹いました。私の姿を見ると、すぐに石の向こうに隠れたのですが、頭の先が見ています。



そのままじっとしていたら、次第に顔を出してきました。



胴体も撮ろうと思って、横から撮ってみました。





逆光で撮ったモズです。



スズメがこんなに群れていました。



遠くを見ると、ワシタカの仲間が飛んでいました。次第にこちらに近づいてきたので、設定を飛ぶ鳥撮影用に変えて撮ってみました。









ノスリですね。まあまあ撮れました。



シジュウカラがいたのですが、木の枝が邪魔でなかなかうまく撮れません。





しばらくすると、1羽だけ電線に止まりました。ちょっと見上げるようになってしまいましたが、とにかく撮れました。



民家の壁にクモがいたので、NIKON P950に1mのクローズアップレンズを取り付けて撮りました。たぶん、以前からいるキクヅキコモリグモではないかと思います。





金魚池の縁で猫がいました。ずっと目をつぶっているので、寝ているのかな。これは「シロ」と名付けた白猫の子供です。顔つきが「シロ」そっくりになってきました。その「シロ」は今年の1月に見てからまったく姿を見せなくなりました。



新木山古墳の木にサギ類がいっぱい止まっています。



アオサギダイサギですね。

雑談)今日は二つの問題を考えました。一つはカメラの被写界深度についてです。接写で倍率を上げると、ピントの合う範囲(被写界深度)がどんどん狭くなってきます。それで、絞りを絞って撮るのですが、あまりに絞り過ぎると今度は回折広がりによりぼけ始めます。この両者のバランスを取って撮るとうまく撮れるようになります。被写界深度と絞りによる回折広がりは以前、式で表したことがあったので、両者の関係をどうグラフに表したらよいか考えました。

もう一つは最近のコロナについてです。通常、感染力が大きいと急激に感染者数が増大し、ピーク時の感染者数も多くなります。一方、感染力が低いと、感染拡大速度は小さく、ピーク時の感染者数も少なくなります。ところが、今回の第8波は感染拡大速度がゆっくりしている割に、感染者数は今まで以上に増えてきています。SIRモデルでは、感染拡大速度とピーク時の感染者数は共に感染率、回復速度、未感染者数の初期値で決まります。これらの3つのパラメーターとの関係を調べてみました。

早朝の散歩 金魚、鳥、猫

2022-12-24 20:23:15 | 奈良散策
奈良散策 第668弾


12月21日早朝の散歩のときに撮った写真の続きです。



この朝も氷点下。寒いと金魚も一か所に固まっています。



酸素供給のための噴水もなんとなく寒そうです。





金魚池の縁にダイサギがいました。よく見ると、コサギもたくさん混じっています。大きさがだいぶ違いますね。





電線に止まっているのはコサギばかりでした。



これはヒヨドリ





そして、セグロセキレイです。







金魚池の横から見慣れぬ猫がやってきました。黒白の猫では鼻の下に黒紋があるのが2匹、まったくないのが1匹いました。口の下に黒紋があるのはこれが初めてです。







これはイソシギ。昨年も同じ場所にイソシギが1羽来ていました。同じ個体なのかな。





最後はツグミでした。

雑談)最近、天気が悪いので、なかなか朝の散歩に出かけられません。それで、手元の写真がとうとう無くなってしまいました。明日の予報も曇り。ブログに出す写真はどうしようかなぁ。この間からまとめていた「大和郡山の鳥」という冊子の原稿がほぼ出来上がりました。結局、ドバトも入れて83種になりました。これから点検をして、来年早々にでも製本に出そうと思っています。

早朝の散歩 夜明けと山と猫たち

2022-12-23 20:22:53 | 奈良散策
奈良散策 第667弾


12月21日早朝の散歩のときに撮った写真です。この日も朝は氷点下1度。寒い朝でした。



7時2分、陽の出る直前です。まるで山が燃えているようです。





電線にはムクドリとスズメが群れて止まっていました。





7時7分、もうすぐ陽が出ます。





金魚池に張った氷が真っ赤に染まっています。



氷の模様は面白いですね。



厚さが2 cmほどの厚い氷もありました。



民家の塀を猫が歩いていました。最近は寒いのかまったく猫に会わなかったので、ちょっと嬉しくなりました。この猫は11月初めに「猫広場」で見た茶トラのようです。





「猫広場」には黒猫が1匹だけいました。



稲刈りの後に生えてきたイネも赤く染まっています。



7時23分、金魚池がたくさんある場所に来た頃はだいぶ明るくなっていました。



遠くに高そうな山々が見えます。ネットで調べてみると、大峰山系の山のようです。ちょっと名前を付けてみました。違っているかもしれませんが。



稲村ヶ岳と思われる付近を望遠で撮ってみました。結構、はっきり撮れます。





いつもの水を抜いたため池に着きました。陽の光の中を電車が通り過ぎるので、何枚か撮ってみました。



今度は南西側の山を撮ってみました。たぶん、右側の少し高いところが金剛山頂上(1125 m)、左の電波塔が立っているところが湧出岳(1111.9 m)ではないかと思っています。



その電波塔あたりを望遠で撮ってみました。意外に大きく撮れます。もうちょっと続きがあるのですが、次回に回します。

浮見堂、頭塔、鳥

2022-12-22 21:23:27 | 神社・寺・古墳など
奈良散策 第666弾


12月16日、春日大社の御旅所の下見をした後、浮見堂に行き、その後、頭塔(ずとう)を見に行きました。御旅所の下見の写真は昨日載せたので、残りの写真を載せます。



この日は高畑駐車場に止めて、歩いて御旅所に行きました。その途中、アセビのつぼみが以前見たときより大きくなったようです。



飛火野の向こうには若草山が見えています。



そのすぐ右側には高円山の大文字が見えました。





如何にも「奈良」、という景色です。



片岡梅林にはシジュウカラがいました。

この後、御旅所に行き、一之鳥居に寄った後、帰りは浮御堂に行ってみました。





この時期になると、浮見堂に観光客はまったくいません。





中でゆったりとすることができました。





池にはマガモがいっぱいです。



探すとホシハジロが混じっていました。



それに、カルガモも。(追記2023/01/16:たぶん、コガモだと思います





岸にはダイサギがいました。

この後、頭塔(ずとう)に行ってみました。頭塔というのは奈良時代に作られた仏塔です。「奈良まほろばソムリエ検定」によると、767年に東大寺権別当実忠が造営したという記録があるそうです。昭和晩年以降の発掘調査によると、時期的に上下に分かれていて、下段は方形でこの上に石積みの三重塔が載っていたと推定されているそうです。上段は瓦葺き石積みの七重塔になっているとのことです。



この写真の場所には「ホテル ウェルネス飛鳥路」が建っていて、以前、泊まったことがありました。その時に頭塔は見学したことがあったのですが、今はそのホテルも解体されていました。公共の宿を引き継いだ(ネットを見ると、「厚生年金飛火野荘」だったそうです)、ゆったりとした気分になれるホテルだったので、ちょっと残念です。





お陰で頭塔はよく見えるようになりました。これは北側からみたところです。





そして、これは東側から見たところです。



瓦屋根の下には石仏が納められています。





こんな石仏が全部で27体もあるそうです。