餃子の皮をつくったよ。
多少形はまずくても。
包んでしまえば分からない。
食べてしまえばまずくはないね。
皮で包んで食べますよ。
何でもかんでも食べますよ。
微塵に切って全部混ぜて。
その混沌を包んで食べる。
歪な皮で。
歪だがまずくもない皮で。
ついに、と言うかやっと、と言うか。100巻過ぎて世界の切れ端が見えてくるボクシングマンガなんてもうないだろうな。
一瞬だけ生きて。
消えていくものだろう。
人類の未来のために。
なんて本気で言う人が。
いなくなればいいのに。
今日は晴れ。
いや雨か。
どっちだって。
たいしたことないよ。
って歌ってただろ。
人がいても。
いなくても。
たいした違いないよ。
梢から光を透かす。
ときどき眩しいね。
きみを思うと。
どきどきするね。
あいまいに生まれて。
あいまいに死んでいこう。
空のあの雲のように。
久しぶりだね。そしてやっぱり凄いね。
我執に染まる武蔵の顔が。
「思う自由をやっと手に入れた。
これで今日を生きられる。」
糠漬けを。
糠床から抜き。
流しで洗う。
ぬるま湯で。
顔洗い。
歯磨きをして。
ドアを開けよう。
鍵を閉めて。
自転車を押し。
町の中へ。
入っていくのだ。
何色を塗ろうかと。
考えている。
塗ってみて。
うまくいったら。
なんだかうれしい。
特別な。
日々を過ごすなら。
いつ死んでも。