上野の東京国立博物館で開催中の『仏教伝来の道 平山郁夫と文化財保護』に行ってきました
前売券まで買って、行く気満々だったからね、今回は
だって薬師寺で門外不出となっていた大唐西域壁画がとうとう外に出たんですよ
見たことあっても気になりますがな
第一室は、平山郁夫氏の集めた&保護した彫刻や壁画の文化財と、旅と絵でまとまっています。
最初は、スケッチのような水彩画にはじまり、彫刻・壁画、ところどころに大型の絵という流れ。
彫刻は、山梨のシルクロード美術館で見たことがあるものが多かったかな?
でもやっぱり展示の仕方が違うだけでイメージも変わりますね。
すぐに「見たことある」わかったのは、単純に彫刻のバランスのせいなんですが(笑)
ギリシャ系の御顔立ちのわりには、顔に対して体がミニで手足はでかいんですよ
そして、お釈迦様がギリシャならアポロンか何か?まぁそんな勢いの彫深なお顔の美青年なの。
ま、日本の仏様の顔に慣れてしまっているから違和感起きるだけで、シッダールタの誕生はネパールですしねぇ(インド説もあり)。本来ならこっち系のお顔なんでしょうな
絵は…バーミアン絡みのは、平山氏の絵を見ると本当に切なくなります。
宗教が絡むのであまり言えませんが…やっぱりあの破壊はね…
平山氏の絵はリアルに状況を訴えるものがあるので、淡々と見える情景の中にも、独特の“さみしさ”?それより“むなしさ”かな、を感じます。
せめてこれだけでも伝えたいって言う思いですかね、あれは…
伝えたいって思いは、敦煌や楼蘭の絵にも感じますけどね。
なんていうか、自然の雄大さ、悠久の美、歴史の重さ、それと比べる“今”と自分たちの小ささ、そういうものを感じます。
ただ綺麗ってだけじゃないんですよね、説明しずらいけど…
アンコールワットに関しては、単純に個人的に思いが強いので、魅入りました
行ったこともあるんですが、あの地はなんというか…日本のお寺が好きなら絶対に気持ちが落ち着ける地だと思うんですよ。
“ときめく”より“共感”のが近い。日本的なものと何か通じる魅力があるんですよ、アンコールワットには
そんなわけで、平山氏の月夜のアンコールワットの絵があるんですが、それはかなりお気に入りな絵でしたね
第二室は、もちろん大唐西域壁画
薬師寺では建物と一体化しているので、横壁に飾られている絵が正面から見れたのは嬉しかったです
それに距離薬師寺で見るより近くで見れるこの魅力
…と言っても、大きな絵なので、結局さがって全体で見てましたが(笑)それでも薬師寺で見るのより近くで見れた気がします。
だからかな?神聖さは薬師寺で見た時のが感じましたが、迫力は今回見た方のが感じました。
特に須弥山として描かれたヒマラヤ山脈。この迫力はすごいです
今回は下絵の展示もあります。
同じサイズなんですよ、下絵も。
下絵を見ると計算されつくした感が伝わってきて、平山氏の凄さをまた感じます
やっぱり平山画伯の絵は素晴らしいですね
広島の美術館も今度行ってみたいなぁ
前売券まで買って、行く気満々だったからね、今回は
だって薬師寺で門外不出となっていた大唐西域壁画がとうとう外に出たんですよ
見たことあっても気になりますがな
第一室は、平山郁夫氏の集めた&保護した彫刻や壁画の文化財と、旅と絵でまとまっています。
最初は、スケッチのような水彩画にはじまり、彫刻・壁画、ところどころに大型の絵という流れ。
彫刻は、山梨のシルクロード美術館で見たことがあるものが多かったかな?
でもやっぱり展示の仕方が違うだけでイメージも変わりますね。
すぐに「見たことある」わかったのは、単純に彫刻のバランスのせいなんですが(笑)
ギリシャ系の御顔立ちのわりには、顔に対して体がミニで手足はでかいんですよ
そして、お釈迦様がギリシャならアポロンか何か?まぁそんな勢いの彫深なお顔の美青年なの。
ま、日本の仏様の顔に慣れてしまっているから違和感起きるだけで、シッダールタの誕生はネパールですしねぇ(インド説もあり)。本来ならこっち系のお顔なんでしょうな
絵は…バーミアン絡みのは、平山氏の絵を見ると本当に切なくなります。
宗教が絡むのであまり言えませんが…やっぱりあの破壊はね…
平山氏の絵はリアルに状況を訴えるものがあるので、淡々と見える情景の中にも、独特の“さみしさ”?それより“むなしさ”かな、を感じます。
せめてこれだけでも伝えたいって言う思いですかね、あれは…
伝えたいって思いは、敦煌や楼蘭の絵にも感じますけどね。
なんていうか、自然の雄大さ、悠久の美、歴史の重さ、それと比べる“今”と自分たちの小ささ、そういうものを感じます。
ただ綺麗ってだけじゃないんですよね、説明しずらいけど…
アンコールワットに関しては、単純に個人的に思いが強いので、魅入りました
行ったこともあるんですが、あの地はなんというか…日本のお寺が好きなら絶対に気持ちが落ち着ける地だと思うんですよ。
“ときめく”より“共感”のが近い。日本的なものと何か通じる魅力があるんですよ、アンコールワットには
そんなわけで、平山氏の月夜のアンコールワットの絵があるんですが、それはかなりお気に入りな絵でしたね
第二室は、もちろん大唐西域壁画
薬師寺では建物と一体化しているので、横壁に飾られている絵が正面から見れたのは嬉しかったです
それに距離薬師寺で見るより近くで見れるこの魅力
…と言っても、大きな絵なので、結局さがって全体で見てましたが(笑)それでも薬師寺で見るのより近くで見れた気がします。
だからかな?神聖さは薬師寺で見た時のが感じましたが、迫力は今回見た方のが感じました。
特に須弥山として描かれたヒマラヤ山脈。この迫力はすごいです
今回は下絵の展示もあります。
同じサイズなんですよ、下絵も。
下絵を見ると計算されつくした感が伝わってきて、平山氏の凄さをまた感じます
やっぱり平山画伯の絵は素晴らしいですね
広島の美術館も今度行ってみたいなぁ