今日は何色?

保護猫、ななも7歳。
大人になり落ち着いてきましたけど、まだまだ遊ぶの大好きです。

特別展「和食」に行ってきました。

2023-12-13 12:02:30 | おでかけ

先日、上野の国立科学博物館で開催されている特別展「和食」に行ってきました。

銀座線に乗ったんですけど、すごく違和感があって。

お客様が多く混雑していたので撮影が難しくてここしか撮れませんでした。

車内のカラーリングがFENDIでした。

椅子は緑色。

なんだろ、ちょっと落ち着かない。

どうやら表参道のイルミネーションとコラボしてるとか?詳しくは読まなかったけど。

乗っているお客さんの多くが外国人でしたけどどう思ったかしら?

 

電車を降りて歩きます。

12月なのに暖かい日が続いていて、ちょっと歩くと汗がでるほど。

上野の街を歩く人たちの服装も12月とは思えなかったり、朝は着ていたコートを手に持っていたり。

 

特別展「和食」は平日だったこともありすぐに入れました。

リピーターズパス割引が対象の特別展でしたので630円引きで入場できました。

友達に言われたんですけど「科学博物館なのに和食なの?」と。

確かにそうですね。どういうこと?

でも、行ってみると面白い。へえって思うことがたくさんありました。

 

第一章「和食」とは?から始まり第二章、列島が育む食材と進みます。

 

こちらは日本の天然水の一部。

日本のお水は軟水ですけど、全く硬度がないわけではないんですよね。そして産地によってその量が全然違う。

数字は含まれる硬度です。左下に見えるコントレックスはすごい硬水だとわかります。

 

日本国内の天然水に含まれる硬度は地域によって違います。

ここを見るだけで結構時間かかりましたー。お水だけで面白かったのでこの先が楽しみになりました。

 

山菜のワラビは、地域によって呼び方が違うそう。

こちらは水菜の標本。

前期の朝ドラ「らんまん」で初めて標本作りを見たのですが、この標本もあのように作るのでしょうね。時代は変わったとはいえ大変な作業と想像します。

標本の右下には産地や採集者などの情報が書かれています。

 

私たちが食べている大根も多彩。

日本で栽培されている野菜のほとんどが外国が原産だそうです。日本のものだと思っていたけど、品種改良によって今現在食べている野菜の形になったそう。

 

こちらはお米の品種改良の系譜。

今では次々と新しいブランド米が誕生していますが、それらをたどればごく限られた品種にたどり着くそう。

 

発酵のコーナーは和食と科学が結びつくコーナーでした。

和食作りに必須のしょうゆやお味噌は発酵食品。

「発酵」と「腐敗」って同じようで同じじゃない。発酵の仕組みやスーパー技術が紹介されています。

 

こちらはしょうゆ作りの際、どのタイプのしょうゆにどの菌や酵母がどのタイミングで入れられるのかが書かれています。

しょうゆの色の決まり

 

画像はありませんが和食と言えば「だし」。そして「うまみ」ですね。

こちらについても昆布やカツオなどを紹介しながら科学的な切り口で紹介されています。

 

この後は第三章~六章 和食の成り立ち、和食の真善美、わたしの和食、和食のこれからと続きます。

第一章と二章に比べて科学度は減りますが楽しんでみることができます。

ちょっと影が入っちゃったけど、日本のお雑煮分布図はやっぱり面白いと思います。

先日、マニラに住んでいた時にお隣に住んでいたお友達に会いまして、その方は和歌山の方なんですけど、お雑煮の話で盛り上がりました。彼女のおうちのお雑煮がその地域で一般的というわけではないそうで、家庭の味らしいです。なかなか東京の普通のスーパーでは手に入らない材料もあるそうです。

 

お客様の中には外国人も多くいらしていて、日本人のご友人と来ていた外国人も。

上手に日本語を話されていたけど、もしかしたら読むのは苦手なのか書いてあることをご友人が丁寧に説明していました。それを興味深そうに楽しそうに聞いていて質問したりいろいろ話されていたのが印象的でした。

特別展「和食」は4月から各地で開催されるそうです。

ご興味のある方、お近くで開催されるときに足を運ばれてはいかがでしょうか。

 

次回の特別展は24年3月16日から「大哺乳類展3」だそうです。


養老渓谷に行ってきました。

2023-12-04 15:26:32 | おでかけ

先日、市原市に住む友人と養老渓谷へ行ってきました。

当初はただ会ってしゃべり倒す予定だったのですが、天気も良かったのでドライブしながら急遽行くことに。

友人と会うのはいつ以来?結構前ですね。1年近くぶりかも。

電話で話したりはしていたんですけど、会うと決めていた日に私が体調崩してキャンセルしたのでね。

待ち合わせ場所から1時間くらいのドライブ。

平日の午前中早い時間だったので、そんなに観光客はおらず静かな養老渓谷。

 

こちらの観音橋を渡って階段を上り続け到着したのは

立國寺です。

出世観音。

立國寺は、源頼朝が再起をかけて天下平定を祈願したと言われる寺で、出世観音として知られています。

そうね、鎌倉殿の13人で洋ちゃん海を渡って房総半島に着いたの見た見た。

 

養老渓谷は11月23日に行った友人によるとまだ紅葉が微妙だったそうですが、私たちが行ったときは一部紅葉が綺麗でした。

台風13号の影響で遊歩道はまだ全面開通とはなりませんでしたが部分的に開通。

HPによると12月1日からさらに復旧が進んで通れるようになったとのこと。でも、まだ通行止めのところもあるそうです。

 

こちらはネットで話題になったらしい2階建てトンネル。

向山・共栄トンネルは、県道81号線のすぐそばにある、全長約110mの素掘りのトンネル。
上段の古いトンネルの下にあとから新しいものが掘られたため、珍しい二層構造となっています。西側にあるのが共栄トンネル、東側にあるのが向山トンネルだそう。

 

お腹が空いたので停めた駐車場の隣にあった食堂で限定10食の麦とろ定食を。

麦飯がいつも食べるご飯の量の倍くらいあって大変でしたけど、頑張って食べましたよ。とろろもたくさんだったのでね。

この食堂、孤独のグルメに出てきそうな食堂なんですけど、奥に会食のできるようなお部屋が広がっていて帰宅して調べてビックリ。

「割烹大新」という川魚料理にこだわったお食事処でした。

 

おなかいっぱいで向かったのはこちら。

「チバニアンビジターセンター」です。

チバニアン、「国指定天然記念物 養老川流域 田淵の地磁気逆転地層」です。

なんのこと?って感じなんですけど、こういうことらしいです。

養老川沿いに露出した地層で、約77万年前に地球のN極とS極が逆転した痕跡が観察できる。地球が持つ固有の地場「地磁気」が何度も逆転を繰り返し、最後に逆転したことが地球上で最もよくわかるそう。

2020年1月17日に、国際的に貴重な地層であることが認められ、GSSP(国際標準模式層断面およびポイント)に認定されました。

ビジターセンターでスタッフの方が簡単に(全然簡単ではなかったけど)説明してくださいました。この話を聞かないでいきなり行ったのでは訳が分からなかったでしょう。

こちらのパンフレットを持っていざチバニアンへ。

こちら多分不動滝。

ビジターセンターで見た写真とは全然違います。水がないんだそうです。

 

素掘りトンネル

この先に養老川が流れています。

そしてこちらがチバニアン

いきなり来たら「なんのこと?」ですよ。

ただ壁に杭が打たれてるだけに見えますもの。

緑、黄色、赤の杭は地磁気測定用サンプルを採取した跡だそうです。

 

チバニアンに行くときには長靴がおすすめ。

河床に化石が見られるそうなのですが、私たちは普通のスニーカーで行ったので水の中には入れず。

しっかり調べて準備をしていくべきでした。

ビジターセンターで説明を聞いているときに電話がかかってきて、長靴のことなど話されていたし、ガイドさんをお願いしていた方や、濡れてもいいスタイルで来ている方もいました。

何にも調べず通りかかったから寄っただけはダメですね。

 

養老渓谷へ行く途中にチバニアンはあるので、お出かけの際は準備をしっかりされてください。木曜日と年末年始はお休みです。

そうそう2026年に隈研吾さんがデザインするガイダンスセンターがオープンする予定だそうです。

どんな建物か楽しみ。

 

チバニアンを後にして友人のおうちへ。

高校生の子供さんが帰ってくるまでしゃべり倒して帰りました。

友人も日ごろたまったストレスが発散されたらしく、翌日はスッキリした気分で仕事ができたそうです。

良い1日を過ごせました。

 


雅楽演奏会へ行ってきました。

2023-10-27 14:44:05 | おでかけ

10月20日、宮内庁が楽部の演奏会へ行ってきました。

22日の午後の部に天皇陛下と敬宮愛子さまが鑑賞されたお姿がニュースで流れていたのでご存じの方も多いと思います。

20日~22日に開催されていて私は20日に。友人ご夫妻は天皇陛下と敬宮さまと同じ会を鑑賞されたそう!

 

こちらが宮内庁からのお葉書。

入場は大手門のみ。

開場時刻前に到着しましたがまあ、かなりのお人でした。自由席なのでね、早く行くべしです。

列に並ぶ前に入場券の確認があります。

中に入る前に荷物検査があります。小さいポケットも全て見るのでポケットの多いバッグは失敗でした。

大手門から楽部までは結構距離があります。途中何か工事してるようで工事現場を横目に歩きます。

百人番所横を通って

てくてく歩きます。前を歩いていた方が、案内をしていてたスタッフさんに「あとどのくらい?」などと聞いていました。

この後、心臓破りの坂なんじゃないかと思える汐見坂を上ると受付。

検温とアルコール消毒をして入場券と身分証明書を確認して会場へ入ります。

パンフレット

会場内は演奏時以外、撮影可能でした。

雅楽についての知識はほとんどありません。日本人なのに何にも知らない。

今年のいつだったか忘れちゃいましたがTBSの皇室特番で安住さんが宮内庁楽部の取材をしていて、この写真に写っている大きな太鼓を見てみたいなあと思っちゃったんですよね。

実際に聴くこの太鼓(たたく姿は私の席からは見えません)は目の覚めるような大きな音で、雷の音と例える方もいました。

 

宮内庁楽部による雅楽は、国の重要無形文化財に指定され、ユネスコの無形文化遺産にも登録されているんです。私のように無知な人間が皇居内で宮内庁楽部の雅楽を鑑賞できるとは、運がよかったとしか言えません。

ぜひまた機会があれば鑑賞したいものです。


大使たちの視線2023に行ってきました。

2023-10-14 21:38:21 | おでかけ

「にっぽん 大使たちの視線2023」という写真展が5日~9日まで開催されていました。

26年目を迎える、駐日外交官がにっぽんの今をとらえた写真展。
作品50点余に高円宮妃久子さまの作品も特別展示されました。

こちらたまたまニュースで知ったイベントなんですけど、行けるタイミングでしたので行ってきました。

作品は各国大使や書記官が撮影。。

きっと京都とか浅草とかそういう「いかにも日本」の写真もたくさんあったんですけど、こういう写真もありました。

プラモデルのお店。

これも「いかにも日本」なのかも。

そしてこちらも。

自販機の写真やフロアの清掃をしている方を撮影した写真などもあったり。

大使じゃないけど私もタイやフィリピンに住んでたときはいろいろ撮影しました。海外で生活していると不思議に見えることがたくさん。

帰ってきてから全ての写真がどこかにないかな?と探してみましたがネット上で見つけることができませんでした。

公式HPにも募集のことしか書いてなくて。とても良い写真ばかりでもう一度見たいなと思ったのに残念でした。

様々な日本を撮影してくださってありがとうございました。

 


スペイン大使館からの築地本願寺

2023-10-10 15:56:53 | おでかけ

今日はいいお天気ですね。昨日とは違って洗濯物もよく乾きそうです。

 

インスタなどのSNS,私はやらないんですけどアカウントは持っています。

マニラにいるときに保護した猫たちの里親探しにインスタとフェイスブックが必要で。

ああいうSNSって広告がたくさん表示されるじゃないですか。今までの検索とか関連性のあるものが多いのだと思うけど、全く縁がないものもあります。

とあるときに表示されたのがスペイン大使館のCAVA展。CAVAは好きだけど何でこの広告?

と思いながら詳細を見ます。期間限定ですが行ける日があります、そして面白そう。だってスペイン大使館に入れるんですもの~。こんな機会滅多にない。

それにしてもなぜこの広告が?よーく考えたら私、ラファエル・ナダルのインスタをフォローしているんでした。きっとスペイン繋がりだったのかもしれません。

 

会う予定だったお友達の中にスペインにご縁のある方がいます。

このお友達はタイから帰国後に住んだ街で仕事を通じて知り合った方なのですが、ご主人様が転勤族でたまたま今、東京にお住まいです。

お友達はお酒が飲めないんですけど、スペイン大使館に入れるこのイベントどうかしら?と思って誘ってみたところ「行く!」と。なのでランチの前に行くことにしました。

スペイン大使館は六本木1丁目駅、もしくは神谷町駅が便利です。初めていくところなのでスマホのマップを使って向かいます。が、入り口がわからなーい。地図ではすでに到着していて建物もこれってわかってるんだけど入り口がみつからなーい。どれだけ広いのかしら?

ようやく到着したスペイン大使館入り口にはCAVA展のポスターが貼ってありました。

雨だったので撮影はできませんでしたが。

セキュリティで要件を聞かれ(CAVA展以外にビザの申請とかあるのでね)セキュリティを通って中に入ります。

当然写真撮影はできません。CAVA展の会場はOKです。

会場に入るとエコバックとパンフレット、ポストカードに先着50人に配られる試飲券がもらえます。私は26番でした。運が良ければ試飲できるかなと思いましたが、11時半頃に到着だったので無理かなと思っていただけにうれしい!

CAVAは大好きですが、CAVAのことは何も知りませんでした。

産地はほとんどバルセロナだということも知らず。

 

この会場では製造工程や伝統製法、カテゴリーなど掲示されています。

展示された多くのCAVAの中に飲んだことがあるCAVAはありませんでした~。

この日の試飲はこちら。

こちらは非売品だそうです。なぜかはわからないんですけど。

飲んだところ、ハーブのような薬草のような・・・。

テーブルにタブレットが置いてあって「どんな味がしたか?」というアンケートでした。

その中に「八角(スターアニス)」があって「それだ~」と思いました。

文字でハーブだの薬草だとか書くと「薬くさいの?」と思われるかもしれませんね。

もっといい言葉が思い浮かべば美味しさが伝わると思うんですけど、語彙力がなくてすみません。

 

CAVAを楽しんだ後は築地本願寺へ向かいました。

最初の予定でランチを築地本願寺の紫水でいただくことにしていたので、同じ日比谷線沿いのスペイン大使館からも行きやすくてよかったんですけど、スペイン大使館から神谷町へ行けず・・・。

雨も結構降っていたのでたどり着いた駅、これがどこか思い出せない・・・。

ただ、すごく歩いて虎ノ門ヒルズ駅で日比谷線に乗りました。

虎ノ門ヒルズのオープン前だったんですけど人が多いな~と思いましたよ。オフィスビルがありますからお仕事の方々でしょうね。

それにしても~東京はほんとに人が多いですね。この人の多さは嫌いじゃないです。

 

築地本願寺と言えば、カフェでの18品目の朝ごはんが有名ですが、今回は紫水でランチをしカフェでお茶しました。

こちら、精進料理は3日前の予約ですがそれ以外は当日でOK。

法要の帰りの方や近隣で働いている方、私たちのようにランチを楽しみに来た方など、様々な方がお食事を楽しむことができます。

私たちは秋の御前にしました。

築地という立地を生かし、吟味した素材を手間を惜しまず丁寧に仕上げた料理は料理人のおもてなしの思いが込められている紫水のお料理。

お刺身が鯛とエビなのですが、これがすごくおいしい。お友達も同じように思ったそう。天ぷらも美味しかったですし、少し塩がかけられているのですが、このお塩も美味しかったです。

お味噌汁の中に正方形の白いものがあって「大きな木綿豆腐」かと思ったら真丈。これも美味しかったな~。

お友達とはランチの後、本願寺のカフェでいろいろなお話をしました。楽しい時間はあっという間に過ぎちゃって、時間が足りないな~と毎回思います。「どれだけ話すことがあるの?」と思われそうですが、いくらでもあるんですよね。

外苑前に一緒に行ったお友達もそうですし、帰省すると時間を作ってくれるお友達みんなそう。

いつもありがとうございます。また帰るときには連絡しますね。