
明日のことを語るのは。
もうやめにしてしまおう。
今の子らを大事に思えば。
ほっといても未来はあるから。
それよりも楽しいことを。
もっともっと楽しいことを。
絶望が霞むくらいの。
腹の底から湧き上がるほどの。
もうやめにしてしまおう。
今の子らを大事に思えば。
ほっといても未来はあるから。
それよりも楽しいことを。
もっともっと楽しいことを。
絶望が霞むくらいの。
腹の底から湧き上がるほどの。

副題、映画は近代の幻を暴く。
ということで、2015年からの映画批評、を借り物にした社会論。
繰り返し伝えているのは、社会というのは大規模定住社会になった時点からクソ社会であることが運命付けられているということ。上手く回すことが元から困難でほぼ不可能だということ。なるほどと納得する。
それに抗う処方箋もいろいろと書いているわけですが、やはりなりすましか。それと、正しいけれど楽しさもある、ではなく、楽しいけれど正しさもある、にシフトしていく必要があると。
今の社会的危機は絶望的で難しいけれど、諦めてはいないのだなあということが見て取れる本だった。