コンパクトディスクレポート。
やちむんってなんだ?おじさんの一人ユニットバンドだ。一人だからバンドじゃないか。沖縄のゆるさとロックのばかばかしさ。いいね。味があるね。紙一重だね。
副題・「自然死」のすすめ。
自然死をたくさん看取った医者でしか書けないこの真実。なんとなくだが持っていた死ぬときに対するイメージがほぼ確信に変わった。そして具体的にどうすればいいのかがよく分かった。本当言うと僕の死体は自然界に食べられて欲しいのだけれど、それはちょっと難しそうなので又の機会に考えて計画することにしよう。
自然死が一番いいこと、老いには逆らわないこと、癌とは戦わないこと、そして死を考えることはそのままどう生きるかに結びついていくこと。
健康診断や人間ドッグやがん検診は、受けない方がよりよい人生のためだな。
樹々に囲われた。
池のある公園で。
ミンミンゼミが鳴いている。
傾いた日後ろに映えて。
葉っぱのシルエット。
あの頃からそうだったのかな。
僕は満足さ。
ひとりで散歩。
傍には彼方。
飛び石の道。
向こう側からおじいさん。
うまくすれ違えなくて。
お互いにすいませんと言う。
ああその頃から。
そうだったのかな。
いつの間にか僕は。
おじさんになり。
打算のない笑顔で。
人と話ができるかな。
小学校の窓。
遠くから眺める。
どの教室かな。
イスに座って雲を見ていた。
僕は満足さ。
夕暮れ迫る公園で。
ミンミンゼミが鳴いている。