田沼正史 『日本ロック史』

日本戦後の黎明期からのロックシーンの流れを面白くまとめているファンタジー意欲作。
ここに書かれているのが事実かどうかというのは１番のトピックではなく、とにかく読んで面白く、紹介されている音源を聞いてみたくなることが何よりの収穫。感覚で聴く＋脳で聴く。
そしてもう一つの楽しみはこの本が拡散され知識体制の一つに収まっていくことを想像して楽しむこと。つまり、歴史はつくられるということだ。

大内裕和 他 『ブラック化する教育2014-2018』

対談集。
どれもかなりしっかりした対談。
そして大切なことがたくさん書いてある。
今の状況はかなり厳しいけれど、子どもらのためには我々大人が今知恵を絞って踏ん張らなければいけない。
諦めないこと。
子どもたちと対話をしていくこと。

魚座 『魚座Ⅰ』

コンパクトディスクレポート。
なんの因果か東京で魚座のCDを買うとは。
なんだかすごいいい。
言葉が。詩として、すごいと思う。
もちろん音楽もいい。

寺尾紗穂 『君は私の友達』

ミニアルバム。自主制作盤ってのがいいね。
心のままに、が好きだった。
安里屋ユンタもいい。

月見て君想ふ

2019.8.7 ボギー家族ライブ！@青山月見る君想ふ

松屋でチキンバターカレー食べながら書いてる。
ボギー家族ライブ2019、東京の部、月見る君想ふ。に行った。
福岡アンベラシュウでツアー初日を見て、その後をどうしても見たくて。
昨年も行った月見るはもうなんだか懐かしい場所になった。
テンちゃん今ちゃんから似顔絵を描いてもらった。↓
それぞれが描くスタイルが違ってて面白い。そして二人ともタッチが全然違う。どちらもいいなあ。うれしい。
子どもらと遊ぶ楽しい時間。ほんと家みたい。
不意をつかれた突然のボギトーーーク。笑って笑ってサブちゃんの話で締め。いい流れだ。
テンちゃん今ちゃんのライブペインティング。長久監督を描く。どっちもそれぞれに似てて味わい深い。
そしていよいよライブ。
いきなり今ちゃんが泣きながらの登場。ボギーさんがとりあえず裏で話を聞いている間のテンちゃんとモンドくんのステージがなんだかよかった。緊張感が高まった感じ。
今ちゃん立ち直ってからのステージは素晴らしかった。今日は安定してたなあ。ロックなのは変わらずに。
そしてその後の家族ライブは本当に最高のパフォーマンスだった。
今まで見てきた中で一番のグルーヴだったし、素晴らしい演奏、そして完璧な流れだった。
フロアの子どもたちがステージ前に陣取って大きい声で一緒に歌ってたのもよかったなあ。
そしてタコの知能は三歳児からゾンビの流れ！最高やな！テンちゃんのカホンがキレにキレてる。
ウィーアーリトルゾンビーズでは、ライブハウスならではでベースがしっかりと聞こえたけれど、バッチリのグルーヴ。モンドくん上手くなってる。
さらに客で来ていたヒカリくんとイシくんをステージに上げ、それだけにとどまらずメインボーカルで歌わせるなんて無茶ぶり、さすがボギーさんや。めっちゃレア、というか多分二度とないであろう贅沢なウィーアーリトルゾンビーズ。最高！
最後まで家族のユルさと適度な緊張感を保ったまま最高の盛り上がりで大団円。
アンコールで胴上げして締め。
いやー、本当にいいライブだったなあ。そのままライブDVDにしてもいいくらいの良さだった。
最高に楽しかったー！あざす！