当方見聞記

旅と舞台・ライブ話を気ままに書いてます

ギッター・コレクション展

2011年02月16日 | 日記
静岡県立美術館の『帰ってきた江戸絵画 ギッター・コレクション展』に行ってきました。

今回は招待券ゲットしてたしね~

多種多様の江戸絵画がありましたね~
有名な画家を、偏りもなく数々と色々と…ま、系統で言えば、写実的なものより、ちょっと一癖ある系が多かったかな?
若冲や応挙、蕪村に白隠、谷文晁に池大雅に酒井抱一…まぁ本当に色々と
しかもスタート切るのは若冲コーナーだしね

個人的に一番印象深かったのは、円山応挙の『達磨図』。
なんか達磨さんが、他のと違うんですよ
達磨さんの目ってギョロっとしている目じゃないですか、だいたい。
なのになんと言うか…流し目(笑)
目もけっしてギョロっとしていないし
顔つきも、なんだか違うんですよ。人間ぽいとかって言うより、よく見る達磨さんよりダンディ(笑)

説明足らずで申し訳ない
気になる方は見てください。言いたい意味わかるはずだから

あとは谷文晁の山水画。
めっさ大きい絵なんですが、金屏風に力強く墨で描かれている絵なんです。
これは迫力ありましたね~豪華だし
でも墨絵だから、狩野派の派手さとは違うんですよ。
潔さがあって…武骨?そんな感じ。カッコよかったですね~

山岡鉄舟の『龍』の書もカッコよかったです
龍とは全く読めないんですけどね
見た目重視で、龍を崩して、龍の絵みたいになっているんですよ。
これはおススメ

日本画好きな自分的にはかなり楽しめました
まだ静岡以外でも、福島・千葉はこれからだったかな?でもやるので、興味がある方は観に行っていただきたいですね