著者の、冒険とともに生きてきた過程を写真と簡単な文章で綴った本。ここには実践者としての強みもあるし、慎み深さもある。そうだ、今日も生きていることが冒険なんだ。が、それをこれほどまでに実感できないのは、やはり毎日を漫然と生きているからだ。非常にもったいないことだし、憎むべき状況だとも思う。なんとかしたい。なにかをしたい。
西新はハコニワでの展示即売会は今日で最後です。
油絵500えん、パステル画300えん、陶器200えんより。つちむしはおみやげに。
夕方5時まで。来てねー。
草の真ん中進んでる。
ざざざざざっと掻き分ける。
草いきれ。
バッタが跳んだ。
2回目の夏。
長く生き過ぎた。
肉裂かれ。
蛆が涌き。
骨乾き。
朽ちていく。
掻き分け進み進み。
自らの身を想像しては。
なぜか笑む。
かつて見た屍。
地に大気にリンクしていた。
ふ、ふ、ふ。
必死さが。
ふ、ふ、ふ。
生きている。
ふ、ふ、ふ。
証なのだ。
楽しいな獣。
今おれは。
お前とも大地とも。
繋がっているんだな。
ふ、ふ、ふ。
笑ってしまう。