ペン画 248

詩1972「今年も春だった」

おおいに咲いて。
おおいに散るよ。
大井に向かって。
おおいとさけぶ。
いやほんと。
満開だったとよ。
それはもう誰のため。
でもないけれど。
一度に出すやる気。
見終わりなんかないから帰る時。
今年も春だったねえ。
ってしみじみ言いよったよ。
来年生きてたら。
またね。

骨の下ねころび空

ペン画 247

憂歌兄弟 『憂歌兄弟』

アナログレポート。
憂歌団の木村充揮と内田勘太郎がたまたま結成してたまたま沖縄でレコーディングした一枚。しかもLP。って、買うでしょー！
急いで聴いたけど、やっぱよかったあ。全然気負ってなくて。ええねえ。ゆっくり聴き込むっす。

詩1971「身体親分」

今日手につけた。
怪我を見る。
開いた傷口。
血が固まってる。
僕の身体の生物性を。
まじまじと見つめる。
僕の身体は生きている。
生きようとしている。
嬉しくもあり。
後ろめたくもある。
考える。
ことなんか。
くそみたいなものだから。
よろしくっす。
身体が親分。

あ、そう空

松本大洋 『ナンバーファイブ』1~3巻

たまたま立ち読みで。はまった。おもしれー。バトルが。ストーリーでは表現できないものがバトルの中に詰め込まれているような。言語とメタ言語の関係のような。
連載を追って読んでたけど、もうすっかり忘れたから、続き読みてー。

ペン画 246

詩1970「一日一文字」

球根の中。
閉じ込めた力。
出口が。
湿って弛む。
いくぞ。
いくぞ。
下に。
上に。
ばん！
ああす。
ご。
い。
い。
き。
お。
い。